システムトレードでよく使う用語

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システムトレードでよく使う用語

システムトレードでよく使う用語をまとめてみました。MT4の自動売買だけではなくトレード全般でよく使われテイル言葉だけど意味がわからないことって多いですよね。そんなときはこちらを参考に。

  • 相対取引 (アイタイトリヒキ):外国為替市場では、株式市場のように「特定の場所」での取引は行なわれません。いわゆる取引所を介さずに、金融機関など当事者同士が、売り手と買い手となり、相対(一対一)で交渉し、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法のことを、相対取引といいます。
  • Ask (アスク):各通貨ペアの買値のこと。
  • RSI (アール・エス・アイ):Relative Strength Indexの略であり、買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系の指標として用いられます。

  • Exit (イグジット):保持しているポジションを手仕舞う(決済する)こと。
  • Indicator (インジケーター):インジケーターとはトレードを行うための指標をチャート上に表示するためのプログラムです。
    エキスパートアドバイザーがトレードを行うのに対して、インジケーターはシグナルを出すだけです。
  • investor password (インベスター・パスワード):investor passwordとはメタトレーダーで使っている口座を閲覧専用で見るためのパスワードです。口座の持ち主は口座番号とinvestor password、お使いのサーバーを連絡することで、口座の状態を公開することができます。上記の情報を入手した閲覧者は使っているメタトレーダー上でこの情報を入力することで口座の取引内容を見ることができます。
  • erm (イーアールエム):ユーロ導入前、多くのEU加盟国が採用していた「各通貨が互いに一定の範囲内で変動するシステム」すなわち為替相場機構(Exchange Rate Mechanism)のことをいいます。
    EU(欧州連合)の欧州通貨制度(EMS)の中核をなす為替相場の安定機構で、EU加盟国通貨間(各2カ国間)に中心レートを設け、相互に2.25%の変動幅内に安定させる介入義務を負う、というものでした。
  • EA (イーエー):Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略。
    メタトレーダー専用のC言語ベースの言語(MQL)で書かれたトレードプログラムのこと。
  • ECN Broker (イー・シー・エヌ・ブローカー):ECNブローカーとは、Electronic Communications Network Brokerの略であり、トレーダーの注文が相場に直接接続されるタイプのことです。NDD(No Dealing Desk)とも呼ばれます。これに対してDDブローカーでは一旦ブローカーがトレーダーの注文を受けるため、ブローカー側で何らかの操作がされている可能性が否定できません。

  • Expert Advisor (エキスパートアドバイザー):メタトレーダー専用のC言語ベースの言語(MQL)で書かれたトレードプログラムのこと。
    EAと略されることが多い。
  • FOMC (エフ・オー・エム・シー):FOMCとはFederal Open Market Committeeの略で、連邦公開市場委員会のことであり、米国の金融政策を決定する会合のことです。この会合の結果によっては為替相場が大きく変動することが多いため注目されます。
  • MM (エムエム(マネーマネジメント)):マネーマネジメント機能の略です。
    投資するロットサイズを、資産額に応じて指定する方法です。
    通常、口座の資産額に対して、レバレッジを考慮し、何%占有するかを算出し、ロットサイズを決定します。
    ほとんどの場合が、損をした場合に何%の資産を失うかを設定する意味ではないことにご注意ください。
  • MACD (エム・エー・シー・ディー):マックディーとよく呼ばれますが、Moving Average Convergence Divergenceの略であり、日本の指数移動平均線(EMA)をつかって算出します。2本の線の交差するところで買い、売りのシグナルとして判断します。
  • Entry (エントリー):通貨ペアの売買を行い、ポジションを持つこと。

  • 追証 (オイショウ):MarginCall(マージンコール)と同じ意味。
    口座の含み損が多くなることで、資産の評価額が減って、レバレッジで想定している額を下回った際に発生します。
    証券会社によって対応は異なりますが、こういった場合は通常自動的に損切り決済されます。
    証拠金以上の損失が出ないようにするための仕組みです。
  • 往復ビンタ (オウフクビンタ):例えば、あるところで買ったと思ったら下がってしまい損切り、
    そのまま下がるから売ったと思ったら、上がってしまい損切り、と値動きに対して2度以上やられること。
  • Off quotes (オフ・クオート):サーバーからの約定拒否のこと。
  • Optimize (オプティマイズ):メタトレーダーのバックテストの機能の一つで、いくつかのパラメータの値を変えながらバックテストを何度も繰り返し、バックテスト期間に、対象のパラメータがどの値のときに成績が良いかを調べます。複数のパラメータを同時に指定できますので、単一のパラメータだけでなく組み合わせてオプティマイズが可能です。
    あまり多くのパラメータを指定しすぎるとテスト回数が増大になりテスト時間がかかってしまいます。

  • 為替 (カワセ):為替(かわせ)は、為替手形や小切手、郵便為替、銀行振込など、現金以外の方法によって、金銭を決済する方法の総称である。
    遠隔地への送金手段として、現金を直接送付する場合のリスクを避けるために用いられる。特に輸出入をする際に用いられている。
  • Curve fitting (カーブ・フィッティング):カーブ・フィッティングとは、過去のデータを使ってシステムの成績を最適化する際に、過剰に最適化しすぎることで、過去データの期間だけ非常に良い成績が出るようになること。実際にシステムを使った途端に成績が出なくなることが多い。

