Kingdom FIRE GBPJPY_M15: FX自動売買の新たな王者の誕生か?

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皆さん、こんにちは!今日は、FX自動売買の世界に新たな風を吹き込む可能性を秘めたEA(Expert Advisor)、「Kingdom FIRE GBPJPY_M15」をご紹介します。このEAは、ゴゴジャンで話題沸騰中の商品なんです。

FX取引に興味はあるけど、時間がない。または、感情に左右されずに冷静な取引をしたい。そんな方にピッタリのツールかもしれません。では、さっそくこのEAの魅力に迫っていきましょう!

Kingdom FIRE GBPJPY_M15とは?

Kingdom FIRE GBPJPY_M15は、MT4(MetaTrader 4)で動作するFX自動売買システムです。GBP/JPY(英ポンド/日本円)の15分足を対象としており、ローソク足の形状を判定してエントリーを行う王道のトレード手法を組み合わせたマルチロジックEAとなっています。

価格は29,800円(税込)。2024年3月21日に販売開始され、わずか半年ほどで35名もの利用者を獲得しています。これだけでも、多くのトレーダーから注目されていることがわかりますね。

開発者は「投資はD-Style」さん。ゴゴジャンで多数のEAを販売しており、高い評価を得ている実力者です。

Kingdom FIRE GBPJPY_M15の特徴

1. ほったらかし運用が可能

このEAの最大の特徴は、極力ほったらかしで運用できるように設計されていることです。経済指標の発表時など、通常なら手動で停止する必要がある場面でも、ロジックに制限を加えることで自動で対応します。

これにより、「自動売買なのに常にチャートを見ていなければならない」というストレスから解放されるんです。まさに、EAの醍醐味を味わえると言えるでしょう。

2. 大きな指標発表にも対応

とはいえ、重要な経済指標発表時にはスプレッド(売値と買値の差)が大きく開くことがあります。これに対応するため、スプレッドフィルターを搭載。

使用するブローカーの平均スプレッドの1.5倍程度に設定することで、不利な条件での取引を避けることができます。例えば、通常のスプレッドが2.0pipsなら、4.0pips程度に設定するといった具合です。

3. 王道ロジックの採用

Kingdom FIRE GBPJPY_M15は、トレンドの転換を示すローソク足の形状とチャートパターンを組み合わせて売買を行います。

単純にローソク足の形状だけで判断すると、偽のシグナル(ダマシ)に引っかかりやすくなります。そこで、各種インジケーターと組み合わせることで、より精度の高い判断を可能にしています。

ただし、条件を厳しくしすぎるとエントリー機会が減ってしまいます。そこで、チャートパターンを判定する範囲を広げることで、年間平均260回程度のエントリーを確保しているんです。

4. 18年の長期バックテストをクリア

EAの弱点の一つに、「特定の時期だけしか勝てない」というものがあります。相場環境に合わせて爆発的に資産を増やせるEAもありますが、相場が変化すると途端に使い物にならなくなってしまうことも。

その点、Kingdom FIRE GBPJPY_M15は18年という長期間のバックテストをクリアしています。この期間には、リーマンショックやフラッシュクラッシュ、新型コロナショックなど、さまざまな金融ショックが含まれています。

それでも大きな損失を被ることなく右肩上がりの結果を出しているというのは、非常に心強いポイントですね。

5. マルチロジック型EA

Kingdom FIRE GBPJPY_M15は、反転を狙うロジックと、トレンドの続伸を狙うロジックの2つを採用しています。

反転だけを狙うと勝率が悪くなりがちですし、続伸だけを狙うと大きな利益を得る機会を逃してしまいます。この2つのロジックを組み合わせることで、さまざまな相場環境に対応できるようになっているんです。

6. 高リスク運用の可能性

通常、1つのロジックだけのEAでは、資金に対して1割以下の損失許容額に抑える必要があります。そのため、複数のEAを組み合わせてポートフォリオを組むことが一般的です。

しかし、Kingdom FIRE GBPJPY_M15はマルチロジック型であるため、資金の3割までの損失を許容することができます。これにより、大きなリターンを狙うことが可能になるんです。

初期設定では、資金100万円に対して18年で30万円までのドローダウン(最大損失額)を許容する代わりに、700%近いリターンを得る可能性があるとのこと。

ただし、開発者は「高リスクの限界値は資金の3割まで」としており、破綻前提の高ロットでの運用は控えるよう注意を促しています。

バックテスト結果の検証

Kingdom FIRE GBPJPY_M15の18年間のバックテスト結果を見てみましょう。

  • 初期資金: 1,000,000円
  • 純利益: 6,899,286円
  • 総利益: 27,739,064円
  • 総損失: -20,839,778円
  • プロフィットファクター: 1.33
  • 期待利得: 1,468円
  • 絶対ドローダウン: 54,764円
  • 最大ドローダウン: 296,238円(6.80%)
  • 相対ドローダウン: 11.23%(137,150円)
  • 総取引数: 4,697回
  • 勝率: 44.43%(2,087勝/2,610敗)

これらの数字から、以下のことが読み取れます:

  1. 18年間で元金の約7倍の利益を上げています。
  2. プロフィットファクター(総利益÷総損失)が1.33と、1を超えています。これは長期的に見て利益が出やすいシステムであることを示しています。
  3. 最大ドローダウンが約30万円(6.80%)と、比較的小さく抑えられています。
  4. 勝率は44.43%とそれほど高くありませんが、平均利益(13,291円)が平均損失(-7,984円)を上回っているため、トータルでプラスになっています。

