一目均衡表の雲のねじれでエントリーし雲のねじれでクローズするロジックをMT5のEAでバックテストしてみた

MT5
-gerry- / Pixabay

前回の記事では一目均衡表の基準線をベースにしたロジックをEAつくーるを使ってEA化しましたが、一目均衡表で面白いのはなんと言っても雲の存在です。

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雲とは先行スパンAと先行スパンBにより構成される抵抗帯のことですが、この雲がねじれた時にはトレンドが変わることが多いのではないかと思います。

ということは雲がねじれた時にエントリーして、雲が逆方向にねじれた時にクローズするロジックを作ればトレンド系のEAが簡単に作れるのではないでしょうか。

雲のねじれという表現をしていますが実際は先行スパンAと先行スパンBのクロスなので、移動平均線クロスと同じ考え方でいいと思います。ゴールデンクロスでロングエントリー、デッドクロスしたら手じまいというイメージですね。ショートの場合はデッドクロスでエントリー、ゴールデンクロスで手じまいです。

これにストップロスとテイクプロフィットを組み合わせたら出来上がり!とても簡単な仕組みのEAです。

ドル円の日足でバックテストしてみました。

いちおう損はしていません(笑)

日足ということもありエントリー回数は不足気味ですが、何も調整せずにバックテストした割には許せる範囲です。秘めたるポテンシャルを感じますね?(^^;)

この収益曲線のままだと見栄えがあまり良ろしくないのでとりあえず最適化してみます。

日足なのでテイクプロフィットとストップロスはこのくらいないとダメみたいですね。一目均衡表のパラメーターは18,23,26というセッティングになりましたが、この組み合わせはオリジナルのパラメーターよりも雲のねじれが頻繁に発生するようでトレード回数が2倍程度に増えています。

テイクプロフィットとストップロスを2倍にしていることを考えると先行スパンAと先行スパンBのクロスはかなりの頻度で発生しているのでしょう。

このロジックをEAつくーるでEA化すればMT4でも使えるようになるので興味のある人は作成してみると面白いかもしれません。もちろんフォワードで勝てる保証はまったくありませんが( ノД`)シクシク…

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