FXでは「売る」、「買う」どちらかのポジションを持って、為替の変動を利用して利益を得ることが出来ます。100円で買った1万通貨単位のドル円が101円になると約1万円の利益を上げることが出来ます。これをキャピタルゲインをいいますが、とにかくポジションを持って含み益がプラスの時に決済すればOKなのですごくわかりやすいですね。
しかし、相場は難しいものでいつもいつもそんなに自分の思い通りに動くとは限りません。いや、むしろ私のように「逆に動いている場合が多いっすT_T」と感じている人もいるかもしれません。
普通の人は損をすることを嫌がります。私なんか損をするのがすごーく嫌いです(笑)相場が逆に行ってしまった時に含み損がどんどん増えていってもそれを受け入れることが出来ません^^;
相場は波のように上下を繰り返しているので「いずれ戻るだろう」と自分の都合のいいように解釈してしまうのでしょうね。実際放置しておくと戻っていてしっかり利益確定されていることも多いものです。何度か放置プレイをして成功していると自分の感覚もだんだん麻痺してきます。そしていずれ大きな波に飲まれてしまってから初めて相場の恐ろしさを知ることになるのです。
私の場合は2005年12月のドル円相場でそれを経験しました(T_T)
当時円との金利差を利用したキャリートレードがトレンドを作っていました。米ドルの金利も高かったためドル円のキャリートレードに人気のある通貨でした。自分の場合キャリートレードはあまり意識していなかったのですが、ロングポジションなら含み損の場合でもスワップポイントが入るのでストップも入れずに放置していました。
12月の手仕舞いムードというものは感じつつも「いつかは戻る」と信じて放置していたら自分のポジションを持ったところから500pips近くも下落してしまったのです^^;
もちろん当時のドル円でそこまでの値動きは考えていなかったので、自分のレバレッジではあっという間に強制ロスカットを喰らってしまいました。
FXをはじめて半年くらいで妙に自信をつけ始めていた頃の出来事なのでかなりへこみましたw
当時は自分と同じような人が結構いたのでその後はストップロスだけは最初に設定するようになりました。そのおかげで口座を飛ばすことは無くなりましたが、負け数は相当に増えていきました。一気に口座は飛ばないけど徐々に資金が溶けていくイメージでしょうかw
いずれにしても、損をしていることには変わりないので善後策を練る必要がありました。その結果が今のシステムトレードにつながっていくわけですね。
自分のように相場に対するセンスがないトレーダーはルールやシステムに頼っていくしかなさそうです。MT4との出会いがなければこんなに手軽にシステムトレード使うこともなかったのでしょうけど。
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