イースター(復活祭)について
今年(2014年)は4月20日がイースターになっています。FXをやっているとニュースでイースターとかイースタ休暇とかいう言葉をよく聞くけど日本ではあまり馴染みがありませんよね。
イースターっていったい何なのでしょうか?
イースターというのは実はクリスマスと同じくキリスト教のお祭です。日本とは主要な宗教が異なるので馴染みがないのも当然というわけです。
イースターは日本語で復活祭とも呼ばれています。西暦30年頃、現在のイスラエル北部からヨルダンの一部で布教活動をしていたキリストはローマ皇帝への反逆罪で捉えられて十字架にはりつけにされてしまいました。その復活を祝うお祭りがイースターなのです。キリスト生誕を祝うクリスマスと同じ位キリスト教徒にとっては大切なお祭りになっています。
このような由緒正しきお祭りであるイースターはいつ行われるのでしょうか?
毎年違うイースターの日時
ちょっと難しいのはイースターはクリスマスと違って日にちが毎年違うと移動祝日いうことです。ただしちゃんと規則性はあります。イースターの時期は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われています。(16世紀に西方教会においてグレゴリオ暦が採用されてから、正教会と西方教会で復活祭の日付が異なっているので注意が必要です)イースター当日だけではなく、その前の40日間とあと残り10日間合わせて90日間に宗教的な意味があり例えばレント(四旬節)の機会には食事の節制を行ったりします。イースター前後にはイースター休暇がありクリスマス休暇と並ぶほどのメジャーな休暇です。日本人でいうと正月休みや盆休みのような存在といえばわかりやすいかもしれないですね。
イースター中は、お店には卵やウサギ型のカラフルな包装をされたチョコレートが並びます。また隠した卵を見つけたり、転がして距離を競ったりと、イースター特有のいろいろな行事があります。。当日は卵料理やホットクロスバンズという十字架模様のパンを食べたりします。
イースターエッグ
イースターといえば卵とウサギです。でもどうして卵とウサギなのでしょうか?ヒナが殻を破って生まれてくる卵がキリスト復活を連想させるからと言われています。また子供多く生むウサギは生命の誕生や豊穣のシンボルにぴったりということでイースターエッグを運んでくる動物に選ばれようです。春の女神のお気に入りの動物という言い伝えもあります。
2014年のイースターは何時?
復活祭の日付は毎年異なるだけでは西方教会と東方教会でも異なります。2014年の今年は西方教会、東方教会ともに4月20日となっています。来年以降のイースターは以下をご参照ください。
年 西方教会 東方教会
2014年 4月20日
2015年 4月5日 4月12日
2016年 3月27日 5月1日
2017年 4月16日
2018年 4月1日 4月8日
2019年 4月21日 4月28日
2020年 4月12日 4月19日
2021年 4月4日 5月2日
2022年 4月17日 4月24日
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