  • 基軸通貨 (キジクツウカ):基軸通貨として主に以下の3つの要件が挙げられます。1.国際間の貿易・資本取引に広く使用される決済通貨であること、2.各国通貨の価値基準となる基準通貨であること、3.通貨当局が対外準備資産として保有する準備通貨であること。現在は米ドルが基軸通貨とされています。

  • コツコツドカン (コツコツドカン):コツコツと蓄積した利益を一回の損失で失ってしまうこと。
    または、そういった性質を持つシステムをコツコツドカンタイプと呼びます。

  • 最大ドローダウン:ある期間における累積損益pipsから最低累積pipsまでの差額
  • 最大ポジション:そのストラテジーが同時に保有することができる建玉の数
  • 指値注文 (サシネチュウモン):あらかじめ売買したい価格を指定して注文を出しておくことです。
    相場の価格が指定していた価格になると自動で売買されます。
    英語ではPending Orderです。
  • Summer Time (サマー・タイム):サマータイム(夏時間)とは、DST(Day Saving Time)とも呼ばれ、一年のうち日照時間の長くなる三月中旬から10月終わりまでの間、タイムゾーンを一時間ずらす習慣です。アメリカでは開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日、ヨーロッパでは開始日は3月最終日曜日、終了は10月最終日曜日となっている。これに伴いMT4のEAのプロパティにおいても、ブローカーによってはGMTオフセットを変更する必要がある。例えば、サマータイムの期間以外ではGMTオフセットが+2であったブローカーはサマータイムではGMTオフセットを+3にしたりします。

  • 勝率:利益確定(勝)回数と損切り(損)回数の割合
  • 信託保全 (シンタクホゼン):証券会社が顧客資産を預託金として信託銀行に信託している場合に信託保全を行っているといいます。なんらかの理由で証券会社が破綻してしまったとしても、顧客の資産は守られることとなります。信託保全には完全信託保全と、一部信託がありますのでご注意ください。証券会社を選ぶ際の一つの指標となっています。
  • GMT (ジー・エム・ティー):グリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)のこと。メタトレーダーではこのグリニッジ標準時からブローカーのサーバーの時刻が何時間ずれているか(GMT Offset)を知ることによって、トレードすべき時刻を決める。

  • Sthealth Mode (ステルスモード):ブローカーによっては、数pipsから十数pipsぐらいの小さな利益・損失で決済されるのを嫌がります。
    そこでブローカー向けにTakeProfit(利食い指値)やStopLoss(損切り指値)を見かけ上は大きめに設定しておき、実際の決済はもっと小さな値で行います。
    この大きめに値を設定することをステルスモードと呼びます。ブローカーの目から隠すという意味合いがあります。
  • Stochastic (ストキャスティクス):買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系の指標として用いられます。
  • StopLoss (ストップロス):損失をある程度に抑えるために逆指値で注文を出しておくことです。
    SLと略されることも多く、損切りする際のpips値を示すこともあります。
  • Strategy Tester (ストラテジー・テスター):メタトレーダーに付属しているバックテスト(過去データを使ったシステムのテスト)を行うための機能です。
  • Spread (スプレッド):スプレッドとは売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のことです。
    これが、トレードに対するブローカーの手数料となります。トレーダーにとってはスプレッドが小さいほうが有利に働きます。
  • Slippage (スリッページ):売買注文を出した際に、相場が急変し、価格が変わってしまい、注文とずれた価格で約定してしまうことです。Expert AdvisorのパラメータにはよくSlippage等の設定項目があります。一般的にこれは注文と相場の価格のずれをどこまで許容するかを指定します。
  • Swap (スワップ):スワップとは、各通貨間の金利差によって生じる受け渡し金のことです。
    金利の大きな通貨を買っている場合は金利差を受け取ることができますが、逆に金利の小さな通貨を買っている場合は金利差を支払う必要があります。

  • Sell Limit (セル リミット):Sell Limitとは売りの逆指値注文のことです。例えば相場が1ドル80円のときに、逆指値注文を80.5円に入れたとすると、相場が動いて80.5円になったら売り注文を入れます。つまり売りたい方向とは逆に相場が進んだら売りを行います。買い注文の場合はBuy Limitです。
  • Sell Stop (セルストップ):Sell Stopとは売りの逆指値注文のことです。例えば相場が1ドル80円のときに、逆指値注文を75.5円に入れたとすると、相場が動いて75.5円になったら売り注文を入れます。つまり売りたい方向に相場が進んだら売りを行います買い注文の場合はBuy Stopです。

  •  損益率:売買検証期間内における総利益(勝ちトレードの合計)と総損失(負けトレードの合計)の割合です。 「総利益/総損失」で求められます。より大きい方が優れている数値になります。 「1」より小さい場合は総利 益より総損失の方が大きいことを意味します。従って、損益率が「1」より小さいストラテジは対象期間 内はあまりいい成績を残せなかったといえます。

  • Time Frame (タイム・フレーム):メタトレーダーでいうタイムフレームとはチャート上のバー一本あたりの時間枠です。
    バーにはタイムフレームで指定した期間の結果があらわされます。
  • 建て玉 (タテギョク):ポジションと同じ意味。売買を行って、決済をしていない通貨ペアの数量のこと。

