ロンドン・オープニング・レンジ・ブレイクアウトを使ったEA
ニューヨーク市場が終わるとオセアニア、アジアのマーケットが順次オープンします。しかし、この時間帯は市場参加者が少ないため比較的緩慢な動きに終始することが多いのでレンジトレードでのスキャルピングEAが活躍する時間帯になっています。
かなり幅の狭いレンジが形成されたりするのでロンドン市場がオープンした瞬間に一気にブレイクすることがよくあります。
このような動きの癖を利用した戦略の一つに「ロンドン・オープニング・レンジ・ブレイクアウト」があります。アジアタイム・レンジ・ブレイクアウト戦略などとも呼ばれているようですね。
この戦術はかなり以前より知られている戦略で今でもすたれることがないことからのわかるようにかなり優位性があるようです。
今回紹介するEAは派手な動きをすることで有名なポンド円のブレイクアウトEAである「CycleTrapAsianBreak2_GBPJPY」を紹介します。プログラムの知識さえあればMT4ではアジア時間のボックスのブレイクアウトをカンタンに作成することが出来るのですが、一般の人には難しいと思うのでこうしたEAが塩梅されているのはありがたいことですね。
CycleTrapAsianBreak2_GBPJPYの概要
EAの概要は以下のとおり。
通貨ペア:GBP/JPY(ポンド円)
取引スタイル:スイングトレード
初期証拠金額:1,000,000円
最大ポジション数:4
最大ロット数:0.1
使用時間足:H1
最大ストップロス:200pips
テイクプロフィット:300pips
ブレイクイーブン(建て値ストップ):あり
両建て:あり
フォワードテストの結果は以下のとおりです。
最大ポジション数が4、両建てもあるということなので、往復ビンタをブレイクイーブンでかわしながら動いた方向へ追いかけながらリカクするというのが基本的な戦略なのかと思います。ストップロスが200pipsに置いてあることで、懐の深いトレードすることが予想されます。ストップが浅いと往復ビンタを連続で食らってしまいますからね(T . T)
このEAはポンド円の1時間足で動きますので短中期的なトレンドの判定をしながら、トレンドの方向にブレイクアウトした時にポジションをとるんでしょうね。
気になるトレード時間は15:00〜26:00(日本時間)に限定されています。この時間帯を間違えて設定するとこのEAは想定したトレードをしてくれません。リアル講座で稼働する前にデモ口座で十分に動作確認をすることをお勧めします。
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