トレンド判定の定番は移動平均線クロス
FXトレードのトレンド系のテクニカル分析といえばまず思い浮かぶのが移動平均線ですよね。過去の任意の期間の価格を平均化したラインで、過去の相場の動きを素直に表してくれるのでとても使いやすいテクニカル指標です。
長期線と短期線の2本のクロスによる売買シグナル、移動平均線の傾き、価格との乖離など利用方法は様々ですが移動平均線さえあればたいていのことは出来ちゃいそうな勢いですw
EAを作る際にもフィルターとしての利用価値が高いので何かと利用する機会は多くなってしまいます。移動平均線は慣れてくると一目見ただけでトレンドの方向、強さなどがわかるようになるので裁量トレードをする際には必ず表示させるようにしています。
トレンドの判定にはADXもお勧め
移動平均線ほどメジャーではありませんが、トレンドの強さやトレンドの方向がわかるテクニカル分析としてADXというものがあります。このインディケーターの特徴はトレンドの強さを数値で表現しているということです。数値できっちり表示されるので客観的にトレンドが発生しているのかを判断できる出来るわけです。そのためトレンド系のストラテジーをEA化してMT4で自動売買する時に便利ですね。
もちろんEA化しなくてもインジケーターを見ればトレンドの強さが一目でわかるので、裁量トレードにも威力を発揮します。
そしてトレンドの方向に関しても非常にわかりやすく表示してくれます。+DIと₋DIの2本のラインの位置関係を見れば一目瞭然というわけです。ちなみに+DIが上にあるときが上昇トレンド、₋DIが上にあるときが下降トレンドになります。
まあ、このインディケーター単体でも十分に見やすいのですが、もっと見やすくしたインディケーターがあるので紹介します。
ADXトレンドシグナルインディケーター ADX Trend Signal
+DIライン>-DIライン
ADXが16以上
は上昇トレンドなので青いロウソク足が出現します。
-DIライン>+DIライン
ADXが16以上
は下降トレンドなので赤いロウソク足が出現します。トレンドが一目でわかるのでFX初心者の人にもお勧めです。
売買シグナル機能が付いており+DIと-DIがクロスした時に矢印で教えてくれるので売買ポイントがわかりやすくなっています。
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