バイナリーオプションの1分取引に規制!キプロス証券取引委員会(CySec)の許可を受けている業者を使っている人は要注意

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キプロス証券取引委員会(CySEC)は、その管轄下にあるバイナリーオプションー取引の規制枠組みの欠点を解消し、トレーダーの保護を強化するための新しい行動基準と5つの基本的な改革案を提案しています。

CySECのDemetra Kalogerou議長は、「今のバイナリーオプションには、欠陥があり、リスクの高い複雑な金融商品に投資する際に個人投資家に適切な保護を提供していない。バイナリーオプションの取引を標準化し、透明性を高めていくことで、注文を実行する際のトレーダーの条件を改善し、トレーダーの保護を強化します。」と語っています。

提案された改革案は以下のとおりです。

  • 不透明なストライキ価格の撤廃:ストライキ価格はすべてのクライアントで同じでなければならず、変動ストライキ価格は許容されません。
  • 潜在的な結果をリアルタイムで見積もる:価格は、進展する確率の割合を明確に表す、進展する入札相場のスプレッドとして引用する必要があります。
  • 取引終了時の持ち上げ制限:CIFは継続的な双方向の価格設定を提供しなければならず、クライアントは契約の終了時点からそのポジションを終了するまで待つ必要はありません。
  • 5分未満のテナント取引を禁止する:短期的なボラティリティを排除し、「バイナリベット」から保護するために、契約は最低5分のテナントを持たなければなりません。
  • トレーディングおよび決済方法論の標準化:基礎となる市場の期限切れおよび決済値の計算のためのアルゴリズムは、CySECの所定の方法論に従わなければならない。個々の方法論は許されません。

気になるのは4番目の5分未満の取引を禁止するというところですね。この提案が通れば30秒取引や1分取引などは規制にかかってしまうのでもう出来なくなってしまうということなのでしょう。1分足チャートを見ながら短期の勝負で儲けていたトレーダーにとってはかなり痛い提案ですね。

しかし、30秒取引や1分取引の場合はブローカーによる価格操作がしやすいという一面もあるので、悪徳ブローカーからトレーダーを保護するのには役に立つのではないかと思います。

しかし、この提案はあくまでもCySECの許可を受けて営業しているブローカー以外には関係のない話なので、日本で人気の高いハイローオーストラリアを使っている人は安心ですね。

CySECは他の国の基準に比べて許可基準が甘いこともあり、悪徳業者が集まりやすい傾向にあることは想像できます。しかし、全ての業者が悪徳業者というわけではないと思うので、今回の規制を快く思っていないトレーダーも多いかもしれませんね。

心配なのは30秒取引や1分取引を規制する動きが他の国の監督機関に波及してしまうのではないかということです。しばらくはCySECの試みを傍観しているとは思いますので大丈夫だとは思いますけど。

30秒取引などは制限時間内に動く値幅が非常に小さく、ここぞという時に1~2pips操作するだけで勝敗に大きく影響することを考えると規制もやむ無しかなという気もしないではありませんが、1分取引の方は残して欲しいですね。まあCySEC管轄下のブローカーに口座を持っていないので今のところ関係ないのですが。