ポジション保有時間の短い5分足EA MT4_MACDPlus_EA_USDJPY_M5

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FXに限った話ではありませんが、エントリーした瞬間からそのポジションは様々なリスクにな晒されることになります。テクニカル要件に従ってエントリーした場合は、時間が経つにつれてテクニカル分析の効果が薄れてきます。例えば移動平均線が上を向いたらエントリーするというロジックでエントリーした場合などは、決済条件をクリアする前に移動平均線が下を向いてしまうということなどは良くあることです。エントリーした時の勢いのままに決済条件をクリアしてくれるのが一番いいのですが、そのようなことはむしろ少ないのかもしれません。

FXにおけるポジション保有時間とリスクの関係は、一般的にはポジションを保有する期間が長ければ長いほど、リスクが高くなる傾向があります。

長期的にポジションを保有する場合、通貨の価格変動によるリスクに加えて、経済的な出来事や政治的な不安定要因などの影響も考慮する必要があります。これらの要因によって、通貨の価格に大きな変動が生じる可能性があり、それによって損失が発生するリスクが高くなります。

一方、短期的にポジションを保有する場合、価格変動の影響は比較的小さくなりますが、取引コスト(スプレッドや手数料)が高くなることがあります。また、短期的な取引は、市場のボラティリティが高くなる場合にはリスクが高くなる傾向があります。

したがって、ポジションを保有する期間とリスクの関係については、短期的なトレーディングにおいても長期的なトレーディングにおいても、トレーダーが自身のリスク許容度を考慮して判断する必要があります。

また、日本時間にエントリーしたポジションが決済されないままロンドン時間の経済指標により相場が反転してしまうなどということは多くのトレーダーが経験していることでしょう。

頻繁にあることではありませんが、ファンダメンタルに重大な影響を与えるようなニュースが飛び込んでくることもあります。こうしたニュースはテクニカルに関係なく相場を大きく動かすだけの力を秘めているので痛い目に遭ったことがある人もいるかもしれません。

ポジションを保有している間はこうしたリスクが常につきまとっているわけです。長期的なスパンでトレードしている人なら問題ないのかもしれませんが、MT4で自動売買をしている人は出来るだけ短期で決着をつけてしまいたい人が多いことでしょう

こうしたポジション保有中のリスクを軽減するために最大保有時間を3時間に設定しているEAが公開されています。

MT4_MACDPlus_EA_USDJPY_M5

EA名からすぐにわかるように、MACDを使用した5分足チャートで動作するドル円用のEAです。EAの名前のつけ方も色々あるのですが、こうした機能面を表に出したネーミングはわかりやすくていいですね。勝てそうなかっこいい名前のEAもモチベーションが上がっていいのですが、味気はないけど一目でどのようなEAかがわかるネーミングというのはEA選びの際に有り難いです。

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、テクニカル分析の中でもよく使用される指標の1つです。この指標は、短期と長期の移動平均線のクロスオーバーに基づいて、トレンドの転換点を特定するために使用されます。

MACDは、以下の3つの部分で構成されています。

  1. 短期移動平均線(12日EMA):過去12日間の終値を平均した値
  2. 長期移動平均線(26日EMA):過去26日間の終値を平均した値
  3. シグナル線(9日EMA):MACDの9日EMAを計算することによって得られます

MACDは、短期移動平均線から長期移動平均線を引いたものであり、その差がグラフで表されます。この差が0を超えると、短期移動平均線が長期移動平均線を上回ることを示し、買いシグナルとなります。逆に、差が0を下回ると、短期移動平均線が長期移動平均線を下回ることを示し、売りシグナルとなります。

シグナル線は、MACDの移動平均線のようなものであり、MACDの方向性を示すために使用されます。MACDがシグナル線を上抜けると、買いシグナルとなり、MACDがシグナル線を下抜けると、売りシグナルとなります。

MACDは、トレンドの転換点を特定するために使用されます。トレンドが変化する前に、MACDがシグナル線を上抜けた場合は買いシグナル、下抜けた場合は売りシグナルとなります。ただし、この指標は単独では使用せず、他のテクニカル分析と組み合わせて使用することが推奨されています。

「週末ポジション決済機能」により、翌週にポジションを持ち越すこともないので窓が開くような動きをした時でも安心ですね。

(5月31日追記)

5月半ばまで絶好調だったのですが、それ以降は大きなドローダウンを喫してしまいました。最大ポジション数が6なので複数ポジションが同時にストップロスにかかってしまうとかなり手痛い負けを食らってしまうようですね。最大ポジション数6はいい方向に働けば一気に大きな利益を得ることが出来ますが、ロジックに相場が合わない時期はこのようなドローダウンという結果になりがちなので資金管理には十分な注意が必要ですね、

コメント

  1. 林fx-on より:

    fx-on.comを運営しております株式会社ゴゴジャンの林と申します。
    ブログでEAを作成されているのを拝見いたしました。

    弊社ではEA作成者の皆様にEAをご出品いただき、
    そちらを計測そして販売しております。

    是非ともご出品をお願いできませんでしょうか。
    http://fx-on.com/

    出品方法などご不明な点がございましたら、
    何なりとお申し付けください。

    株式会社ゴゴジャン

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