停電の時に便利なスマホとノートPC
夜停電したときにとりあえず頼りになるのはスマホのライトですよね。iphoneはカメラ用のLEDを懐中電灯のように点灯させることが出来るし、液晶画面の輝度を最大にアップするとかなり明るくなります。アンドロイドだと更に自由度が高いので便利そうなアプリがたくさんありそうです。またノートPCも貴重な光源になります。ワードなどのライティング用のソフトを開き液晶の輝度を上げれば夕食を食べるのくらいは不自由することはありません。
ただし、これはスマホやノートPCが満充電の場合で充電が少ない場合にはすぐに元の暗闇に逆戻りです~^^;
リチウムイオンバッテリーになってからはバッテリーのことを考えて満充電にしないようにしているのですが、緊急時を考えると良くないことなのかもしれません。
Blackout Buddy H2O
そんな時に便利なのが水さえあれば自分自身で発電した電気でLEDライトを点灯させることのできるBlackout Buddy H2Oが便利です。
同社にはBlackout Buddyという壁コンセントに差し込んで常時充電して置くタイプのLEDライトもあるのですが、最新型のBlackout Buddy H2Oではその名の通り、水(H2O)を使用することでライトを発光させます。本体に内蔵された酸化マグネシウムバッテリーへ電解液である水を注ぐことによって電極を変え発電する仕組みとなっています。水を入れると最大で72時間ライトをつけることが出来るのですが、一度水を注いでしまうとそのまま使い続けるしかないようです。バッテリーモジュールを小型化して複数個用意すれば付けたり消したり出来そうですが、なにしろこのライトの価格はたったの9.99ドルなのでコストや用途を考えるとこれで正解なのでしょう。
Blackout Buddy H2Oには、水銀、六価クロム、カドミウム、鉛を含んでいないため環境に優しく家の中で使用しても安心です。
Blackout Buddy H2Oの使用方法を動画で!
酸化マグネシウムバッテリーではないのですが、アルミ箔や銅プレートを利用してライトを自作している人もいます。Blackout Buddy H2Oでは電解液は水ですが、この装置の場合電解液は温めた食塩水になります。1時間ほどでアルミ箔がボロボロになるのですがちゃんとライトを発光させることができています。電解液が温めた食塩水であることから災害時にすぐ使えるというものではありませんが、ちょっと作ってみたくなりますね。夏休みの工作に最適かも^^
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