これらの結果から、Kingdom FIRE GBPJPY_M15は長期的に見て安定した利益を上げられる可能性が高いEAであると言えそうです。

フォワードテスト結果の検証

バックテストの結果が良好でも、実際の運用で同じような結果が出るとは限りません。そこで重要になるのが、フォワードテストの結果です。

Kingdom FIRE GBPJPY_M15の直近6ヶ月間のフォワードテスト結果を見てみましょう。

  • 収益: 324,736円
  • 収益率: 56.67%
  • プロフィットファクター: 1.51
  • リスクリターン率: 2.34
  • 勝率: 43.94%(58勝/74敗)
  • 最大保有ポジション数: 4
  • 最大ドローダウン: 13.65%(138,657円)
  • 最大利益: 65,990円
  • 最大損失: -30,000円

フォワードテストの結果を見ると、バックテストとほぼ同等、もしくはそれ以上の好成績を収めていることがわかります。特に以下の点が注目されます:

  1. 半年で約32万円の利益を上げており、年率換算で100%以上のリターンとなっています。
  2. プロフィットファクターが1.51と、バックテストの1.33を上回っています。
  3. 勝率はバックテストとほぼ同じですが、平均利益(14,398円)と平均損失(-7,461円)の差が大きくなっており、より効率的な取引ができています。
  4. 最大ドローダウンは13.65%と、バックテストの結果よりもやや大きくなっていますが、それでも許容範囲内と言えるでしょう。

これらの結果から、Kingdom FIRE GBPJPY_M15は実際の運用でも高いパフォーマンスを発揮できる可能性が高いと言えます。

Kingdom FIRE GBPJPY_M15の使い方

このEAの使い方は比較的シンプルです。MT4をインストールし、EAをチャートに設置するだけで動作します。ただし、いくつかの設定項目があるので、それらについて説明しておきましょう。

  1. スプレッドフィルター:前述の通り、使用するブローカーの平均スプレッドの1.5倍程度に設定します。
  2. マジックナンバー:ロジック1とロジック2それぞれに別のマジックナンバーを設定します。これにより、それぞれのロジックの取引を区別できます。
  3. ロット数:ロジック1とロジック2それぞれにロット数を設定できます。初期設定では、証拠金100万円での推奨ロット数が設定されています。
  4. その他のパラメーター:開発者は、ロット数以外のパラメーターの変更は推奨していません。EAの性能を著しく悪化させる可能性があるためです。

Kingdom FIRE GBPJPY_M15のメリットとデメリット

メリット

  1. ほったらかし運用が可能:経済指標発表時なども自動で対応してくれるため、常にチャートを監視する必要がありません。
  2. 長期バックテストをクリア:18年という長期間のバックテストで安定した結果を出しており、さまざまな相場環境に対応できる可能性が高いです。
  3. マルチロジック型:反転とトレンド継続の両方に対応しているため、幅広い相場環境で利益を上げる可能性があります。
  4. 高いリカバリーファクター:ドローダウンからの回復力が高く、長期運用に適しています。
  5. パラメーター調整の必要性が低い:開発者が最適化したパラメーターで動作するため、ユーザーが複雑な調整を行う必要がありません。

デメリット

  1. 価格がやや高い:29,800円という価格は、初心者にとってはやや高額に感じるかもしれません。
  2. GBP/JPYのみの対応:現時点では、GBP/JPY以外の通貨ペアには対応していません。
  3. MT4専用:MT5やその他の取引プラットフォームでは使用できません。
  4. 完全自動化ではない:経済指標発表時などに自動で対応してくれますが、完全にノータッチというわけではありません。定期的なチェックは必要です。
  5. 過去の実績は将来の成績を保証するものではない:どんなに優れたEAでも、相場環境の激変により期待通りの結果が出ないリスクは常にあります。

まとめ:Kingdom FIRE GBPJPY_M15は買いなのか?

Kingdom FIRE GBPJPY_M15は、長期的な安定性と高いパフォーマンスを両立させた、非常に魅力的なEAだと言えるでしょう。特に以下の方にお勧めです:

  • FX取引に興味はあるが、時間をかけられない方
  • 感情に左右されない冷静な取引を行いたい方
  • 長期的な資産運用の一環としてFX自動売買を取り入れたい方
  • ある程度のリスクを取って高いリターンを狙いたい方

ただし、どんなに優秀なEAでも、FX取引には常にリスクが伴うことを忘れてはいけません。資金管理には十分注意し、できれば少額から始めることをお勧めします。

また、このEAを購入する前に、必ずデモ取引で十分にテストすることをお勧めします。自分の取引スタイルや資金量に合っているかどうかを確認してから、実際の運用を開始するようにしましょう。

Kingdom FIRE GBPJPY_M15は、FX自動売買の新たな王者となる可能性を秘めています。しかし、最終的な判断は皆さん自身で行ってください。十分な情報収集と慎重な検討を重ねた上で、ご自身に合ったEAを選んでいただければと思います。

FX自動売買の世界は日々進化しています。Kingdom FIRE GBPJPY_M15がその進化の最前線にいることは間違いありません。皆さんのFX投資の成功を心からお祈りしています!

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