一目均衡表を使って驚異の損小利大ロジックを実現!スキャルピングEAのポートフォリオにぜひ加えたい「俺の一目」

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Oimheidi / Pixabay

スイングトレードEAとスキャルピングEAは相性バツグン

スイングトレードEAのようなトレード頻度の少ないEAを走らせているといつトレードするのだろうとついイライラしがちになってしまいがちです。特に私のようなポジポジ病の人間にとってスイングトレードEAで自動売買をすることは苦痛でしかありません^^;

しかし、過去に使ってきたEAの中で生き残っているEAのほとんどがスイングトレードロジックだったので、トレード数が少ないことには見て見ぬふりをしてきました(笑)

もしトレード回数を増やしたければ相場にあったスキャルピングEAと組み合わせるのも一つの方法です。オーソドックスで安定したパフォーマンスのスキャルピングEAと組み合わせることで、トレード回数の増加とドローダウンの軽減を期待することができます。

性格の違うEAを使うことにより互いの良いところを伸ばし、悪いところを打ち消し合うことでパフォーマンスのアップを狙っていければ良いですね。

一目均衡表を使ったスイングトレードEA

ゴゴジャンのサイトを見ると高性能なスイングトレードEAが数多く出品されていますが、その中でも最近特に気になっているのが「俺のEA」という一目均衡表を使ったEAです。

俺のEAでは一目均衡表の先行スパンAと先行スパンBにより構成される雲をロジックに組み入れています。雲はよくトレンドの判定に使用されますが、俺の一目でも、雲によるトレンド判定を組み入れているわけです。

雲でトレンドを判断した上で転換線と基準線のクロスでエントリーするのでトレンドに逆らわない生粋の順張りロジックと言えるでしょう。

ストップロスは90pips、テイクプロフィットは150pipsとなっており、それほど利を伸ばすタイプの設定ではありません。ただしトレイリングストップ(デフォルト設定はtrue)を使用する場合はテイクプロフィットはキャンセルされるので、実際は利益をどこまでも追いかけていくトレンドフォロータイプのロジックと考えていいと思います。

トレイリングストップの採用は利益を伸ばすために有効なのと同時に、負けトレードを減らすことにも役立っています。12年にもおよぶバックテスト期間における勝率は54.90%となっており、トレンドフォロータイプのEAにしては悪くない数字だと思います。

一目均衡表の雲を使ったEAは1週間くらい前に作っているのですが、俺の一目ほどではないにせよ右肩上がりのものが簡単に作れました。今更ながらに一目均衡表の潜在能力の凄さに気付かされた気がします。

俺の一目のフォワードテストはもうすぐ1年になろうとしていますが、何度かのドローダウンはあるものの順調に右肩上がりのカーブを描いています。

 

 

レンジ相場が続くと出来るだけ少ない損失で耐え、トレンドが発生したときに大きく稼ぐというEAの性格上、直線的な右肩上がりのパフォーマンスを期待することは出来ません。

運用開始直後の成績が悪かった場合にEAを使い続けることが初心者に非常に難しいかもしれません。ストップロスが固定であり、最大保有ポジション数が1であることを考えると資金管理の点では初心者にオススメなのですが、ドローダウン期間の長さを受け入れることは初心者にはちょっと難しいかもしれませんね。

このEAはバックテストとフォワードテストの結果を総合的に判断できる中級者以上のトレーダーがターゲットになっているのでしょう。

一目均衡表はラインが多いだけに様々なロジックのアイデアが湧いてくるインジケーターです。今後も一目均衡表を使用した高性能なEAが出てくることでしょう。

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