初めてのEAつくーる〜時間を操る(2)~アノマリーEAを作る

テクニカル分析を使用しない時間に頼ったロジック

EAつくーるはオプション機能を活用することで高度なロジックを組み立てることが出来ます。前回の記事ではオプション機能の「取引時間制限」と「指定時刻に決済」を使ったEAを作ってみました。

初めてのEAつくーる〜時間を操る(1)~指定時間帯にオープンして指定時刻にクローズするロジック
EAつくーるは取引時間を指定できる これまでロウソク足を使ったロジックや移動平均線のクロスを使ったロジックのことを書いてきましたが、基本的なことばかりでそろそろ飽きてきたのではないかと思います。 そこで今回はEAつくーるのオプション...

取引時間帯にテクニカルの条件を満たしたらエントリーするという簡単なロジックでしたが、今回はさらにシンプルにいきます。

前回の記事では移動平均線をトリガーに使用していましたが、今回は指定時間になったら有無を言わさずにエントリーするロジックです。

指定時間が来たら強制的にエントリーし、指定時間になったら強制的にクローズするというテクニカル分析を全く使用しないロジックになります。

所謂アノマリーを見つけようというのがこのEAの目指すところなのですが、果たして私のようなボンクラに相場の癖を見つけることができるのでしょうか(笑)

 

EAつくーるでアノマリーEAを作るのはとっても簡単

前回の記事を読んだ人はわかると思いますが、EAつくーるでアノマリーEAを作成するのはとても簡単です。作成するだけならほんの数分でMT4へのインストールまで完了してしまいます。

問題はロジックなのです(T_T)

そんなわけでなんとなくアノマリーっぽい動きをしている通貨ペアを探してみることから始めましょう。

ゴゴジャンで実績のあるアノマリーEAを見ることはロジックのヒントを探すうえでとても役立ちます。

アラウンドフィフティ

東京神話

数々のFXトレードの賞を受賞してきたTrader Kaibeの完全新作EA!次世代型仲値トレードのデファクトスタンダード | GogoJungleゴトー日狙いのEA | GogoJungle

この2つのEAは好調ですがどちらも昔から知られたドル円の癖を利用したロジックを採用しています。この2つのEAを研究していけばどのようなロジックが有効なのかが見えてくるかもしれませんね。

初めてアノマリーEAにチャレンジする人はぜひドル円用から始めましょう。

 

ロジックを考えてみる

ドル円のアノマリーEAってけっこう世の中に出回っているので、当ブログではドル円以外の通貨ペアでアノマリーEAを作成したい・・・

というわけで別途アノマリーを見つけるのに便利なアノマリー発見器的なEAを作成して主要な通貨ペアを探索してみました。

いくつかアノマリーを見つけたのですが今回は直近の成績も良く今後も安定しているのではないかという期待を込めてユーロドルのロジックを紹介します。

今回見つけたアノマリーは売りのみのロジックで、ある時間になったら売り、ある時間になったらクローズするというシンプルなものです。

ヒストリカルデータはデューカスコピーのものを使っているので他のヒストリカルデータだとパフォーマンスが変わるかもしれません。

具体的なロジックは以下のとおりです。

【売りエントリー】

9:00にエントリー

【売りクローズ】

15:00にクローズ

【損切】

ストップロス:100pips

【利益確定】

テイクプロフィット:100pips

たったのこれだけ、シンプルでしょ。

 

EAつくーるに入力してみる

ロジック上は売りエントリーだけなので、新規売りエントリーだけのロジックを作ればいいのですが、買いエントリーでのアノマリーを探したいときもあることでしょう。

このようなことを想定して買いエントリー、売りエントリーどちらでも使えるような形で入力していきたいと思います。

まずは基本設定でストップロス100pips、テイクプロフィット100pipsになっていることを確認します。

続いて今回のメインイベントであるオプション機能の入力です。

「取引可能時間帯」を入力していきます。

取引終了時刻は9:59にしていますが、9:00になったらすぐにエントリーしてしまうのでこんなに長くとる必要はありません。お好みで。

続いて「指定時刻に決済」を入力します。

相場が荒れているときに1本のロウソク足で何回もエントリーを繰り返すことを防ぐために「1本のローソク足でのエントリー回数制限」にチェックを入れておきましょう。

続いてエントリー条件の設定に移ります。

まずは買いエントリーからいきましょう。

ポジション1タブが選択されていることを確認します。

以下のように入力するのですが、なぜこのような設定が必要なのかというと買いエントリーをさせたくないためにわざと数式が成立しないような条件を入力しているのです。

50=100は成立しませんので買いエントリーのトリガーは引かれないというわけです。

買いエントリーを有効にしたい場合は定数を両方とも同じ値にすればOKです。

続いて売りエントリーの入力です。

今回は指定時間になったら売りエントリーするわけですから、新規売りエントリーを満たすような条件を入力します。

200=200は成立するので新規売りエントリーの条件はOKというわけですね。

売りエントリーを無効にしたい場合は右と左の定数を違う値にすればOKです。

ツールバーのセーブボタンをクリックして作業データファイルを保存しておきましょう。

ツールバーのEA作成ボタンをクリックしてEAを保存します。

以上でEAは完成です。

 

バックテストしてみる

完成したEAをMT4にインストールしてバックテストをしてみました。

デューカスコピーのヒストリカルデータでGMTオフセットは+2に設定してあります。

 

赤い四角で囲った部分をチェックしてみてください。買いエントリーが0になっているのが確認できます。

下の画像のトレード時間の欄を見ると9時にエントリーして15時にクローズしていることが確認できます。

どうやら思惑通りに動いてくれているようですね。

最近の成績に限ればこのアノマリーは悪くなさそうです。

ただしバックテストは2015年からスタートしている点にご注意ください。

なぜ2015年からかというとそれ以前のテスト結果があまり良くないからです(^^;

青いグラフは2015年以前ですがこれでは使う気になりませんよね(T_T)

今回は単純なロジックのアノマリーEAを作りましたが、相場の癖を見つけることは良いロジックを作る入口になるので暇があればチャートを眺める癖をつけておきましょう。

もし癖を見つけたらEAつくーるでEA化して検証してみましょう。

 

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