  • Tick (ティック):Tickとは相場の細かい値動きのことです。
  • TakeProfit (テイクプロフィット):利益を確定するために逆指値で注文を出しておくことです。TPと略されることも多く、利益を確定する際の値を指すこともあります。
  • 手仕舞う (テジマウ):ポジションを決済すること。
  • Digit (ディジット):通貨ペアの買値・売値の小数点以下の桁数のことです。一般的に4桁のブローカー、5桁のブローカーがあります。Digitが異なると指定する指値の値が変わるため、Expert Advisorの挙動が変わってしまいます。Expert Advisorによっては、設定パラメータが用意されている場合があります。ブローカーによって異なりますので注意が必要です。
  • DST (デイ・セービング・タイム):DST(Day Saving Time)とは、サマータイム(夏時間)とも呼ばれ、一年のうち日照時間の長くなる三月中旬から10月終わりまでの間、タイムゾーンを一時間ずらす習慣です。アメリカでは開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日、ヨーロッパでは開始日は3月最終日曜日、終了は10月最終日曜日となっている。これに伴いFXのシステムの設定においても、ブローカーによってはGMTオフセットを変更する必要がある。例えば、サマータイムの期間以外ではGMTオフセットが+2であったブローカーはサマータイムではGMTオフセットを+3にしたりします。
  • デモ口座 (デモコウザ):デモ口座とは実際の値動きとほぼ同じ動きをするが、口座資金は仮想の口座で仮想の売買を行う口座のことです。実際の値動きと連動しているため実際の口座とほぼ同じトレードのシミュレーションが可能。ただ、実際のブローカーサーバーとは異なるため、実トレードとはトレードに差が出ることがあります。

  • TrailingStop (トレーリングストップ):一定の利益が出るごとにStopLossの値を引き上げていき、一旦出た利益を逃さないようにする手法。
  • ドテン (ドテン):ドテンとは相場の方向性を読み、売買を行い、相場が反転すると読んだタイミングでポジションを決済すると同時に反対方向のポジションを取ります。
  • USDJPY (ドルエン):$(ドル)と¥(円)の通貨ペアです。EURUSD(ユーロドル)に次いで2番目の取引量を誇る通貨ペアです。
  • USDCAD (ドルカナ):ドルとカナダドルとの通貨ペア。
  • USDCHF (ドルスイ):$(ドル)とスイスフランの通貨ペアです。EURUSD(ユーロドル)と相関性が高い値動きをします。
  • Draw Down (ドローダウン):ドローダウンとは、損失を出し資産が低下した際の低下率を表します。
    ドローダウンが大きいほど安定して運用するのが難しいと判断できます。

  • 成行注文 (ナリユキチュウモン):その場の価格で売買注文を出すことです。
  • ナンピン (ナンピン):株式を買った後、値下がりしてしまったときに、安い値段で同じ銘柄を買い増して、平均購入価格を下げることを「難平(ナンピン)」といいます。平均購入価格を下げることによって、最初に買った値段まで株価が戻らなくても利益が出ることになりますが、逆に、更に値下がりした場合には、損失額は大きくなります。ナンピンの目的は平均購入単価を下げることではなく、あくまでコストを上げずにポジションを増やすことにあります。

  • News Filter (ニュース・フィルター):為替相場は、金融政策の発表等、経済に関連したニュースが出ると大きな値動きを見せることがよくあります。スキャルピングシステムのように小さな利鞘を狙ったシステムでは比較的相場が穏やかな時間帯を狙ってトレードを行うため、ニュースにより相場の変動が大きくなると、大きな損失を被ってしまう可能性があります。ニュースフィルターは、カレンダー上にそういった相場への影響力が大きなニュースがある場合に、それをシステムに知らせ、その近くのトレードを停止させるようなことを行います。

  • No hedge rule (ノーヘッジルール):両建て禁止のことです。同じ通貨ペアで、買いと売りのポジションを取ってはいけないという、NFA (National Futures Association;全米先物協会)がアメリカのブローカーに出されている規制です。

  • Buy Limit (バイ リミット):Buy Limitとは買いの指値注文のことです。例えば相場が1ドル100円のときに、指値注文を99.5円に入れたとすると、相場が動いて99.5円になったら買い注文を入れます。つまり相場が買いたい方向とは逆行した際に買いを入れます。売り注文の場合はSell Limitです。
  • Buy Stop (バイ ストップ):Buy Stopとは買いの逆指値注文のことです。例えば相場が1ドル100円のときに、逆指値注文を100.5円に入れたとすると、相場が動いて100.5円になったら買い注文を入れます。つまり相場が売買方向と逆行した際に注文を実行します。売り注文の場合はSell Stopです。
  • Back Test (バック・テスト):各通貨の過去の遷移データを使って、システムの挙動をテストすることです。メタトレーダーの機能であるストラテジー・テスターを使って実行することができます。

  • Visual Mode (ビジュアル・モード):バックテストにおいて、チャートを表示し、チャートの動きを見ながらバックテストできるモードのことです。実際よりは早送りでシステムの動きをチャート上で見ることができます。また、システムを動かした際にチャートに表示されるメッセージが正しく表示されるかなど、実際の動作に近い状態でテストすることができますので、システムがうまく動かない場合のデバッグに役立ちます。
  • Bid (ビッド):各通貨ペアの売値のこと。

