先日のスイスフランショックの影響でアルパリジャパンの親会社およびカバー先であるアルパリUKが破綻しました。その影響でアルパリジャパンも今後どうなるのか先が読めないところです。国内でMT4が使用できるブローカーとしてアルパリジャパンは非常に使いやすかっただけに非常に残念に思います。
8年ほど前に自分が初めてMT4をダウンロードしたのがアルパリだったのですが、当時から1分足のヒストリカルデータを用意してくれるなどEAによる自動売買を行うトレーダーにとってはとても魅力的な会社でした。日本に上陸してからも1分足のヒストリカルデータを提供してくれていたのですが、現時点ではレートが更新されていないので今アルパリジャパンのサイト上に掲載されているデータが最終になってしまうかもしれません。
非常に貴重なデータなので万が一に備えダウンロードしておくことにしました。
以下のリンク先からダウンロードすることが出来ます。
ヒストリカルデータ
通貨ペア | 2011/06/07~ | 2011/01/03~ |
---|---|---|
USD/JPY | 1分足 | 日足 |
EUR/USD | 1分足 | 日足 |
EUR/JPY | 1分足 | 日足 |
AUD/JPY | 1分足 | 日足 |
GBP/JPY | 1分足 | 日足 |
CAD/JPY | 1分足 | 日足 |
NZD/JPY | 1分足 | 日足 |
CHF/JPY | 1分足 | 日足 |
GBP/USD | 1分足 | 日足 |
AUD/USD | 1分足 | 日足 |
EUR/CHF | 1分足 | 日足 |
EUR/GBP | 1分足 | 日足 |
USD/CAD | 1分足 | 日足 |
USD/CHF | 1分足 | 日足 |
NZD/USD | 1分足 | 日足 |
AUD/NZD | 1分足 | 日足 |
2015/1/16更新
ヒストリカルデータのインポート方法
ヒストリカルデータのMT4へのインポート方法は、以下の通りです。
1分足のヒストリカルデータは膨大な数のデータになるため、1年毎にファイルを分けています。2011年から現在までのデータをインポートする場合は、インポート作業を複数回行う必要があります。
1.リストよりご希望の通貨ペアをクリックし、その通貨ペアに対するヒストリカルデータをパソコンの中に保存します。
2.MT4を立ち上げます。
3.「ツール」→「ヒストリーセンター」を開きます。
ヒストリーセンターを開く
4.保存したヒストリカルデータと同じ通貨ペアをダブルクリックし、一分足(M1)を選択してから、画面右下の「インポート」をクリックします。
ヒストリーセンター
インポート
5.「ブラウズ」ボタンを押すとファイルの参照画面が表示されます。
ファイルの参照画面表示
6.保存されたヒストリカルデータを選択したうえ、「開く」を押して下さい。
ファイル名にヒストリカルデータファイルが反映されたことを確認したうえ、「スキップ」→「行」欄の数字を0から1に変更しますと、インポートしたデータが表示されます。
インポートしたデータの表示
7.OKを押してインポート画面を閉じると、データがヒストリーセンターまでインポートされます。
次に同じ通貨ペアのチャートを開き、チャートを更新しますと過去のデータをご覧頂けます。
アルパリ(UK)特別管財人任命のお知らせ
2015年1月19日(月)、アルパリ(UK) Ltdの取締役の申請により、高等法院は英政府の特別管理制度(SAR)に基づき、監査法人のKPMGのRichard Heis, Samantha Bewick and Mark Firminをアルパリ(UK) Ltdの特別共同管財人に任命致しました。アルパリ(UK) LtdはUKで設立された会社です。
2015年1月15日(木)のスイス国立銀行による1ユーロ=1.20スイスフランの上限撤廃の決断により、アルパリ(UK) Ltdは2015年1月19日(月)に破産申請致しました。スイス国立銀行による発表は相場を大きく変動させ、その結果、会社およびお客様は大きな損失を被りました。週末の期間中、複数の関係者と会社売却を目的とした緊急の話し合いを行いましたが、結果的に失敗に終わりました。
現在アルパリ(UK) Ltdのビジネスについて興味を持っていただいている複数の関係者から多くのお問い合わせを頂いております。今後数日間に渡り、私たちはこれらの方々と話し合いをし、可能な限りビジネスの存続並びに雇用の維持を確保するよう努めて参ります。
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