エキスパートアドバイザー

Expert Advisors クライアントターミナルの設定
Expert Advisors

エキスパートアドバイザタブ

エキスパートアドバイザ操作に関する設定はこのタブにまとめられています。ターミナル内のエキスパートアドバイザはMQL4でプログラムされており、自動モード(自動取引)で分析や取引を行ないます。エキスパートの作成及び使用方法に関しては「自動取引」セクションに説明されています。ここでは全エキスパートに共通の設定のみを説明します。

◾エキスパートアドバイザを有効にする
このオプションで全エキスパートアドバイザの使用を有効または無効にします。無効になっていると、新しくレートの更新があったとき、どのエキスパートアドバイザにもStart()関数は実行しません。そして、スマイリーマークの代わりに、チャートの右上のエキスパート名の右側に短剣マークが表示されます。エキスパートアドバイザを有効にするには「エキスパートアドバイザを有効化」ボタンをクリックし、その後「OK」ボタンをクリックします。その結果、新しくレートの更新があるとすぐにエキスパートアドバイザが作動し始め、チャート右上の短剣マークが再びスマイリーマークに変わります。
エキスパートを有効又無効にするには「標準」ツールバーのEnable/Disable Expert Advisorsボタンをクリックします。

注意 : ◾このオプションはエキスパートアドバイザ用であり、カスタム分析やスクリプトを自動的に無効にしません。
◾このオプションはすでに起動しているエキスパートに影響を与えることはありません。即ち、Start()関数の実行中にエキスパートアドバイザが終了することはありません。
◾口座の変更時にエキスパートを無効にする 化
このオプションはアカウント変更時にエキスパートを無効にするように設定をする、防御用の機能です。例えば、これはデモ口座をリアル口座に変更したときなどに便利です。この機能を有効にするには、「口座の変更時にエキスパートを無効にする」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
◾チャートグループの変更時にエキスパートを無効にする
作業領域の全てのチャートに関する膨大な量の現設定値がチャートグループに保存されています。特にチャートグループには添付されたエキスパートに関する情報が収められています。新しいレートの更新があったとき、チャートグループに収められたエキスパートが作動開始します。このオプションを有効にしていると、チャートグループが変更されたときにエキスパートが起動することを防ぐことができます。
◾ライブ取引を許可する
エキスパートアドバイザはトレーダーの操作なしに単独で作動し、価格変動の分析及び取引を行なうことができます。このオプションを指定しないとエキスパートが行なう取引を実行しません。この制限はリアルタイムモード時のエキスパートの分析能力をテストするのに役立ちます(ヒストリーデータ上のエキスパートアドバイザのテストとは異なります)。
◾Askの手動を確認する
「手動確認」オプションはエキスパートアドバイザのライブ取引が許可されているときだけ有効になります。Askの手動確認が有効の状態でエキスパートが取引を始めようとするとき、その取引を手動で確認または中断することが可能です。つまり手動確認によってアドバイザの取引オペレーションを管理することができます。そして、入力された全ての欄を含む取引ポジションについてのウィンドウが表示されます。これはリアルタイムモードでエキスパートの取引機能をテストするのに役立ちます(ヒストリーデータ上のエキスパートアドバイザのテストとは異なります)。
◾DLLインポートを許可する
エキスパートの機能を拡張するため、DLL(ダイナミックリンクライブラリ)が使用できます。有効になっていると、ライブラリは制限なしに利用できます。無効の場合、エキスパートは外部DLLを使用することができません。不明のエキスパートで操作するときはインポートを無効にすることをお勧めします。
◾DLL関数コールを確認する
このオプションはDLLインポートが許可されているときにのみ有効になります。呼び出されたそれぞれの関数の実行を手動で管理します。無効の状態では外部のDLLのインポートが管理されることはありません。不明のライブラリで操作するときはこのオプションを有効にすることをお勧めします。
◾外部エキスパートのインポートを許可する
エキスパートアドバイザ作動中に他のエキスパートやMQL4ライブラリから関数をインポートする必要があるとき、このオプションが有効になっている必要があります。無効の状態では実行中のエキスパートは他のMQL4プログラムから関数を呼び出すことができません。不明のエキスパートアドバイザを使用するときはこのオプションを無効にすることをお勧めします。
注意 : ここで設定された 「ライブ取引を許可する」「Askの手動を確認する」「DLLインポートを許可する」「DLL関数コールを確認する」「外部エキスパートのインポートを許可する」オプションの値は新たに添付されるMQL4プログラム用のデフォルトパラメータとなります。この設定が作動中のエキスパートアドバイザ、カスタム分析、スクリプトの動作に影響を与えることはありません。

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