  • FIFO (ファイフォ):先入れ先出しと言われます。同じ通貨ペアにおいて最初に売買したポジションから順番に決済を行わないといけないという、NFA (National Futures Association;全米先物協会)からアメリカのブローカーに対して出されている規制です。
  • ForwardTest (フォワード・テスト):デモ口座(実際の値動きとほぼ同じ動きをするが、口座資金は仮想の口座で仮想の売買を行う口座)やリアル口座(実際の資金を使って実際の相場で売買する口座)で運用を行い、システムの性能を評価すること。
  • VPS (ブイ・ピー・エス):VPSとはバーチャルプライベートサーバー(Virtural Private Server)の略で、仮想レンタルサーバーのことです。見かけ上は一つのサーバーを管理しているように見えますが、複数のユーザーで一つのサーバーを共有してレンタルします。サーバーは管理会社が管理しており、ユーザーはリモート接続を使い、VPSを操作します。システムトレードのように、ネットワークに接続された24時間安定稼働のPCが欲しい場合に使います。
  • Bull (ブル):ブルとは英語で雄牛のことです。為替におけるブルとは上昇トレンドのことを表します。対義語としてベアがあります。ベアは英語で熊の意味で、為替では下降トレンドを表します。為替相場はよく、突き上げるブルと叩き落とすベアの戦いという形で表現されます。
  • Break Even (ブレークイーブン):ブレークイーブンとはある一定の利益が出たら、StopLossを損失ゼロまで移動させることです。一度利益が出たのにマイナスになってStopLossにかかってしまうということを防ぎます。
  • Profit Factor (プロフィット・ファクター):プロフィットファクターとはシステムの成績を表す指標の一つで、総利益 ÷ 総損失で表されます。1ですと、利益と損失が同じですので、プラスマイナスゼロを表します。1より大きい値ですと利益が出ていることになります。

  • Hedge (ヘッジ):リスクヘッジと同じ意味。為替投資を行うに際して、例えばある通貨に買いポジションを取ったとすると、もしその通貨が下落した際に損害を受けてしまいます。そのため、一部資金で売りポジションを取るなど、別の手段でリスクを低減することをリスクヘッジと言います。
  • Bear (ベア):ベアとは英語で熊のことです。為替におけるベアとは下降トレンドのことを表します。対義語としてブルがあります。ブルは英語で雄牛の意味で、為替では上昇トレンドを表します。為替相場はよく、突き上げるブルと叩き落とすベアの戦いという形で表現されます。
  • Pending Order (ペンディング・オーダー):日本語の指値注文のことです。あらかじめ売買したい価格を指定して注文を出しておくことです。相場の価格が指定していた価格になると自動で売買されます。

  • Volatility (ボラティリティ):相場価格の変動性の大きさを表します。ボラティリティが大きい相場というと、相場の変動が大きい相場となります。
  • Position (ポジション):建て玉と同じ意味。売買を行って、決済をしていない通貨ペアの数量のこと。
  • ポジポジ病 (ポジポジビョウ):システムトレード特有の病気で、常にポジションを持っていないとなんだか寂しくなる病気。ポジションを一杯取るEAを動かすことで一時的に直ります。
  • GBPJPY (ポンエン):£(ポンド)と\¥(円)の通貨ペア。ポン円と言われることが多いです。
  • GBPUSD (ポンドル):ポンドルとはGBP(ポンド)とUSD(ドル)の通貨ペアのことを示します。
  • Portfolio (ポートフォリオ):資産を運用する際に、複数の投資対象に分散を行うこと。またはその組み合わせのことを指します。システムトレードにおけるポートフォリオはどんなシステムにどんな比率で投資を行うかということになります。

  • Magic Number (マジック・ナンバー):システムがそれぞれ自分の売買しているポジションを認識するための識別番号。この番号を固有の値にすることで、それぞれのシステムが自分の取ったポジション以外のポジションを操作すること(競合)を防ぎます。システムそれぞれによって対応が異なるため注意が必要です。
  • Money Management (マネーマネジメント機能):投資するロットサイズを、資産額に応じて指定する方法です。通常、口座の資産額に対して、レバレッジを考慮し、何%占有するかを算出し、ロットサイズを決定します。ほとんどの場合が、損をした場合に何%の資産を失うかを設定するという意味ではないことにご注意ください。
  • Margin Call (マージンコール):追証と同じ意味。口座の含み損が多くなることで、資産の評価額が減って、レバレッジで想定している額を下回った際に発生します。証券会社によって対応は異なりますが、こういった場合は通常自動的に損切り決済されます。証拠金以上の損失が出ないようにするための仕組みです。

  • MetaTrader (メタトレーダー):MetaQuates社が開発したFXトレードを行うための無料プラットフォーム。C言語ベースの言語で自動売買システムを開発することや、チャートを開いて手動でトレードを行うことができる。
  • MetaEditor (メタ・エディター):メタトレーダーに付属しているMQLプログラムの作成・編集ようのエディターです。プログラムソースの作成、コンパイル等ができます。

