最近Surface Pro3を購入してからWindows8.1が意外にも使いやすくてマイクロソフトの評価が急上昇したのですが、そんな中非常に興味深いニュースが入ってきました。
ウィンドウズ10がアンドロイドを「上書き」 ユーザー引き抜き狙うマイクロソフトの「スマホ戦略」
むむ、これはどういうこと??
記事元へ飛んでみると読んで字の如し、アンドロイド端末にWindows10を上書きインストールして、WIndoesPhoneとして使ってしまおうという大胆な戦略でした。
マイクロソフトは中国のスマホメーカー「小米(シャオミ)」の協力のもと同社の旗艦スマホ「Mi4」の利用者向けのWindows10を無償提供します。使用感などのテスターになってもらうことが目的ですが、その目的よりもアンドロイドにWindows10をインストール出来てしまうことが驚きです。
マイクロソフトは「Mi4」に「ウィンドウズ10の試用版をインストールするためのソフトを開発」しこれを実現したようですが、これはまさしくWindows10によるアンドロイド端末の乗っ取りと言うことばがしっくりしますね。
以前WIndowsPhone端末に興味を持ってNOKIAのLUMIA620という端末を入手したことがあったのを思い出して引っ張り出してきました。LUMIA620という端末は非常にロースペックな端末で価格は2万円半ばだったと記憶しているのですが、OSの出来がいいのかフリーズしたり動きがカクカクしたりすることがほとんどありませんでした。
OSをWindowsPhone8.1にアップデートしても特に重くなったとは感じられませんし、人気がなくシェアはほとんどないのですがOSとしては悪くないんですよね。
現在流通しているアンドロイド端末のほとんどがLUMIA620よりも高スペックなので、アンドロイド端末上にWIndows10をインストールしても余裕で動かすことができるかもしれません。Windows10をちょっと試してみたい時にはアンドロイドの中古端末プラスWindows10という組み合わせをしてもいいかもしれないですね。
WIndows8があまりにもひどかったので、もうWindowsを使うことはないのかなと思っていましたが、ここにきて俄然Windowsの動向が気になってきました。今夏のWindows10の登場が楽しみです。使い勝手の部分でもう少し痒いところに手が届けば最高なのですが、安定性やオフィスアプリの充実などビジネスユーザーに魅力的なスマホであることは間違いないようです。
パソコンとしてはWindows7が個人ユーザーにとっての一つの完成形だっただけにどのようにモバイル適要素を加えていくかマイクロソフトの腕の見せ所ですね。
WindowsPhoneが失敗した主な要因はアプリが充実していなかったためなので、Androidとのデュアルブートが実現すれば魅力はアップします。普段はロースペックでもサクサクのWindowsPhone端末として使い、ゲームやSNSをするときだけ切り替えるとかの使い方もアリなのかもしれません。日中はWindowsPhone、帰宅したらアンドロイド端末というふうに切り替えたらゲームする時間も減って仕事に集中できるかも(笑)
Gigazineでも取り上げられていますね。
Microsoftが中国のスマートフォンメーカーXiaomi(小米科技)とタッグを組んで、なんとAndroidスマートフォンにインストールすることで「Windows 10 for Phone」OSに変更できるカスタムROMを試験していることが明らかになりました。
コメント
米中摩擦でこの話どうなったんでしょうね。