無料EA：ブレイクアウトスナイパー

EA「ブレイクアウトスナイパー」の概要

「ブレイクアウトスナイパー」は、市場が一定期間保ち合い（レンジ相場）を形成した後、そのレンジの上限（レジスタンス）または下限（サポート）を価格が突破（ブレイクアウト）するタイミングを捉えてエントリーするEAです。 ブレイクアウト発生時には大きな価格変動が期待できるため、その初動を狙うことで短期的に利益を上げることを目指します。ボラティリティが高い相場や、重要な経済指標発表前後などでの活用が考えられます。

主なロジック

• 過去一定期間の高値・安値を監視し、レンジを特定。
• レンジの上限を指定pips以上ブレイクした場合に買いエントリー。
• レンジの下限を指定pips以上ブレイクした場合に売りエントリー。
• エントリー後、設定したストップロスおよびテイクプロフィット、またはトレーリングストップで決済。
• 一度ブレイクアウトが発生した後の再エントリーは一定時間行わないフィルター機能（オプション）。

パラメータ設定

本EAでは、以下の主要なパラメータをユーザーが設定可能です。相場の特性やバックテストの結果に応じて調整してください。

パラメータ名	説明	デフォルト値
Lots	取引ロット数	0.02
StopLossPips	ストップロス（pips）	30
TakeProfitPips	テイクプロフィット（pips）	60
BreakoutPeriod	レンジ判定期間（バーの本数）	24
BreakoutOffsetPips	ブレイクアウト判定のオフセット（pips）	5
UseTrailingStop	トレーリングストップの使用 (true/false)	true
TrailingStopPips	トレーリングストップ幅（pips）	20
MagicNumber	マジックナンバー	67890

推奨事項とバックテストのポイント

• 推奨通貨ペア: GBP/JPY, EUR/JPY, GBP/USD など、比較的ボラティリティが高い通貨ペア。
• 推奨時間足: 15分足 (M15) または 30分足 (M30)。短期的なブレイクを捉えるため。
• バックテスト: ブレイクアウト戦略は「だまし」も多いため、様々な相場状況（トレンド相場、レンジ相場）でのパフォーマンスを確認することが重要です。 特に、スプレッドが広がりやすい時間帯や指標発表時の挙動を注意深くテストしてください。 BreakoutPeriod や BreakoutOffsetPips の調整が鍵となります。 EAのバックテストについてはこちら。
• フォワードテスト: 実際の市場での「だまし」の頻度や、スリッページの影響を確認するため、デモ口座でのフォワードテストは必須です。

重要な注意事項

• 本EAは利益を保証するものではありません。ブレイクアウト戦略は成功すれば大きな利益をもたらす可能性がありますが、失敗（だまし）も頻繁に起こり得ます。
• 過去のデータに基づいたバックテストの結果は、将来の利益を保証するものではありません。
• スプレッドが広いブローカーや時間帯では、パフォーマンスが著しく低下する可能性があります。
• 重要な経済指標発表時は、予期せぬ大きな価格変動やスプレッド拡大が発生しやすいため、EAを停止することを強く推奨します。
• 資金管理（ロット数、許容損失額など）は、ご自身の責任において慎重に行ってください。
• 高頻度でのエントリー・決済が行われる可能性があるため、取引コスト（スプレッド、手数料）の影響を十分に考慮してください。

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