MT4スピード注文 ワンクリックで発注や決済ができるツール

ツール
alan9187 / Pixabay

MT4で裁量トレードをする時の便利なツール「MT4スピード注文」

MT4はEAによる自動売買のプラットフォームとしてだけではなく、裁量トレードのプラットフォームとしても優秀なチャートソフトです。

自分も自動売買に嵌る前はMT4を使用して裁量トレードをしていたのでその使いやすさは熟知しているつもりです。しかし、自動売買に慣れてしまうと裁量トレードはやはり面倒臭くなってしまうものなんですね。

人間一度楽なことを覚えてしまうとなかなか元に戻れないんものです(^-^;

しかし、最近ではそんな面倒くささを少しでも解消してくれる発注支援ツールというものがあります。

MT4用の注文ツールの中で特に使いやすいのが「MT4スピード注文」です。

 

MT4スピード注文の特徴

ワンクリックでエントリー決済が可能

赤いボタンを押すと買い注文、青いボタンを押すと売り注文が発生します。ワンクリックで注文できるので経済指標発表時など発注にスピードが要求される場面で威力を発揮します。

MT4SpeedOrder

MT4スピード注文

 

便利な全決済ボタン

黄色の全決済ボタンをクリックすると対象通貨ペアの裁量ポジションを全て決済します。EAが保有しているポジションは決済しないので、EAの邪魔はいたしません。もちろんMT4のスクリプトを使っても全決済は可能ですが、「MT4スピード注文」の場合はボタン一発で決済出来るより簡単でスピーディです。

平均レート・損益を表示

現在のレートから自動で計算されます。どれほどの損益になっているのかが一目で分かります。とりあえずヤバそうな雲行きを感じたら全ポジションの合計がプラスになったら決済すろとかいうことも簡単にできます。

 

「MT4スピード注文」の各パラメーターの説明

MT4SpeedOrderpara

MT4スピード注文パラメーター

逆指値(pips)

画面上部の決済逆指値同時発注にチェックを入れている場合に使用します。このパラメータの数値だけ離れた位置に逆指値(SL)を発注します。決済逆指値同時発注にチェックを入れていない場合は使用しません。

スリッページ(pips)

発注時の価格と約定時の価格の誤差を許容する範囲をpips単位で設定できます。

例:100.000で買いの場合

スリッページを5pipsに設定していると100.050以下のレートでのみ約定します。

スリッページを5pipsに設定していると100.051以上のレートでは約定いたしません。

決済順序

異なるレートで複数の注文を持っている状態で、一部決済をする場合に使用します。

「不利なポジション優先」を選ぶと、損益が小さいポジションを優先して決済します。

「有利なポジション優先」を選ぶと、損益が大きいポジションを優先して決済します。

損益が小さいポジションとは、買いの場合はより高いレートで約定ポジションです。

売りの場合はより低いレートで約定したポジションです。

損益が大きいポジションとは、買いの場合はより低いレートで約定ポジションです。

売りの場合はより高いレートで約定したポジションです。

 


 

う~ん、非常に便利なツールなのにリーズナブルな価格が嬉しいですね(^_^)

MT4で自動売買しかしないEA派の方には必要のないツールかもしれませんが、自動売買の傍らたまに裁量トレードもするよという人にとっては持っていてもけして損はしないツールだと思います。

ただ、MT4スピード注文をいきなり使用するのにはリスクが伴います。まずはデモ口座で十分練習してからリアル口座に移行したほうがいいでしょう。不慣れなうちに実戦投入するとロット操作を間違えて誤発注する可能性もあると思います。自分もロット数を間違えて発注してしまった経験がありますが、一瞬パニックに陥ってしまいます。

製品詳細にも「このアプリケーションを使用した取引によって損失が発生した場合、製作者は損害を一切保証致しません。」と書かれているのでデモ口座で十分動作を確認してみる必要がありそうです。

MT4スピード注文はMQL4だけで作られたツールなのでMT4との親和性が高そうなのが魅力です。MT4を知り尽くしている開発者さんのこだわりを垣間見ることのできる部分ですね。

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