おそらくMT4で使うインディケーター・ランキングのベスト10には確実にランクインしているであろうボリンジャーバンドのお話です。移動平均線、ストキャスティクス、MACD、ボリンジャーバンドはFX初心者の頃には避けては通れないインジケーターなので私も大変お世話になりました(^^)
ボリンジャーバンドは上下のバンドに接すると反転すると思いがちなのですが、実は思ったほど反転してくれるわけではありません。
何故だか理由はわからないのですが、価格の変動が激しくなるとゴムバンドのようにビヨーンと伸びてしまうのです。ボリンジャーバンドの特徴として価格が2σの範囲内に収まる確率は約95%というのがあります。そう聞くと残り5%はボリンジャーバンドをはみ出したら反転するんじゃないかと思ってしまいがちなのですが、ボリンジャーバンドがビヨーンと伸びて逃げちゃうからはみ出ないだけなんですね。
じゃあ、逆にはみ出たときに順張りすればいいんじゃない?と思いつくわけです。そう思って順張りポジションを持ったところでいきなり反転したりするともう何を信じていいのだかまったくわからなくなってしまいます。
そんな時に心の拠り所にするのがボリンジャーバンドの幅の拡がりであったり、ボリンジャーバンドの真ん中のラインの傾きであったりするわけです。まあ、ボリンジャーバンドの真ん中の線はただの移動平均線なので移動平均線の傾きと置き換えてもいいのかもしれません。
そんな時に便利な無料インディケーターがボリンジャーバンド・シグナル・インディケーターです。
便利なのが設定した幅を超えると塗りつぶしの色が変わるという機能でボラティリティが低い時は逆張りスキャル、ボラテリティの高い時は順張りという使い分けができます。
ボリンジャーバンドの真ん中の線の傾きがわかる機能と併用することで順張りする方向をチェックできるのでこの二つの機能は必須ですね。
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