地球の歴史上の年代区分に千葉の名前が残る見通しになりました。千葉県民じゃなくても日本の地名が残るのは嬉しいですね。千葉県民の皆様にはおめでとうといいたいです。
地質年代的には77万〜12万6,000年前にあたり、この地質年代名がチバニアン、ラテン語で千葉時代を意味する名称になりそうなのです。
まだ正式な決定ではないのですが、このチバニアンという名称に決定した場合には、地質年代に初めて日本の名前がつくということもあり、関係者は嬉々としていることでしょう。
実はこの年代の地質年代名についてはイタリアのチームと争っていたようなのです。イタリアチームが提唱していたのでは「イオニアン」という名前で、なんだか科学的でカッコいいような気がしないでもないですね。一方の日本チームは前述の通り「チバニアン」。
いやあ、イオニアンの方がかっこいいけど地質という泥臭さを感じさせてくれる名称としては、断然チバニアンを推したいですね。千葉=農業というイメージありますからね。落花生とスイカは千葉産が美味いしいと思います。
ただまだ安心してはいけないのです。現時点でのチバニアンの状況は、国際学会の作業部会での投票でイタリアの候補地を破っただけに過ぎません。2018年にも見込まれる正式承認まで、さらに3段階の審査があり、これをパスしない限りチバニアンという名称は認められないというわけですね(^_^;)
今後、市原市の地層を年代の境界が最もよく分かる「国際標準地」として、登録の答申をするわけですが、過去に作業部会の投票結果が覆ったことはないようなので、正式決定されるまで
ワクワクしながら待つことにしましょうかね!
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