ドル円のスキャルピングEAとして人気のScal_USDJPYが大きなドローダウンを喫してしまった中、同じくドル円をトレード対象としているココペリUSDJPY は好調なパファーマンスをキープしています。
Scal_USDJPYはストップロスの設定値が200pipsと大きく、最大ポジション数も2なので最大で400pipsの損失を被る可能性があります。
もちろん200pipsというストップロスによる恩恵もあります。多少逆行したところで負けにならないのでしょっちゅうストップロスにかかって損切り貧乏になることはありません。トレイリングストップも搭載されているのである程度利が乗ってしまえば負けることはありません。
今回のドローダウンのケースでは200pipsのストップロスのウィークポイントが出てしまった感じですが、ここからまた復活していくのではないかと期待しています。
一方のココペリUSDJPYはストップロスの最大値が68pips、最大ポジション数も1なので損失の最大は68pipsに限定されています。
ストップロスが小さい分負けやすいともいえるのですが、ロジックを工夫することによりストップロスにかかりにくくしているのでしょう。長期にわたる検証でもドローダウンは非常に小さいですし、フォワードテストでも好調をキープしています。
どのようなロジックを採用しているのかはわからないのですが、解説を読むと5つのロジックを採用しているようです。シングルポジションのEAの場合エントリー数が少なくなるという欠点がありますが、マルチロジック採用によりそれを回避しているわけですね。
タイムフィルターを使ってエントリーを厳選していると思うので、マルチロジックにしないとエントリー数はかなり寂しいものになったと思います。その解決策として5つの有効なロジックのアイデアを捻り出した開発者さんには頭がさがりますね。う~ん、すごい!
最近、好成績を残しているEAにはトレイリングストップを採用しているものが多いのですが、結構効果あるのですね。今作っているドル円のスキャルピングEAにトレイリングストップ追加してみようかなあ。
勝っているEAを見るとアイデアだけはたくさん沸いてくるのですが、それを形にするためにはセンスと努力が必要になります。どちらも備えていない場合は野生のカンで作るしかありません。
まずはカンを磨くことから始めようかな(笑)
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