テストパラメータの設定

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テストパラメータの設定

エキスパートアドバイザのテストを始めるには、その前に設定を行う必要があります。そのためには次のことを行います。

◾エキスパートを選択し、その入力値を設定する
◾通貨ペアとその周期を選択する
◾3つのモデリング方法のいずれか1つを選択する
◾テストの時間範囲を設定する(オプション)
エキスパートのテストと最適化を行うには、ターミナルの特別の「テスター」ウィンドウ を使います。上記のすべてのパラメータはこのウィンドウの「設定」タブで設定されます。

エキスパートアドバイザとそのパラメータ

「テスター⇒エキスパートアドバイザ」欄でテストするエキスパートを選択します。ここで選択できるのはクライアントターミナルで使用可能なエキスパートだけです。選択するには、それらをコンパイルして/EXPERTSフォルダに保存しなければなりません。

エキスパートの選択後、テストパラメータとその値の追加設定を行う必要があります。これは”エキスパートプロパティ」ボタンをクリックして行うことができます。この時点で以下の3つのタブがある新しいウィンドウが現れます。

◾テスト : 一般的なテストパラメータをこのタブに設定します。これらは対応する欄に入力する初回預り証拠金の数量と通貨です。テスト中にエキスパートによって運用されるのはこの証拠金です。テストで開くポジションのタイプもここで定義されます。タイプには、Only Long – ロングポジションだけを開く、Only Short – ショートポジションだけを開く、Long & Short – ロングポジションとショートポジションの両方を開くがあります。エキスパートアルゴリズムがどのようなものであっても、ポジションは定義された方向でのみ開きます。最適化のジェネティックアルゴリズムを含めて、最適化するパラメータ(残高、利益率、期待ペイオフ、または最大ドローダウン値または率による最小化)を選択することができます。
◾パラメータの入力 : すべてのパラメータのリストが表としてここに表示されます。パラメータの値はエキスパートのオペレーションに影響を与え、クライアントターミナルから直接変更できる変数です。これらのパラメータの値を変更するためにエキスパートコードを変更する必要はありません。入力変数の数はエキスパートによって異なります。テストでは、エキスパートのパラメータの値は「値」欄に設定します。「スタート」、「ストップ」、及び「ストップ」の欄に指定されたデータは、エキスパートのテストに影響がなく、そのパラメータの最適化の場合にのみ必要です。これらのパラメータを使ってどのように作業するかは「最適化の設定」の項で説明します。
通貨ペアとその周期

テストを開始するには、1つのエキスパートを選択して、それをセットアップするだけでは十分ではありません。1つの通貨ペアとテストの周期を選択します。これらはテストに使用されるデータです。テストでは、ターミナルで使用可能な通貨ペアを選択するか外部データファイルを使用することができます。/TESTERディレクトリに保存されている*.FXTフォーマットのヒストリーデータファイルがテストに使用されます。これらのファイルは、ターミナルで使用可能な通貨ペアが選択される場合、テストで自動的に作成されます。外部データを使用する場合は、このテストの継続を上書きしないため、対応するファイルを/TESTER ディレクトリに手動で保存して「再計算」を使用不可にする必要があります。

通貨ペアは同じ名前の欄に定義されており、周期は「周期」欄に定義されています。この通貨ペア、周期及びモデリング方法のデータファイルがない場合、データファイルは自動的に作成されます。必要なファイルがすでに作成されており、「再計算」オプションが使用可能となっている場合、データファイルが再生成されます。通貨ペアまたは周期のヒストリーファイルがない場合、テスターは最新の512のヒストリーバーを自動的にダウンロードします。

注意 : 通貨ペアに関する最新の512のヒストリーバー以外にいくつかのデータがある場合、ヒストリーデータは使用可能な最後のデータまで自動的にダウンロードされます。これは入力トラフィックを急激に増加させることがあります。
モデリングの方法

ヒストリーデータはバーとしてのみターミナルに保存され、TOHLCV(HSTフォーマット)として表示される記録を表わします。これらのデータはエキスパートのテスト時の価格変動のモデル化に使用可能です。いくつかのケースでは、そのような情報がテストには十分ではないことがあります。たとえば、日足については、1つのバー内の価格変動はエキスパートの起動につながることがあります。同時に、テスト時にはエキスパートは起動しないことがあります。言い換えると、バーのみに基づくエキスパートのテストは不正確になることがあり、エキスパートの効率について誤った考え方を与えることがあります

ターミナルでは、ヒストリーデータの多種多様なモデリング方法により、エキスパートをテストすることができます。より短い周期のヒストリーデータを使って、バー内の価格変動を見ることができます。すなわち、価格変動はより正確にエミュレートされます。たとえば、エキスパートを1時間のデータに基づいてテストする場合、1つのバーの価格変動は1分間のデータに基づいてモデル化することができます。したがって、モデリングはヒストリーデータを実際の価格変動に近づけ、エキスパートのテストをより信頼性のあるものにします。

