MT5のボリンジャーバンドはMT4と同じだった
MT4に対してMT5が優れている点といえば豊富な標準インジケーター群にあったのですが、ことボリンジャーバンドに関してはその優位性を発揮できていません。MT4 のボリンジャーバンドは+2σライン、-2σライン、センターラインの3本のラインで構成されているのですが、他のブローカーから移ってきた人の中にはなんで1σのラインがないんだろうと思った人もいるかもしれません。
MT5はテクニカル分析能力が高いチャートソフトなのですが、なぜか標準のMACDとボリンジャーバンドに関しては満足することができません。異なる偏差のボリンジャーバンドを2本引けばいいだけの話なのですが、いちいち2回操作するのも面倒くさいといえば面倒くさい。
そんなわけでMT5用の3本ラインのボリンジャーバンドを作ることにしました。ボリンジャーバンドは2σのラインが最も意識されるのでしょうが、自分は1σのラインと価格の位置関係を見るのが好きなので、最低でも上下2本ずつのラインが引かれていないと物足りないんですよね(笑)
上下2本だけでは物足りない人のために3本表示できるようにしました
チャートに表示するとこんな感じになります。
見慣れた感じのボリンジャーバンドですね。普通は上下2本あれば十分だと思うのですが。偏差を細かく設定している人の中にはもう1本必要だという人もいるかもしれません。あまり出番はないかもしれませんが、パラメータで最大上下3本まで設定することが出来るようにしてあります。
こんな感じで「Number_of_lines」というパラメータをいじることで表示するラインの本数を変更することが出来ます。
インジケーターのパラメーターについて
BB_Period = 20→ボリンジャーバンドの期間を設定
Deviations3 = 3ライン3の偏差を設定
Deviations2 = 2ライン2の偏差を設定
Deviations1 = 1→ライン1の偏差を設定
Number_of_lines = 2→表示するラインの本数(1~3)
上下三本ずつ表示したい場合は「Number_of_lines 」に3と入力してください。2本ずつ表示したい場合は2、1本ずつ表示したい場合は1と入力すればOKです。
このインジケーターは以下のリンクからダウンロードすることが出来ます。↓
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