ピボットのサポートとレジスタンスのブレイクアウトでエントリーするMT4 EAをEAつくーるで作ってみた

EA
geralt / Pixabay

EAつくーるはMT4に標準で用意されているインジケータを選択しロジックを組み立てていくツールなのですが、実はすべてのテクニカル分析が選択できるわけではありません。

アリゲーターとフラクタルを使用したEAを作ろうと思ったのですが、ビル・ウィリアムスのインジケーターが用意されていなかったので寂しい思いをしたこともあります(笑)

その代わりにMT4には用意されていないテクニカル分析が用意されているので、それはそれでありかなという気がしてきました。←いいのかそれで(^^;)

気になるところではPivotが用意されていることが個人的に嬉しいですね。裁量でトレードしていた時はフィボナッチピボットをよく使っていたので、トレード戦略も立てやすいですしね。

 

Pivotの使い方にはいろいろとあると思いますが、裁量で使っていたころは主に利益目標の目安として使っていました。これが結構効果的なようでピボットの主要なラインで何らかの反応が起こることが多かったような気がします。

今回はS1、R1のブレイクアウトでポジションを持ち、S2、R2で決済するという順張りのロジックでEAを作ることにしました。

Pivotについてはこちらのサイトが参考になります。

●ピボットとその基本的な分析方法● | FXの日々~為替の情報サイト~

【ピボット(値)】
前日(前時間)のレートをもとに、とてもシンプルな計算式、
ピボット=(高値+安値+終値)÷3
で求めます。
前日(前時間)の高値、安値、終値 を足して3で割ったものがピボットポイントです。

指標として用いるときには、
このピボットポイント(以下Pとします)に基づき、

R1(第1レジスタンス)・・・・P×2-安値
R2(第2レジスタンス)・・・・P+高値-安値
H (レジブレイクアウト)・・・(P-安値)×2+高値

S1(第1サポート)・・・・・・P×2-高値
S2(第2サポート)・・・・・・P-高値+安値
L (サポブレイクアウト)・・・(P-高値)×2+安値

ではさっそくバックテストをしてみることにしましょう。

もしかすると損切りをピボットラインにしたり、利益目標をS3やR3にしたりトレンドフィルターを搭載したりすることで化けるかもしれません。

ピボットの計算には日足の高値、安値、終値を使用するので、ブローカーによって多少数値が変わってきます。そのため日足のピボットを使用するEAを作成する際には、ブローカーごとに微調整する必要があるかもしれません。

FXでの有効な手法であるブレイクアウトがピボットでも使えそうなので、今後はS3とR3の幅をフィルターにした戦略でも作ってみようかな。

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