ドル円のスキャルピングEA のオススメは、White Bear Z USDJPY か

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Couleur / Pixabay

人気のWhite Bear Z USDJPY はテイクプロフィット7pips、ストップロス60pipsというかなりベタな設定のスキャルピングEAですが、フォワードテストでは相変わらずの好成績を残しています。

このEAの安心できる点は、長時間足でトレンドの判定を行い、長時間足で順張り方向に、短時間足(5分足)で逆張り方向にエントリーするという非常にオーソドックスな手法を取っていることです。

なんだかんだ言ってもトレンドの方向へのエントリーというのは長く通用する手法なので今後も期待が持てそうです。

長時間方向のトレンドについてはどの程度の時間足で測っているのかはわかりませんが、トレンドの方向にしかけていく限りは連敗はしづらいと思います。エントリーのトリガーは5分足での逆張りでしょうから、長い時間足でのトレンド確認をしないと連敗し続けてしまう危険性もあります。

この辺をうまくこなしているのが好成績を挙げている要因なのかもしれないですね。

以下の通り、EAのプロパティで変更できるオプションの機能もかなり充実しています。

■複利機能: true:複利、false:単利
※稼動履歴(フォワードテスト)は複利(mm=true)で実施。

■ニュースフィルター: 指標前後の指定時間、エントリーを制限できます。
(手動設定)

■Difフィルター:指定したpips以上の大きな変動があった場合、指定した時間、エントリーを抑制します。(5分足、15分足、1時間足でのそれぞれの変動幅で指定)

■スプレッドフィルター
※スプレッドが指定値以上の時は、エントリーしません。スキャルピングですので、可能な限り小さいほうが良い成績が得られます。ブローカーの提示するスプレッドを勘案して設定してください。

■金曜日フィルター:金曜日の指定時間に強制的にポジションをクローズさせます。

※EA内部で月曜日朝にはエントリーしないように設定しています。
■GMTオフセット:GMTオフセット値はブローカーのサーバー時刻がGMTに対して何時間ずれているかという値です。V1.05以降では、自動的にGMTオフセット値を設定する方式に変更しました(AutoGMT=true)。

ただし、バックテストを行う際は、AutoGMTを「false」に設定していただき、手動で、冬時間、夏時間、米国サマータイム/欧州サマータイムをバックテストを実施するヒストリカルデータに合わせてださい。

このオプション機能の中で気になったのが「Difフィルター」です。この機能により、指定したpips以上の大きな変動があった場合、指定した時間、エントリーを抑制します。

わかりやすくいうと急激な変動を検知したら、通常の相場とは違うのではないかとEAが判断してくれて、一定期間エントリーを行わないというフィルターです。

緊急発動FXの逆の発想なのですが、このフィルターは有効性があるかもしれません。自作のEAにもぜひ取り入れてみたい機能ですね。

自作のEAでは似たような機能を持ったATRを使ってボラティリティの変化を検知するということは取り入れているのですが、値動きの変化を直接的に検知できるDIfフィルターの方が有効かもしれません。

MT4の標準的な機能を使うだけでもかなり優秀なフィルターを構築することが出来そうですね。

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White Bear Z USDJPY

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