MT4でEAを自作している人の中にはこう感じている人が多いのかもしれません。
ブレイクアウトこそ究極のトレード手法であると…
いやさすがにそこまで言うほどのものではありませんが、ブレイクアウトEAを作って検証してみる意外といい結果が出ることが多いんですよね。アジア時間に作られたボックスのブレイクアウトを狙う戦略やハイローレンジ(高値安値ライン)をブレイクアウトしたEAなどは決済手法さえ工夫すればかなり機能してくれます。
またEAによる自動売買ではなく裁量トレードをする場合ではトレンドラインのブレイクアウトが有効です。トレンドラインを使ったトレードではリトレイスメントを狙うことが多いと思いますが、大きな利益を狙いた時はやはりブレイクアウトを狙っていきたいですよね!
これからFXを始めようとしている人にとっては聖杯を求めてインジケーターを探し回るよりは、まず最初にトレンドラインを使いこなせるようになった方が成功への近道なのかもしれません。
トレンドラインのブレイクアウトを狙うためにはトレンドラインを引く必要があるのですが、これが初心者にはけっこう難しい(^^;)
しかしご安心を!
世の中には自動でトレンドラインを引いてくれるツールが存在しています。
ギャンの45度線を意識したトレンドラインを自動で引くインジケーター
このインジケーターを使えばブレイクアウト狙い、リトレイスメント狙いどちらでもいけるわけですが、さらに便利なツールもあります。
【自分のトレンドラインで】LINE TRADER【自動売買】
このEAは自分で引いたトレンドラインを利用して売買することが出来るのでチャート上に張り付いている必要はありません。前述のツールを併用してトレンドラインを引いてしまえばあとはEAがエントリーとクローズを自動で行ってくれます。
これは楽ちんです(^^)v
Line Traderも非常に便利でお勧めなのですがさらに便利なツールが(笑)
このEAは自動でトレンドラインを引いた上にエントリー、クローズも自動で行ってくれます。
さきほどの2つのツールのいいところを取ったわけで、トレンドラインを使って楽にトレードしたい人にとっては究極のEAかもしれません。
このように機能的には非常に魅力的なAutoTrendLineTraderですが、いくら機能が良くても勝てないのではお話になりません。
というわけでバックテストをチラ見してみました。
検証期間は2017年05月1日から2018年5月12日までの約1年間です。最近のEAとしてはバックテスト期間が1年というのはちょっと物足りません。しかも4時間足なのでトレード数が少なすぎて判断するのが難しいですね(^^;)
とは言うもののバックテスト時の収益曲線は好みのカーブでおそらく素性は悪くないのではないかと思っています。
決済はテイクプロフィットの他に、テクニカルクローズとトレイリングストップで行うので設定次第では大きな利益を狙っていけそうですね。
続いてフォワードテスト結果です。
実はまだトレード数が2回しかないので判断する材料としては弱いのですが、ブレイクアウトEAらしく、含み益先行のトレードになっています。このグラフは大きなトレンドが発生した時に大勝出来るEAに多いので期待大です。
私の中ではほぼ理想的なEAなのですが、残念なことにバックテスト期間、フォワードテスト期間とも短くて優位性を判断できるまでには至りません。
しかし、トレンドラインのブレイクアウトを狙うというEAはコンセプト的に支持できるので今後もフォワードテストをチェックしていきたいと思います。
現時点の仕様ではブレイクアウトのエントリーのみのようですが、トレンドラインにタッチしたら逆張りでエントリーする機能があれば面白いのではないかと思います。
Lowerラインタッチで買いエントリー、Upperラインタッチで決済などというロジックが通用するのかどうかも検証してみたい気もしますね(^^)
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