ストップロスの数値を決めるのは難しい
裁量でトレードしているときにストップロスはどの辺に設定していますか?ストップロスをどこに設定するかという難問にはFXを始めた当初から悩み続けていました。もっとも最初のトレードの時にはストップロスなんか設定しないで、損益だけを見ながらトレードするという男前なトレードしていました。
クローズロジックをきちんと持っていればストップロスなんかいらないので入れなくてもいいかなとは思うのですが、万が一のことを考えるとストップロスは入れておかないと不安ですよね。スイスフランショックの時のようにストップロスで止まらない場合もありますが(-_-;)
損小利大のトレードを心がけているとストップロスを浅い場所に入れるのですぐに引っかかってしまいます。1回のトレードで金額は少ないのですが、連敗が続くことが多いのでみるみるうちに資産が減っていきます。いわゆる損切貧乏とい状態ですね。FXのチャート見ればわかるように価格は直線で動いているわけではありません。例えば上昇トレンドの時には波のように上下にぶれながら、下値を切り上げていき上昇していきます。波の下端を捉えられればいいのですが、現実のトレードではなかなかうまくいかないことが多いのです。
小さすぎりストップロスではもし相場観があっていても、ちょっとしたオーバーシュートでストップにかかったりするので、あまりお勧めできません。私が初心者の時にスキャルピングで連敗したときも浅いストップロスが原因でした(T_T)
ストップロスはATRに決めてもらおう
ストップロスをどの位置に置くかはその時にボラティリティによっても変わってきます。荒れ相場の時に近くに置きすぎるとすぐにかかってしまいます。相場のボラティリティにあったストップロスを設定するために便利なのがATRです。ATRはボラティリティを表すテクニカル指標なので、ATRの数値が大きい時にストップロスを離すようにすればいいわけです。
テイクプロフィットもATRの数値から算出してしまえば相場の状況に悩まされることはなくなります。すべてをATRに決めてもらえばいいのですから。
ポンド円のEAにATRの数値を使ったストップロスとテイクプロフィットを装備してみました。ベースになったEAは移動平均線を使った非常にシンプルなものです。
ボラティリティが大きくなった時に一気に稼いで、それ以外の時は出来るだけ損失を少なくするといった感じのトレードですかね。きちんとしたエントリーロジックと組み合わせれば使えそうな予感がしなくもありません。
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