チャート

チャート クライアントターミナルの設定
チャート

 

チャートタブ

チャートには動的に変動する通貨ペアの価格が表示されます。チャートタブにはチャートの設定とヒストリーデータのパラメータが含められています。このタブ内のパラメータを変更しても、ターミナルオペレーションに関する全体的な変更が加えられることはありません。

◾取引水準
オープン状態及び指値の注文のラインが表示され、ポジションがオープンされた価格、及び指値、ストップ(S/L)またはリミット(T/P)が約定し得る価格が目に見えます。このオプションによってトレーダーの作業量を軽減し、人の感情によって引き起こされる間違いを避けるのに役立ちます。これを有効化するには「チャート上に建玉と注文を表示」欄をオンにし、「OK」ボタンをクリックします。するとチャート内にポジションのオープン価格または指値注文がオープンする価格に対応するラインが表示されます。もちろん注文がなく、ポジションが開かれていない場合はラインはチャートに表示されません。このオプションはオープンポジションまたは指値注文のみに使用されます。クローズされたポジションはこのオプションでは反映されません。
◾Askライン
ターミナル内のバーはBid価格に対してのみ表示します。しかしロングポジションの開始及びショートポジションの終了には常にAsk価格が使用されますが、これらはチャートには表示されず、見ることができません。取引オペレーションをより注意深く管理したい場合は、「Askのラインを表示」パラメータを有効にします。このパラメータが有効にされると、最新のバーのAskに対応した水平線がチャートに追加されます。
◾ 四本値
チャートには動的に変動する価格が表示されていますが、バーだけからバーの正確な値を判断するのが非常に難しい場合があります。このような時には「四本値を表示」オプションが役立ちます。これはそれぞれのチャートの左上に追加情報のラインとして表示されます。ここには、通貨ペア名、チャート周期、最新のバーの価格が載せられます。それらは、OPEN、HIGH、LOW、CLOSE (OHLC) の順序で表示され、それぞれのバーの始値、高値、安値、終値です。このように最新のバーの正確な数値を常に確認することができます。
◾周期区切り
それぞれのバーの日付と時間はチャートの水平軸に表示されます。選択されたタイムフレームは縦軸の目盛の数値に表示されます。「周期区切りを表示する」オプションは、より長周期のタイムフレームに合わせて縦軸をチャートに加えます。M1からH1までのタイムフレームを持つチャートには日足が設けられ、H4には週足、D1には月足、W1とMN1には年足が設けられます。
◾カラー印刷
ターミナルは白黒だけでなくカラーのチャートを印刷することができます。カラー印刷は白黒印刷よりも分析に適しています。このオプションを有効化するには「カラー印刷」のチェックボックスをオンにし、「OK」ボタンをクリックします。その後、カラー印刷が可能なプリンタであれば、全てのチャートがカラーで印刷されます。
◾削除済みチャートの定型チャートを保存する
ターミナルでは作業領域から削除されたチャートを復元することが可能です。「再表示用に削除済みチャートを保存」オプションが有効化されると、チャートを削除する際に、その定型チャートが /DELETED ディレクトリに保存されます。削除されたチャートは後にメニューコマンドの「ファイル⇒チャートの再表示」で復元することができます。例えば、EURUSD の4時間チャートを削除した後に、復元することが可能です。復元されたチャートも4時間チャートとなり、取り込まれていたオブジェクト(罫線分析ツールやライン)も含めて全ての設定が同じように復元されます。
◾ヒストリー内及びチャート内のバーの最大数
ヒストリー内に保存されるバーの数とチャート内に表示されているバーの数は異なります。ハードディスクには充分なディスク領域がある限り全てのバーの数が保存される一方、チャート内に表示されるバーの数はコンピュータリソースによって制限されます。また、テクニカル分析及びカスタム分析の数値を計算するためには、チャート内に表示されたバーが使用されます。非常に多くの罫線分析ツール及びデータが表示され、それらが同時に使用される時、コンピュータリソース(CPU処理能力やRAM容量)はすぐに消費されます。こうした問題を避けるためにチャート内で表示されるデータ量を個別に指定する必要があります。そうするために、「チャート表示バーの最大数」欄に適切な数値をポップアップリストから選択するか、手動で入力します。ハードディスクに保存されるバーの数値は「ヒストリー内のバーの最大数」欄に指定します。今後これらの数値はエキスパートアドバイザのテストに使用されます。バーの数値にはどんな値も指定することができます。
注意 : ◾チャートを閉じるときの保存されるバーの合計は「ヒストリー内のバーの最大数」欄を超えることはできません。
◾チャートを開くときにダウンロードされるバーの合計は「チャート内のバーの合計数」欄の値を超えることはできませんが、取引を行なっている間にこの数値を超えることはできます。
◾ウィンドウ内に示される「Askのラインを表示」「四本値を表示」「周期区切りを表示」の数値はデフォルトパラメータに設定されています。これらのパラメータは設定ウィンドウのそれぞれのチャートで個別に指定することができます。
◾ウィンドウ内の「チャート上に建玉と注文を表示」「カラー印刷」「再表示用に削除済みチャートを保存」内に指定される値は全てのチャートに影響し、「OK」ボタンを押すとすぐに有効になります。

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