MetaQuotes社のMT5でイーサリアムクラシック(ETCUSD)のEAを作成してみた

EA
whodol / Pixabay

本家のデモサーバーにもイーサリアムがあった

メタトレーダーの提供元であるメタクォーツ社ではすでにMT4のデモバージョンの配布は行っておらず、MT4の後継バージョンであるMT5への移行が本格化しています。MT4はなくなってしまうのか?と心配になりますが、ほとんどのブローカーではまだMT4が使用できる状況なので今のところ心配する必要はなさそうです。

とはいうもののいずれはMT4からMT5に移行しなければならない日が来ることを想定し、最近は出来るだけMT5もいじるようにしています。

本家でMT5をダウンロードするとデフォルトではIMPACT-Demoというサーバーに繋がるようですが、サーバー名を「MetaQuotes-Demo」に変更することで様々な通貨ペアを見ることが出来るようになります。

Download MetaTrader 5(MetaQuotes社)

試しに気配値表示を開いて検索窓に「BTC」と打ち込んでみましょう。

ビットコイン関連の通貨が6種類も表示されます。私の場合はBTCUSDかBTCJPYがあれば十分でしょうから、この2通貨を追加しておきした。

ビットコイン以外の暗号通貨もあるのかなと探してみたら結構豊富に用意されていました。イーサリアム、リップル、ダッシュ、ライトコインなどXMで用意されている暗号通貨はすべて網羅されているようです。残念なながらモナーコイン(Monacoin)はありませんでしたが、いずれラインナップされる日もくることでしょう(^^)

暗号通貨のEAはしばらくいいかなと思っていあたのですが、これだけ充実しているとちょっと思いついたアイデアを試してみたくなります。以前はイーサリアムのEAを作ったのですが、今回はイーサリアムクラシックのEAを作ってみることにします。

問題はヒストリカルデータがどこのブローカーから持ってきているのかわからないことです。しかし、今の段階でそんなこと気にしても仕方がないので与えられた材料を使って料理してみることにしましょう。

全ての期間で通用するEAはもはや無理っぽい

EAを作成する前にイーサリアムクラシックのチャートを眺めてみましょう。

ビットコイン同様にかなり激しい値動きをしています。チャートの前半と後半とではボラティリティがまったく違うので正直言って全期間で収益をあげるようなEAを作成するのは私のスキルではまず不可能です。

とりあえず2016年8月の高値3.64付近をブレイクした2017年4月以降にフォーカスしてEAを作成してみました。週足のATR(14)で見ると0.4以上の期間の動きを狙っているのですが、途中からかなりATRの数値が跳ね上がるのでボラティリティが高くなり過ぎた場合の制御も考えておく必要がありそうですね。

ヒストリカルデータが

暗号通貨のヒストリカルデータはかなり品質が悪いのでどこまで信頼していいのかわかりませんが、現状ではこのデータに頼るしかありません。取引所のレートをいくつか見ていると暗号通貨はかなり大雑把なところがあるように感じられるので、小さな時間足でEAを作ってしまうとバックテストで意図したとおりの取引にはならないかもしれないですね。

かといって大きな時間足だとバーの数が少ないので検証出来ないし、悩ましいところですね。

 

以下の「Download」をクリックするとダウンロードできます↓

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