ビットコインのチャートを見ると年初には10万円台だった価格が今ではなんと70万円越えの値をつけています。なかなか好調に値を上げているビットコインですが、チャートを見ればわかるようにボラティリティは非常に高く、初心者にとっては危険なトレード対象であることは間違いありません。
今は上げ一本調子なので目立ちませんが、チャートを拡大してみると下落するときのスピードは速く下落幅もかなり大きいものになっています。もしハイレバレッジでトレードしていたらロングポジションはこのボラティリティの餌食になってしまうことでしょう。
もう10年以上も前のはなしですが、夏から年末にかけてドル円が1本調子で上昇していったことがありました。その頃はドルと円の金利差が大きかったので、ドルを買って円を売るといういわゆるキャリートレードが流行していたのです。しかし、しかしドル円は年末に大きく値を崩していきます。海外勢のポジション調整の影響下はわかりませんが、ストップロスを次々と巻き込みながら急落したときは入ればでロングポジションを持っていたトレーダーは大きな損失を出してしまったのです。
それでもストップロスが効いた人はまだ良かったのですが、ストップロスより下で決済されてしまった人に待っているのは追証です。口座残高がゼロではなくマイナスになってしまったんですね。
これと同じことは最近ではスイスフランショックでも起こりましたが、追証のあるブローカーでのハイレバトレードというのは非常に恐ろしいものです。
こんな時に安心なのは追証なしのゼロカットシステムを採用している取引会社です。海外のFXではよく見るのですが、国内のブローカーではあまり聞いたことがりません。何もなければ問題ないのですが何かが起こりうるの相場の世界です(-_-;)
ましてや歴史が浅くボラティリティの大きなビットコインの場合は何が起こるのか分かったものではありません。ビットコインのトレードにこそゼロカットシステムを採用した取引所が望まれるというわけです。
セロカットシステム採用という点で安心なのは取引所はビットバンクトレードです。
CGF制度で追証なしを実現。株の信用取引、外国為替証拠金取引では、追証がこれまでの投資スタンダードでした。しかし、ビットコインFX(BTCFX®)のビットバンクトレードでは、お客様の勝ち分から0.1%のキャピタルゲイン手数料(CGF)を徴収することで、流動性の枯渇や不足の事態に対処し追証をなくすことに成功しました。これは、他の金融取引では見られないビットバンクトレードだけの特徴です。
0.1%ほどのキャピタルゲイン手数料を払う必要はあるようですが、これだけの手数料だけで安心感が得られるのなら安いものかもしれないですね。
取引通貨ペアはBTSUSDのみなので他社に比べると寂しい感じはしますが、ビットコイン系はどの通貨ペアも似たような動きをしていますので、とくに不満には感じません。
国内で安心してビットコインのトレードをするのには現時点では唯一の存在と言えるのですが、出来れば他の業者に頑張ってもらって仮想通貨トレード環境をもっと良いものにしていってもらいたいですね。
コメント