  • momentum (モメンタム):相場の方向性や勢いを表すテクニカル指標。

  • 約定 (ヤクジョウ):売買注文が成立することです。
  • 安値  (ヤスネ):営業日のなかで最も安いレートのことです。

  • ユーロ (ユーロ):1999年1月に発足した欧州連合(EU)の単一通貨のことをいいます。当時のEU加盟国15カ国のうち、イギリス、デンマーク、スウェーデンを除く12 カ国が2002年3月1日に自国の通貨を永久に放棄してユーロを採用しました。その後、2007年1月1日にはスロヴェニア、2008年1月1日にはキプロスとマルタ、そして2009年1月1日にはスロバキアがユーロを採用し、ユーロ圏は下記の16ヶ国に拡大しました。ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、イタリア、キプロス、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロヴェニア、フィンランド、スロバキア
  • EURCHF (ユーロスイ):EUR(ユーロ)とスイスフランの通貨ペアです。スキャルピングのトレードによく使われます。
  • EURUSD (ユーロドル):EUR(ユーロ)と$(ドル)の通貨ペアのことです。取引される数が一番多く、テクニカルとしてわかりやすい動きをします。
  • EURGBP (ユーロポン):EUR(ユーロ)と£(ポンド)の通貨ペアです。ユーロスイ(EURCHF)と並んでスキャルピングシステムによく使われます。

  • リアル口座 (リアルコウザ):実際の資金を使って、相場で売り買いを行う口座のこと。これに対して仮想の資金を使って仮想のトレードを行う口座をデモ口座といいます。
  • Risk Hedge (リスク・ヘッジ):為替投資を行うに際して、例えばある通貨に買いポジションを取ったとすると、もしその通貨が下落した際に損害を受けてしまいます。そのため、一部資金で売りポジションを取るなど、別の手段でリスクを低減することをリスクヘッジと言います。
  • リスクリターン率:期間内における累積実現損益が最大ドローダウンの何倍かを表す比率のことを言います。 1以上のストラテジが、期間内で利益を出しているストラテジとなります。累積損益(pips)÷最大ドローダウン
  • 両建て (リョウダテ):同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に取ることです。
  • 両建て禁止 (リョウタテキンシ):同じ通貨ペアで、買いと売りのポジションを取ってはいけないという、NFA (National Futures Association;全米先物協会)がアメリカのブローカーに出されている規制です。

  • Leverag (レバレッジ):レバレッジとは、証拠金に対してトレード可能な額の倍率のことです。通常、FXでは1000通貨や10000通貨といった単位でトレードを行います。例えば、1USDドル=90円の時に10000ドルを取引する場合、レバレッジが1(保証金率100%)だったとすれば83万円の保証金が必要です。ところが、レバレッジを100(保証金率1%)にすると、10000ドルの取引に必要な保証金は83万円の約100分の1の8千3百円となります。小さな証拠金額で大きな額のトレードを行うための仕組みです。証券会社によりレバレッジはまちまちです。

  • Loss cut (ロスカット):損切りのこと。損失がそれ以上拡大しないように建て玉を決済することを言います。
  • ロットサイジング (ロットサイジング):トレードする際のロットサイズを資産額に合った値に調整すること。ロット設定、ロット調整とも言います。
  • Lot Size (ロットサイズ):取引をする際にどのぐらいの金額を投資するのかを指定する必要があります。トレードする際の建て玉の大きさを表すのがロットサイズです。0.01lot = 1,000通貨単位
    0.10lot = 10,000通貨単位
    1.00lot = 100,000通貨単位
    となります。ロットサイズを大きくすると利食いした場合の利益が大きくなりますが、損切りした場合の損失も大きくなりますので気をつけてください。

A

  • Ask (アスク):各通貨ペアの買値のこと。

B

  • Buy Limit (バイ リミット):Buy Limitとは買いの指値注文のことです。
  • Buy Stop (バイ ストップ):Buy Stopとは買いの逆指値注文のことです。
  • Back Test (バック・テスト):各通貨の過去の遷移データを使って、システムの挙動をテストすることです。メタトレーダーの機能であるストラテジー・テスターを使って実行することができます。
  • Bid (ビッド):各通貨ペアの売値のこと。
  • Bull (ブル):ブルとは英語で雄牛のことです。為替におけるブルとは上昇トレンドのことを表します。対義語としてベアがあります。ベアは英語で熊の意味で、為替では下降トレンドを表します。為替相場はよく、突き上げるブルと叩き落とすベアの戦いという形で表現されます。
  • Break Even (ブレークイーブン):ブレークイーブンとはある一定の利益が出たら、StopLossを損失ゼロまで移動させることです。
    一度利益が出たのにマイナスになってStopLossにかかってしまうということを防ぎます。
  • Bear (ベア):ベアとは英語で熊のことです。為替におけるベアとは下降トレンドのことを表します。対義語としてブルがあります。ブルは英語で雄牛の意味で、為替では上昇トレンドを表します。為替相場はよく、突き上げるブルと叩き落とすベアの戦いという形で表現されます。

C

  • Curve fitting (カーブ・フィッティング):カーブ・フィッティングとは、過去のデータを使ってシステムの成績を最適化する際に、過剰に最適化しすぎることで、過去データの期間だけ非常に良い成績が出るようになること。実際にシステムを使った途端に成績が出なくなることが多い。

