チャート上に虹のようなカラフルなラインを描くレインボーチャート
レインボーチャートは読んで字の如し、チャート上に虹のようなカラフルなラインを描くインジケーターです。
文字で説明するよりも実際のチャートを見た方がわかりやすい画像を用意しました。
この画像を見てもわかるようにレインボーチャートはトレンドの状況が視覚的に把握しやすいという特徴があります。
トレンドが発生すると各色が綺麗に並んで混ざっていない状況になります。トレンドが終わりに近づいてくると黄色の短期線のグループから秩序が崩れていき他の色のグループに取り込まれていきます。
各色のグループがゴチャゴチャに混ざりあった状態になったらトレンドが完全に崩れレンジ相場に入ったと判断して良いでしょう。
レインボーチャートだけでトレードをするのは厳しいかもしれませんが、レインボーチャートでトレンドを判断したうえで逆張りのインジケーターでエントリーのタイミングを計るという使い方でしたら十分に有効です。
パラメーターの説明
MT5-Rainbow-Chartのパラメーターです。
()内の数値は移動平均線のデフォルトの数値です。
Aグループの移動平均線を表示したしたい場合は「Aグループを表示する」がtrueになっていればOKです。Aグループの移動平均線を表示したくない場合はfalseに変更しておいてください。
他のグループも同様の操作で移動平均線の表示をオンオフすることが出来ます。
「移動平均線を表示するバーの本数」を変更することで設定したバーの範囲内の移動平均線を表示します。例えばこの数値を100に設定した場合は100本前のバーから移動平均線が表示されるようになります。
過去にさかのぼってチャートをチェックする場合にはこの数値を大きくすればするほど過去に遡ることが可能です。
トレード時はCPUへの負担をかけないために必要必要最小限よりも少し多めの数値を入力しておくことをお勧めします。
■ インジケーターの設定
★ Aグループ
├ Aグループを表示する→trueでAグループの移動平均線を表示
├ 移動平均線1(デフォルト2)
├ 移動平均線2 (デフォルト4)
├ 移動平均線3 (デフォルト6)
├ 移動平均線4 (デフォルト8)
├ 移動平均線5(デフォルト10)
├ 移動平均線6(デフォルト12)
├ 移動平均線7(デフォルト14)
├ 移動平均線8(デフォルト16)
├ 移動平均線9(デフォルト18)
├ 移動平均線10(デフォルト20)
├ 移動平均線11(デフォルト22)
└ 移移動平均線12(デフォルト24)
★ Bグループ
├ Bグループを表示する→trueでBグループの移動平均線を表示
├ 移動平均線13 (デフォルト26)
├ 移動平均線14 (デフォルト28)
├ 移動平均線15 (デフォルト30)
├ 移動平均線16 (デフォルト32)
├ 移動平均線17 (デフォルト34)
├ 移動平均線18 (デフォルト36)
├ 移動平均線19 (デフォルト38)
├ 移動平均線20 (デフォルト40)
├ 移動平均線21 (デフォルト42)
├ 移動平均線22 (デフォルト44)
├ 移動平均線23 (デフォルト46)
└ 移動平均線24 (デフォルト48)
★ Cグループ
├ Cグループを表示する→trueでCグループの移動平均線を表示
├ 移動平均線25 (デフォルト50)
├ 移動平均線26 (デフォルト53)
├ 移動平均線27 (デフォルト56)
├ 移動平均線28 (デフォルト59)
├ 移動平均線29 (デフォルト62)
├ 移動平均線30 (デフォルト65)
├ 移動平均線31 (デフォルト68)
├ 移動平均線32 (デフォルト71)
├ 移動平均線33 (デフォルト74)
├ 移動平均線34 (デフォルト77)
└ 移動平均線35 (デフォルト80)
★ Dグループ
├ Dグループを表示する→trueでDグループの移動平均線を表示
├ 移動平均線36 (デフォルト84)
├ 移動平均線37 (デフォルト88)
├ 移動平均線38 (デフォルト92)
├ 移動平均線39 (デフォルト96)
├ 移動平均線40 (デフォルト100)
├ 移動平均線41 (デフォルト104)
├ 移動平均線42 (デフォルト108)
├ 移動平均線43 (デフォルト112)
├ 移動平均線44 (デフォルト116)
├ 移動平均線45 (デフォルト120)
└ 移動平均線46 (デフォルト124)
★ Eグループ
├ Eグループを表示する→trueでEグループの移動平均線を表示
├ 移動平均線47(デフォルト128)
├ 移動平均線48(デフォルト134)
├ 移動平均線49(デフォルト140)
├ 移動平均線50(デフォルト146)
├ 移動平均線51(デフォルト152)
├ 移動平均線52(デフォルト158)
├ 移動平均線53(デフォルト164)
├ 移動平均線54(デフォルト170)
├ 移動平均線55(デフォルト176)
├ 移動平均線56(デフォルト182)
├ 移動平均線57(デフォルト188)
├ 移動平均線58(デフォルト194)
└ 移動平均線59(デフォルト200)
★ その他の設定
└ インジケーターを表示するバーの本数(1000)
いろいろな使い方が出来ます
パラメーターを変更することで様々な使い方が出来ます。
AグループとCグループのみを表示
グループAとグループCの移動平均線を表示した場合はGMMA的な表示になります。シンプルな表示でトレンドの発生とリトレースメントの様子がわかりやすくなります。
「Aグループを表示する」と「Cグループを表示する」以外をfalseにするだけでOKです。
DグループとEグループのみを表示
DグループとCグループの移動平均線を表示し、トレンド発生後のリトレースメントを狙いに行きます。
DグループとEグループの移動平均線が綺麗に並んでいる時にロウソク足がDグループにタッチしたらエントリーします。これはトレンド発生を確認してから押し目買いや戻り売りの手法になります。
「Dグループを表示する」と「Eグループを表示する」以外をfalseにするだけでOKです。
移動平均線の期間を変える
移動平均線の期間を変更することが出来るのでデフォルト設定では物足りない人は自分だけの設定を追求することが出来ます。
例えば先ほどの設定のままAグループをtrueにします。
移動平均線1から移動平均線11までの数値をすべて2に変更します。
すると期間2と期間24の移動平均線だけが残りますので、この2本の移動平均線のクロスをエントリーのタイミングに使うのです。
下の赤い丸の部分がゴールデンクロスしている箇所です。
このように工夫次第で様々なトレード戦略を作ることが出来ます。
このインジケーターは以下のリンク先でダウンロードできます。
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