「ヤッホー、窓が開いたぜ」という日のためのEA
土日を挟んだ週初めの月曜日。
週末に大きなニュースがあったりするとチャート上に大きなギャップが生じていることってよくありますよね。この大きなギャップのことは窓とも呼ばれていますが窓が大きければ大きいほどトレーダーたちの胸の奥では熱い炎が燃え始めます。
FXに限らず相場関連ではこの開いた窓を埋めに行く動きが注目されますが、この窓埋めをMT4のEAにより自動売買するシステムが「窓埋めシステム」です。
窓埋めシステムは他通貨ペアに対応
窓埋めシステムは週足ベースで窓が開いたときに窓を埋める方向にエントリーするシステムで多通貨トレードに対応しています。
• AUD/CAD(オーストラリアドル/カナダドル)
• AUD/JPY(オーストラリアドル/円)
• AUD/NZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)
• AUD/USD(オーストラリアドル/アメリカドル)
• CAD/JPY(カナダドル/円)
• CHF/JPY(スイスフラン/円)
• EUR/AUD(ユーロ/オーストラリアドル)
• EUR/CAD(ユーロ/カナダドル)
• EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)
• EUR/GBP(ユーロ/ポンド)
• EUR/JPY(ユーロ/円)
• EUR/USD(ユーロ/アメリカドル)
• GBP/CHF(ポンド/スイスフラン)
• GBP/JPY(ポンド/円)
• GBP/USD(ポンド/アメリカドル)
• NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)
• USD/CAD(アメリカドル/カナダドル)
• USD/CHF(アメリカドル/スイスフラン)
• USD/JPY(アメリカドル/円)
トレード可能なのは19通貨ペアとなっています。複数通貨ペアで運用することによりリスクを分散させるとともにトレードチャンスを増やす効果を期待しているようです。「窓埋めシステム」により複数通貨ペアを組み合わせたポートフォリオ組んで運用することであらゆる相場状況に柔軟に対応することが出来そうです。
ストップロスは推奨値を提供
窓埋めで難しいことに一つにストップロスをどこに置くかということがあると思いますが、「窓埋めシステム」の場合はストップロス設定値によりこれを解決しています。窓を埋めないという状況になった場合に生じる損失を限定できる点でストップロスを置くこのシステムは安心できます。
窓の大きさやストップロスの大きさは各通貨ペアごとによって違うと思いますが、あらかじめ各通貨ペアにおける推奨値が提供されているのであまり余計なことに悩む必要はありません。
またロットを可変するシステムを実装することで利益を最大限に伸ばす工夫もされています。
負けた時にロットを増やすというのはマーチンゲール風なのですが、EAのデフォルト設定では3連敗後にロットを増やす設定になっています。単純にロットを上げるわけではないのでなかなか面白いアプローチだと思います。
コメント