D

  • Digit (ディジット):通貨ペアの買値・売値の小数点以下の桁数のことです。一般的に4桁のブローカー、5桁のブローカーがあります。Digitが異なると指定する指値の値が変わるため、Expert Advisorの挙動が変わってしまいます。Expert Advisorによっては、設定パラメータが用意されている場合があります。ブローカーによって異なりますので注意が必要です。
  • DST (デイ・セービング・タイム):DST(Day Saving Time)とは、サマータイム(夏時間)とも呼ばれ、一年のうち日照時間の長くなる三月中旬から10月終わりまでの間、タイムゾーンを一時間ずらす習慣です。アメリカでは開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日、ヨーロッパでは開始日は3月最終日曜日、終了は10月最終日曜日となっている。これに伴いFXのシステムの設定においても、ブローカーによってはGMTオフセットを変更する必要がある。例えば、サマータイムの期間以外ではGMTオフセットが+2であったブローカーはサマータイムではGMTオフセットを+3にしたりします。夏時間と同じ意味。
  • Draw Down (ドローダウン):ドローダウンとは、損失を出し資産が低下した際の低下率を表します。ドローダウンが大きいほど安定して運用するのが難しいと判断できます。

E

  • Exit (イグジット):保持しているポジションを手仕舞う(決済する)こと。
  • erm (イーアールエム):ユーロ導入前、多くのEU加盟国が採用していた「各通貨が互いに一定の範囲内で変動するシステム」すなわち為替相場機構(Exchange Rate Mechanism)のことをいいます。
    EU(欧州連合)の欧州通貨制度(EMS)の中核をなす為替相場の安定機構で、EU加盟国通貨間(各2カ国間)に中心レートを設け、相互に2.25%の変動幅内に安定させる介入義務を負う、というものでした。
  • EA (イーエー):Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略。メタトレーダー専用のC言語ベースの言語(MQL)で書かれたトレードプログラムのこと。
  • ECN Broker (イー・シー・エヌ・ブローカー):ECNブローカーとは、Electronic Communications Network Brokerの略であり、トレーダーの注文が相場に直接接続されるタイプのことです。NDD(No Dealing Desk)とも呼ばれます。これに対してDDブローカーでは一旦ブローカーがトレーダーの注文を受けるため、ブローカー側で何らかの操作がされている可能性が否定できません。
  • Expert Advisor (エキスパートアドバイザー):メタトレーダー専用のC言語ベースの言語(MQL)で書かれたトレードプログラムのこと。EAと略されることが多い。
  • Entry (エントリー):通貨ペアの売買を行い、ポジションを持つこと。
  • EURCHF (ユーロスイ):EUR(ユーロ)とスイスフランの通貨ペアです。スキャルピングのトレードによく使われます。
  • EURUSD (ユーロドル):EUR(ユーロ)と$(ドル)の通貨ペアのことです。取引される数が一番多く、テクニカルとしてわかりやすい動きをします。
  • EURGBP (ユーロポン):EUR(ユーロ)と£(ポンド)の通貨ペアです。ユーロスイ(EURCHF)と並んでスキャルピングシステムによく使われます。

F

  • FOMC (エフ・オー・エム・シー):FOMCとはFederal Open Market Committeeの略で、連邦公開市場委員会のことであり、米国の金融政策を決定する会合のことです。この会合の結果によっては為替相場が大きく変動することが多いため注目されます。
  • FIFO (ファイフォ):先入れ先出しと言われます。同じ通貨ペアにおいて最初に売買したポジションから順番に決済を行わないといけないという、NFA (National Futures Association;全米先物協会)からアメリカのブローカーに対して出されている規制です。
  • ForwardTest (フォワード・テスト):デモ口座(実際の値動きとほぼ同じ動きをするが、口座資金は仮想の口座で仮想の売買を行う口座)やリアル口座(実際の資金を使って実際の相場で売買する口座)で運用を行い、システムの性能を評価すること。

G

  • GMT (ジー・エム・ティー):グリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)のこと。メタトレーダーではこのグリニッジ標準時からブローカーのサーバーの時刻が何時間ずれているか(GMT Offset)を知ることによって、トレードすべき時刻を決める。
  • GBPJPY (ポンエン):£(ポンド)と¥(円)の通貨ペア。ポン円と言われることが多いです。
  • GBPUSD (ポンドル):ポンドルとはGBP(ポンド)とUSD(ドル)の通貨ペアのことを示します。

H

  • Hedge (ヘッジ):リスクヘッジと同じ意味。為替投資を行うに際して、例えばある通貨に買いポジションを取ったとすると、もしその通貨が下落した際に損害を受けてしまいます。そのため、一部資金で売りポジションを取るなど、別の手段でリスクを低減することをリスクヘッジと言います。

I

  • Indicator (インジケーター):インジケーターとはトレードを行うための指標をチャート上に表示するためのプログラムです。
    エキスパートアドバイザーがトレードを行うのに対して、インジケーターはシグナルを出すだけです。
  • investor password (インベスター・パスワード):investor passwordとはメタトレーダーで使っている口座を閲覧専用で見るためのパスワードです。口座の持ち主は口座番号とinvestor password、お使いのサーバーを連絡することで、口座の状態を公開することができます。上記の情報を入手した閲覧者は使っているメタトレーダー上でこの情報を入力することで口座の取引内容を見ることができます。

