無料インジケーター:各市場セッション表示
主要市場の取引時間帯をチャート上で視覚化
このインジケーターはMT4版とMT5版があります。
「各市場セッション表示」インジケーターの概要
「各市場セッション表示」は、FX市場における主要な取引時間帯である東京セッション、ロンドンセッション、ニューヨークセッションをチャート上に色分けして表示するカスタムインジケーターです。 各セッションの開始・終了時刻や重なる時間帯を視覚的に把握することで、その時間帯特有の値動きの傾向やボラティリティの変化を意識したトレード戦略を立てるのに役立ちます。
主な機能と特徴
- 東京、ロンドン、ニューヨークの各市場セッションの取引時間帯をチャート背景に長方形で表示。
- 各セッションごとに表示色をカスタマイズ可能。
- セッションが重なる時間帯(例: ロンドンとニューヨーク)も明確に識別可能。
- サーバー時間とローカル時間の時差、夏時間(サマータイム)の切り替えを自動または手動で調整可能(パラメータ設定による)。
- 表示のオン/オフをセッションごとに切り替え可能。
- MT4版とMT5版の両方を提供。
パラメータ設定 (MT4版の例)
インジケーターのプロパティ画面から、以下の主要なパラメータを設定できます。(MT5版も同様のパラメータがあります)
パラメータ名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
ServerGMTOffset |
ブローカーサーバーのGMTオフセット(例: 3 = GMT+3) | Auto (自動検出試行) |
TokyoSession_Enable |
東京セッション表示 (true/false) | true |
TokyoSession_Color |
東京セッションの色 | LightSkyBlue |
LondonSession_Enable |
ロンドンセッション表示 (true/false) | true |
LondonSession_Color |
ロンドンセッションの色 | LightPink |
NewYorkSession_Enable |
NYセッション表示 (true/false) | true |
NewYorkSession_Color |
NYセッションの色 | LightGreen |
ShowSessionNames |
セッション名表示 (true/false) | true |
※ 上記は代表的なパラメータです。実際のインジケーターにはセッション開始・終了時刻の手動設定や夏時間ルールの詳細設定などが含まれる場合があります。
活用例
- 時間帯ごとの戦略切り替え: 東京時間はレンジ相場になりやすい、ロンドン時間から値動きが活発になる、ニューヨーク時間はトレンドが発生しやすいなど、各セッションの一般的な特徴を考慮した戦略の切り替え。
- ボラティリティ変化の予測: セッションの開始時刻や、特にロンドンとニューヨークのセッションが重なる時間帯(ゴールデンタイム)にはボラティリティが高まる傾向があるため、そのタイミングを意識したエントリーやエグジット。
- 特定時間帯を避ける判断: 自身の取引スタイルに合わない時間帯(例: 値動きが少ない時間帯、逆に激しすぎる時間帯)を避け、得意な時間帯に集中する。
- 指標発表との関連付け: 重要な経済指標がどの市場セッション中に発表されるかを確認し、その前後の値動きパターンを分析する。 経済指標カレンダーはこちら。
重要な注意事項
- 本インジケーターは取引の判断を補助するものであり、売買シグナルを直接出すものではありません。また、利益を保証するものでもありません。
- 各市場セッションの一般的な特徴はあくまで傾向であり、常にその通りに動くとは限りません。
- ブローカーのサーバー時間とGMTのオフセット、および夏時間の設定を正しく行わないと、セッション時間がずれて表示される可能性があります。ご利用のブローカーの情報を確認してください。
- チャートの時間足によっては、セッションの表示が細かすぎたり大まかすぎたりする場合があります。分析に適した時間足でご利用ください。
時間軸を意識した分析を
FX市場は時間帯によって参加者や流動性が大きく変わります。このインジケーターを使って時間軸を意識することで、より深い市場分析が可能になるでしょう。
ダウンロード
以下のボタンから「各市場セッション表示」インジケーター (MT4版/MT5版 .ex4/.ex5ファイル) をダウンロードできます。
ダウンロード前に、上記の注意事項を必ずお読みください。
(ZIP形式で圧縮されています。解凍してご利用ください。)