角田裕毅、「新しいVisa Cash App RBのF1マシンはすでに”大きなステップアップ”と感じている」

F1

角田裕毅とチームメイトのダニエル・リカルドは先週ラスベガスで行われた華やかな発表会から1週間を経て、イタリアのサーキットにてシェイクダウンと撮影走行に参加。RBはこれまでのアルファタウリとしてのアイデンティティを刷新し、Visa Cash App RBへと生まれ変わっていた。

コンストラクターズランキングでわずか8位にとどまった昨年のマシンからの大幅な進化を、角田はすでに感じている様子だ。昨年終盤では、リカルドがメキシコで7位、角田がアブダビで8位と好調にシーズンを締めくくっている。

「VCARB 01で最初の走行を行いました。トラックでの感触はとても良く、すべてがスムーズでした」と4年目のシーズンへ向かう23歳の日本人ドライバーは語る。 「昨年と比較して数段階の向上を感じているほか、昨年の同じ時期と比べると本当に大きな進歩だと思っています。新しいカラーリングに、新しくなったチームと共に走れたことも楽しかったです。全体的にかなりポジティブな一日でした」

「全体的に扱いやすいマシンになっており、際立って問題になるような大きな特徴や動きも感じられませんでした。今のところ好感触です」

リカルドは次のように続けた。「クリスマス休暇を経て数周走ったのは単純に良いフィーリングでした。僕らがどこまでの位置につけるかを判断するのは難しいけど、またハンドルを握ることができて良かったです」

「レッドブルに戻ってきたことで、また”満たされた”感覚がありました。あのファミリーと共に戦うのはいいものです。今年はチームとしての『キャリア』にとっても新たな局面を迎えています」

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「レッドブル傘下のジュニアチームという見られ方ではなく、独立したチームとしての時代になります」

テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、昨年のように挽回を強いられるのではなく、アブダビから引き継ぐ形でシーズンインできるようにと願っている。

「我々はコンペティティブで、積極的にミッドフィールドで戦いたいと思っています。マシンの持つ性能を全て引き出し、その力を元に開発することを全体的な目標に据えています」 「全てうまく行けば満足な結果が得られるでしょう」 「昨年は力強くシーズンを終えることができました。ミッドフィールド争いの中へともう少し早くから加わり、安定した走りを見せること、すべてのレースで激しく戦ってポイント獲得を目指すこと、そして何よりマシンと我々自身から最大限のものを引き出すことができればと思います」

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