L

  • Leverag (レバレッジ):レバレッジとは、証拠金に対してトレード可能な額の倍率のことです。通常、FXでは1000通貨や10000通貨といった単位でトレードを行います。例えば、1USDドル=90円の時に10000ドルを取引する場合、レバレッジが1(保証金率100%)だったとすれば83万円の保証金が必要です。ところが、レバレッジを100(保証金率1%)にすると、10000ドルの取引に必要な保証金は83万円の約100分の1の8千3百円となります。小さな証拠金額で大きな額のトレードを行うための仕組みです。証券会社によりレバレッジはまちまちです。
  • Loss cut (ロスカット):損切りのこと。損失がそれ以上拡大しないように建て玉を決済することを言います。
  • Lot Size (ロットサイズ):取引をする際にどのぐらいの金額を投資するのかを指定する必要があります。トレードする際の建て玉の大きさを表すのがロットサイズです。0.01lot = 1,000通貨
    0.10lot = 10,000通貨
    1.00lot = 100,000通貨
    となります。

M

  • MM (エムエム(マネーマネジメント)):マネーマネジメント機能の略です。投資するロットサイズを、資産額に応じて指定する方法です。通常、口座の資産額に対して、レバレッジを考慮し、何%占有するかを算出し、ロットサイズを決定します。ほとんどの場合が、損をした場合に何%の資産を失うかを設定する意味ではないことにご注意ください。
  • MACD (エム・エー・シー・ディー):マックディーとよく呼ばれますが、Moving Average Convergence Divergenceの略であり、日本の指数移動平均線(EMA)をつかって算出します。2本の線の交差するところで買い、売りのシグナルとして判断します。
  • Magic Number (マジック・ナンバー):システムがそれぞれ自分の売買しているポジションを認識するための識別番号。この番号を固有の値にすることで、それぞれのシステムが自分の取ったポジション以外のポジションを操作すること(競合)を防ぎます。システムそれぞれによって対応が異なるため注意が必要です。
  • Money Management (マネーマネジメント機能):投資するロットサイズを、資産額に応じて指定する方法です。通常、口座の資産額に対して、レバレッジを考慮し、何%占有するかを算出し、ロットサイズを決定します。
    ほとんどの場合が、損をした場合に何%の資産を失うかを設定するという意味ではないことにご注意ください。
  • Margin Call (マージンコール):追証と同じ意味。口座の含み損が多くなることで、資産の評価額が減って、レバレッジで想定している額を下回った際に発生します。証券会社によって対応は異なりますが、こういった場合は通常自動的に損切り決済されます。証拠金以上の損失が出ないようにするための仕組みです。
  • MetaTrader (メタトレーダー):MetaQuates社が開発したFXトレードを行うための無料プラットフォーム。C言語ベースの言語で自動売買システムを開発することや、チャートを開いて手動でトレードを行うことができる。
  • MetaEditor (メタ・エディター):メタトレーダーに付属しているMQLプログラムの作成・編集ようのエディターです。プログラムソースの作成、コンパイル等ができます。
  • momentum (モメンタム):相場の方向性や勢いを表すテクニカル指標。

N

  • News Filter (ニュース・フィルター):為替相場は、金融政策の発表等、経済に関連したニュースが出ると大きな値動きを見せることがよくあります。スキャルピングシステムのように小さな利鞘を狙ったシステムでは比較的相場が穏やかな時間帯を狙ってトレードを行うため、ニュースにより相場の変動が大きくなると、大きな損失を被ってしまう可能性があります。ニュースフィルターは、カレンダー上にそういった相場への影響力が大きなニュースがある場合に、それをシステムに知らせ、その近くのトレードを停止させるようなことを行います。
  • No hedge rule (ノーヘッジルール):両建て禁止のことです。同じ通貨ペアで、買いと売りのポジションを取ってはいけないという、NFA (National Futures Association;全米先物協会)がアメリカのブローカーに出されている規制です。

O

  • Off quotes (オフ・クオート):サーバーからの約定拒否のこと。
  • Optimize (オプティマイズ):メタトレーダーのバックテストの機能の一つで、いくつかのパラメータの値を変えながらバックテストを何度も繰り返し、バックテスト期間に、対象のパラメータがどの値のときに成績が良いかを調べます。複数のパラメータを同時に指定できますので、単一のパラメータだけでなく組み合わせてオプティマイズが可能です。あまり多くのパラメータを指定しすぎるとテスト回数が増大になりテスト時間がかかってしまいます。

P

  • Profit Factor (プロフィット・ファクター):プロフィットファクターとはシステムの成績を表す指標の一つで、総利益 ÷ 総損失で表されます。1ですと、利益と損失が同じですので、プラスマイナスゼロを表します。1より大きい値ですと利益が出ていることになります。
  • Pending Order (ペンディング・オーダー):日本語の指値注文のことです。あらかじめ売買したい価格を指定して注文を出しておくことです。相場の価格が指定していた価格になると自動で売買されます。Position (ポジション)
  • 建て玉と同じ意味。:売買を行って、決済をしていない通貨ペアの数量のこと。
  • Portfolio (ポートフォリオ):資産を運用する際に、複数の投資対象に分散を行うこと。またはその組み合わせのことを指します。システムトレードにおけるポートフォリオはどんなシステムにどんな比率で投資を行うかということになります。

