TradingViewは高機能で簡単な操作を実現する情報共有型チャートソフト

TradingView
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TradingViewは高機能な情報共有型チャートソフト

TradingVeiwのチャートソフト、解析ツールは、直感的に使えるwebアプリケーションなので始めて使う人でもある程度の操作はすぐに出来るようになります。

もちろん簡単に使えるからといって機能が少ないわけではありません。

PINEスクリプトというスクリプト言語を使えば、チャート解析ツールを自作することも出来てしまうのです。

MT4ではカスタムインジケーターを駆使して独自のテクニカル分析をすることが出来ましたが、TradingViewでも似たようなことが出来るということです。

MT4でガシガシとカスタムインジケーターを作っていた人にとっては腕が鳴る環境が用意されているというわけです。

TradingViewにはトレーダー同士のコミュニティがある

TradingViewでは解析ツール以外にもトレーダー同士のコミュニティが用意されていて、なんと世界中のトレーダーたちとトレード戦略のアイデアを共有することが可能です。

MT4にもフォーラムなどは用意されているのですが、さすがにここまでの規模のコミュニティは用意されていません。

「世界中の人々とコミュケーションを取りながら戦術を練り上げていくことが出来るチャートソフト」という壮大なコンセプトを掲げて殴り込んできたわけですね。

このように驚異的な機能を持っているTradingViewですが、なんとスマートフォン、タブレット、パソコンにも対応し、マルチプラットフォームとしてサービスを展開しています。家だけではなく外出先でもトレードできるのはいざという時に安心ですね。

MT4もスマホ用のアプリが用意されていたので、ちょっとしたレート確認などに非常に便利だったので重宝していました。

しかし、パソコン版と比べるとその機能はかなり削られており、高度なテクニカル分析に必要なカスタムインジケーターが利用できませんでした。

一方、TradingViewの場合はブラウザ上で動くので高度なチャート機能がスマホやタブレットでも使えます。外出先でトレードする人にとっては心強いトレードツールに見えるかもしれませんね。

世界中のトレーダーたちとトレードアイデアを共有できるという機能は、SNS時代に生きる私たちにとっては比較的受け入れやすい機能で、今まで気づかなかった自分自身のトレードのウィークポイントを発見する手がかりを与えてくれる可能性があります。

アイデアを共有できるトレーダーの数はなんと100万人以上

TradingViewを通じてトレードのアイデアを共有できるトレーダーの数は、TradingViewのサイトによると1,430,547人にのぼります。これだけ多くのトレーダーがいればどんな内気な自分でも数名くらいはトレーダー仲間を見つけることが出来そうな気がします。

MT4でトレードを始めた当初は、とあるトレーダーたちのコミュニティに参加していたことがありましたが、EA、ツールの使い方、トレード手法などの情報交換が盛んでかなり有意義だった記憶があります。

身近にトレードしている人がいれば問題ないのですが、そのような環境に身を置いている人は意外と少ないものです。一人で孤独なトレード環境に身を置くよりは、たとえネットワークを通じているとはいえ、トレード仲間いた方が心強いのです。

そうした意味でもTradingViewのコミュニティ機能はトレーダーにとっての大きな武器になることは確実だと思います。MT4やMT5にも独自のコミュニティはあるのですが、結構敷居が高いので初心者の人にはとっては参加しづらい雰囲気があります。議論されている内容自体もトレードアイデアというよりは、プログラミングなどの専門的な話題が多いので、裁量トレーダーにとってはそれほど役に立つわけでもありません。

一方のTradingViewのコミュニティ機能は取引中に思いついたことを共有することがプラットフォーム内で出来てしまうので、まさにSNS感覚で気軽に参加できてしまうというのが大きいですね。

共有されている他人のトレードアイデアを見ることは、FXをスタートして間もない人にとってはかなり有用です。まれに天才的なひらめきで自己流のトレードで成功している人もいますが、多くのトレーダーたちは自己流の方法でトレードして失敗しています。少し遠回りになるかもしれませんが、様々なトレーダーたちのトレードやアイデアを見て学習することは早々と相場から退場することを防ぐ意味で大切なことかもしれません。

才能ある投資家からの無償のアイデアが得られるかも

どんな小さなことでもいいのでトレード中に気付いたことを共有してみることから始めてみましょう。もちろん最初は何の反応もないかもしれません。しかし、こうした共有を続けているうちにあなたの考え方に共感を持つ人がコメントを残してくれるようになるかもしれません。

最初は小さな会話からはじまるかもしれませんが、そのやり取りをみたトレーダーが会話に参加してくれれば、次第に大きなコミュニティになる可能性があります。もし才能のある投資家が参加してくれれば、コミュニティでのやりとりにインスピレーションを得て無償のアイデアを提供してくれるかもしれません。こんなことを考えてみると結構ワクワクしてきませんか。

TradingViewをイメージするときにはトレーダー専用の超高機能twitterあるいはFacebookのようなものを思い浮かべるとわかりやすいのかもしれません。自分の失敗談を共有するだけでも他のトレーダーにとっては勉強になります。優れたトレードアイデアを共有することだけが求められているわけではないので、だれでも参加しやすいというのがTardingViewのコミュニティなのです。

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