テストには以下の3つのヒストリーデータモデリング方法の1つを選択することができます。

◾オープン価格のみ (作成されたばかりのバーを分析する方法で一番速い方法)
一部のロボット取引システムはバー内のモデリングの属性に依存せず、完結したバーに基づいて取引を行います。バーは次のバーが現れると完結します。このモデリング方法はこれらのエキスパートについて開発されたものです。
このモードでは、バーの開放がまずモデル化(Open = High = Low = Close, Volume=1)されます。それは何をもってエキスパートが先行バーの簡潔を正確に特定できるかをしめすものです。エキスパートのテスト開始に使われるのはこの初期バーです。次のステップでは、完全に完結した現行バーが表示されますが、テストはそれに基づいては行われません。
◾コントロールポイント(12のコントロールポイントのフラクタル補完で直近の短期周期に基づく)
コントロールポイントモデリング方法はバー内で取引を行うエキスパートの効率の大まかな見積りを行うのが目的です。直近の短期周期のヒストリーデータはこの方法の適用に使用できるものでなければなりません。ほとんどの場合、短期周期の使用可能データはテスト対象の周期の時間範囲を完全にカバーするものではありません。短期周期のデータが見当たらない場合、バーの追加作成が先行する12のバーに近い価格で生成されます。それは、バー内の変動は直近の12の周期における価格の変動と同じであることを意味します。それがフラクタル補完です。

短期周期のヒストリーデータが表示され次第、フラクタル補完はこれらの新しいデータに適用されます。しかし、使用される先行バーは12ではなく6つだけになります。そのことは、実際に存在するOpen、High、Low、Close価格が再現され、さらに2つの価格が生成されることを意味します。生成されたこれら2つの価格の値と場所は先行する6つのバーによって異なります。
◾レートの更新ごと(各ティックのフラクタル補完で全ての使用可能な最短周期に基づく) これはバー内の価格モデリングのもっとも正確な方法です。「コントロールポイント」の場合とは異なり、この方法は直近の短期周期のデータの生成だけではなく、すべての使用可能な最短周期のデータの生成にも使用します。さらに、同じ周期について同時に複数の周期のデータがある場合、モデリングには最短周期のデータが使われます。以前の方法の場合と同様、フラクタル補完によってコントロールポイントが生成されます。この方法はコントロールポイント間の価格変動のモデリングにも使用されます。類似する複数の入力を次々にモデル化することが可能です。この場合、2重の指値がフィルターにかけて除去され、最後の指値の量が確定されます。
大量の入力データがモデル化される可能性があることを考慮に入れる必要があります。これはオペレーティングシステムシステムの消費資源とテスト速度に影響することがあります。

注意 : ◾テスト対象周期を完全にカバーする使用可能な短期周期がない場合はレートの更新ごとのテストの開始はお勧めできません。その場合、結果は正確なものにはなりません。
◾コントロールポイントに基づくモデリングは基本的にエキスパートの最適化で使用し、すべてのレート更新モデル化はより正確なテストのために行います。
モデリングの質は「レポート」ウィンドウでチェックすることができます。「モデル化精度」欄と色付きの帯はこれを目的にしています。帯はモデリングシステムの1つの方式です。3つの色があります。

1. 灰色 : 使用可能データのこの部分はテストには使用されなかったものです。灰色はテストのために日付範囲が指定されている場合に表示されることがあります(以下で説明)。
2. 赤 : 短期周期に関する使用可能なデータが失われているため、モデリングはこの領域では行われていません。さらに、使用されたのはテストのために選択された周期の日付だけです。
3.緑 : モデリングはこの領域で行われました。色の輝度が高いほどモデリングの質は高くなります。たとえば、H1周期のテストでは、深い緑の帯はM30周期のデータがテストに使用されたことを意味し、最大輝度の場合はM1データが使用されたことを意味します。
モデリングパラメータと日付範囲(以下で説明)が変更された後、データファイルを再作成しなければなりません。これを行うには、「再計算」のフラグを立てる必要があります。上記の設定が変更されない場合、再計算の必要はありません。この場合、テスト時間を減らすため、上記のオプションを使用不可にすることを勧めます。

日付範囲

日付範囲は、すべての使用可能データに基づくのではなく一定の時空間の範囲内でのみエキスパートのテストを許可するものです。これはヒストリーデータの一定部分のテストが必要な場合に役に立ちます。日付範囲はエキスパートのテストだけではなく、バーの継続性のテストにも使用することができます(モデル化されたデータのファイルをテストに使用)。未使用のデータの量が非常に大きくなる場合の入力ごとのモデリングについては、ヒストリー全体のデータのモデリングは不要な場合がしばしばです。継続性のテストの初期モデリングでデータ範囲の設定が許可された場合、この範囲を超えるバーのモデリングは行われず、出力の継続に変換されるだけであるのはこのためです。データは受け取ったヒストリー全体に関する指標の正しい計算を可能にするため継続性から除外されません。最初の100のバーはいずれもモデリングの対象ではないことに留意する必要があります。この制限は定義された日付範囲には左右されません。

日付範囲の制限を使用可能にするには、「日付を使用」のフラグを立て、必要な値を「から」及び「まで」の欄に指定する必要があります。 設定がすべて完了すると、「スタート」ボタンをクリックしてテストを開始することができます。テストが開始されると、このプロセスの計算のおおよその時間がウィンドウの下部に表示されます。

テストのビジュアルモード

「ビジュアルモード」のフラグが立てられている場合、「スタート」ボタンをクリックした後、チャートは自動的に開き、それに基づいて、モデル化された入力順序が再生されます。再生速度は調整可能です。再生は「||」ボタンをクリックして中断することができます。このボタンを繰り返してクリックすると、モデル化された一国ごとの入力が再開されます。F12を押すと、中断モードでも次の入力を即時に表示することができます。視覚化は一定の日付までスキップすることができます。希望する日付を設定して「スキップ」ボタンをクリックした後、ビジュアルモードは中止され、テスターが定義された日付に達した後に最下位されます。

注意 : 「最適化」を使用可能にされている場合、「スタート」ボタンをクリックした後、エキスパートパラメータは最適化されますが、テストは行われません。

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