R

  • RSI (アール・エス・アイ):Relative Strength Indexの略であり、買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系の指標として用いられます。
  • Risk Hedge (リスク・ヘッジ):為替投資を行うに際して、例えばある通貨に買いポジションを取ったとすると、もしその通貨が下落した際に損害を受けてしまいます。そのため、一部資金で売りポジションを取るなど、別の手段でリスクを低減することをリスクヘッジと言います。

S

  • Summer Time (サマー・タイム):サマータイム(夏時間)とは、DST(Day Saving Time)とも呼ばれ、一年のうち日照時間の長くなる三月中旬から10月終わりまでの間、タイムゾーンを一時間ずらす習慣です。アメリカでは開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日、ヨーロッパでは開始日は3月最終日曜日、終了は10月最終日曜日となっている。これに伴いFXのシステムの設定においても、ブローカーによってはGMTオフセットを変更する必要がある。例えば、サマータイムの期間以外ではGMTオフセットが+2であったブローカーはサマータイムではGMTオフセットを+3にしたりします。DST、夏時間と同意。
  • Sthealth Mode (ステルスモード):ブローカーによっては、数pipsから十数pipsぐらいの小さな利益・損失で決済されるのを嫌がります。そこでブローカー向けにTakeProfit(利食い指値)やStopLoss(損切り指値)を見かけ上は大きめに設定しておき、実際の決済はもっと小さな値で行います。この大きめに値を設定することをステルスモードと呼びます。ブローカーの目から隠すという意味合いがあります。
  • Stochastic (ストキャスティクス):買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系の指標として用いられます。
  • StopLoss (ストップロス):損失をある程度に抑えるために逆指値で注文を出しておくことです。SLと略されることも多く、損切りする際のpips値を示すこともあります。
  • Strategy Tester (ストラテジー・テスター):メタトレーダーに付属しているバックテスト(過去データを使ったシステムのテスト)を行うための機能です。
  • Spread (スプレッド):スプレッドとは売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のことです。これが、トレードに対するブローカーの手数料となります。トレーダーにとってはスプレッドが小さいほうが有利に働きます。
  • Slippage (スリッページ):売買注文を出した際に、相場が急変し、価格が変わってしまい、注文とずれた価格で約定してしまうことです。Expert AdvisorのパラメータにはよくSlippage等の設定項目があります。一般的にこれは注文と相場の価格のずれをどこまで許容するかを指定します。
  • Swap (スワップ):スワップとは、各通貨間の金利差によって生じる受け渡し金のことです。金利の大きな通貨を買っている場合は金利差を受け取ることができますが、逆に金利の小さな通貨を買っている場合は金利差を支払う必要があります。
  • Sell Limit (セル リミット):Sell Limitとは売りの逆指値注文のことです。
  • Sell Stop (セルストップ):Sell Stopとは売りの逆指値注文のことです。

T

  • Time Frame (タイム・フレーム):メタトレーダーでいうタイムフレームとはチャート上のバー一本あたりの時間枠です。バーにはタイムフレームで指定した期間の結果があらわされます。日本では時間足と呼ばれることが多い。
  • Tick (ティック):Tickとは相場の細かい値動きのことです。
  • TakeProfit (テイクプロフィット):利益を確定するために逆指値で注文を出しておくことです。TPと略されることも多く、利益を確定する際の値を指すこともあります。
  • TrailingStop (トレーリングストップ):一定の利益が出るごとにStopLossの値を引き上げていき、一旦出た利益を逃さないようにする手法。

U

  • USDJPY (ドルエン):$(ドル)と¥(円)の通貨ペアです。EURUSD(ユーロドル)に次いで2番目の取引量を誇る通貨ペアです。
  • USDCAD (ドルカナダ):ドルとカナダドルとの通貨ペア。
  • USDCHF (ドルスイ):$(ドル)とスイスフランの通貨ペアです。EURUSD(ユーロドル)と相関性が高い値動きをします。

V

  • Visual Mode (ビジュアル・モード):MT4でのバックテストにおいて、チャートを表示し、チャートの動きを見ながらバックテストできるモードのことです。実際よりは早送りでシステムの動きをチャート上で見ることができます。また、システムを動かした際にチャートに表示されるメッセージが正しく表示されるかなど、実際の動作に近い状態でテストすることができますので、システムがうまく動かない場合のデバッグに役立ちます。
  • VPS (ブイ・ピー・エス):VPSとはバーチャルプライベートサーバー(Virtural Private Server)の略で、仮想レンタルサーバーのことです。見かけ上は一つのサーバーを管理しているように見えますが、複数のユーザーで一つのサーバーを共有してレンタルします。サーバーは管理会社が管理しており、ユーザーはリモート接続を使い、VPSを操作します。システムトレードのように、ネットワークに接続された24時間安定稼働のPCが欲しい場合に使います。
  • Volatility (ボラティリティ):相場価格の変動性の大きさを表します。ボラティリティが大きい相場というと、相場の変動が大きい相場となります。

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