チャート上に虹のような美しい軌跡を描くインディケーター
GMMA(GuppyMultipleMoving Average)はトレンドの発生がわかりやすい王道的なチャートですね。GMMAは、チャート上に引かれた合計12本のEMA(指数平滑移動平均線)で構成されていますので、MT4に標準の移動平均線を使用しても描くことが可能です。ただ12本ものパラメーターの異なるEMAを引くのは面倒くさいので、MT4の移動平均線を使って描画する場合はテンプレートとして保存しておくと便利です。
GMMAのパラメーター
・短期線グループ(赤) : EMA 3,5,8,10,12,15
・長期線グループ (青): EMA 30,35,40,45,50,60
「全部!通知します「GMMA」アラート&メール 」はこの「GMMA」の考え方を元にして、26通貨ペア・複数時間足のトレンド状態をモニタ表示し、パーフェクトオーダーになった時にはアラートやメールで通知するインディケーターです。
パーフェクトオーダーという響きは悪くないですね。日本語に翻訳すると「完璧な注文」、完全主義者を名乗るトレーダーにとってはのどから出が出るほど欲しくなるアイテムかもしれません(笑)
またエントリーするタイミングを待ちきれないで早めにエントリーしがちな人にとっても必須のアイテムになることでしょう。
このインディケーターでは通常のGMMAのように短期線グループ、長期線グループに分けて分析しているわけではありません。両グループのパラメーターを6つの期間(デフォルト設定:5,10,15,30,40,60)に整理したうえで、全てのラインが同一トレンドにパーフェクトオーダーになった場合に上昇トレンド、下降トレンドを判断してチャート上に表示します。
上昇トレンドであれば青い丸印、下降トレンドなら赤い丸印で表示します。
アラートやメールは複数時間足で同時にトレンド状態が一致した時点で通知されます。デフォルトでは5分、15分、30分、1時間、4時間、日足の全ての時間足のトレンド状態が一致することが通知の条件となっています。
トレンドの発生を確認したら押しや戻りを狙おう
このインディケーターでトレンドの発生が確認できた通貨ペアの動きを注視して押しや戻りをうまく捉えられれば大きなトレンドに乗れる可能性もあるかもしれません。
ただし、パーフェクトオーダーが完成した時点でトレンドが終焉に近づいてしまっている状況も考えられるので、やみくもにオーダーすると痛い目に遭いそうです。
操作性が少し難しいので使いこなせるようになるまでに時間がかかるかもしれないですね。とはいうもののトレンドの発生をインディケーターが自動で監視してくれるのは大きな魅力的ですね。
コメント