アルパリジャパンの株式を取得したデューカスコピーですが、今のところ取引プラットフォームとしてMT4を提供してくれる気配は感じられません。
MT4の使いやすさや柔軟性は認めつつも、MT4の透明性や高額な導入コストに不満を覚えているのでしょうか。
とはいうものの完全にMT4を認めていないわけではなく、サイト上では以下のようにEAやカスタムインディケーターの動作をサポートしていると表明しています。
「JForexプラットフォームはMetaTrader(c)のExpert Advisors (EA)およびカスタム・インディケーターの動作をサポートしております。」
MQLコンバーターというツールを使用することでJForexでExpert Advisors (EA)やカスタム・インディケーターを使用することが出来るようです。
いちおうMT4をサポートする姿勢は見せているものの実際にトレードするツールは「JForexなんだ」という姿勢を頑ななまでに崩さない。この頑固なまでのデューカスコピーの姿勢を見ると却って信用できる会社のような気がしてきました(^-^;
デューカスコピーがここまで推しているJForexというプラットフォームですが、自動売買システムの開発言語がMT4と異なります。せっかく覚えたmql4が役に立たないわけです( ノД`)
しかし、JForexではなんとも強力な隠し玉が用意されていました。
その名も「ビジュアル JForex」です。
ビジュアル JForexって何??
いったいこの「ビジュアル JForex」って何なんでしょうか?
ビジュアルという言葉を使っていることからもわかるように、視覚的に自動売買システムを作成することが出来るツールのことです。
まずは下の動画をご覧ください。
FXDD ジャパン – 【自動売買システムを作りたい方必見】Visual JForex登場!!
FXDDのVisual JForexの説明ビデオですが、同じシステムなので参考になると思います。
カスタムインディケーターや買いエントリー、売りエントリーなどの命令がブロックになっているのでそれをドラッグアンドドロップすることでロジックを組み立てることが出来ます。
MT4では同じことを行うのにMQLというプログラミング言語を使って作っていきますが、Visual JForexではブロックを並べるだけで自動売買システムが完成してしまいます。
このツールは自由に使うことが出来るので、ダメもとで自分の考えているロジックを組み立ててみると面白いことが起こるかもしれません。
ヒストリカルデータもティックデータが用意されているので、バックテストの環境は揃っています。MT4のプログラミングに慣れている人は逆に扱いづらいと思いますが、まだMT4に触れたことがない人やプログラミングをした経験がない方にはお勧めのツールではないかと思います。
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