今アノマリーEAが熱い!東京神話やBeatrice NK01などの仲値トレードEA達が頑張っている〜

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相場の癖をトレードに活かす

いわゆるアノマリーと呼ばれていますが、相場の癖を掴んでトレード出来れば勝てる確率がかなりアップするはずです。

分かってはいるのですがMT4を使っているとついついテクニカル分析に頼ってしまいがちになります。テクニカル分析はあくまで過去の価格データの結果であることを考えるとしっかりと相場の癖を狙いに行った方が良いのは言うまでもありません。

テクニカル分析でロジックを考えているときに偶然相場の癖を見つけてしまうこともないわけではありませんが、やはり古来より知られているアノマリーに頼った方が楽に儲けることができる可能性がアップするのではないでしょうか。

最近ゴゴジャンで人気のEAの中には相場の癖を使った仲値トレードを採用したものが増えて来ているようです。

仲直トレードは以前検証しことがありますが確かにエッジがあるようで、EA化してみたら右肩上がりになったような記憶があります。

ただあまり綺麗な右肩上がりではなかったのでそのまま記憶の彼方に忘れ去られてしまったわけなのです(^^;

ところが最近公開されている仲直トレードEAは私が検証したときのへなちょこEAと比べると出来が違うようです。それでは成績優秀な仲直トレードEAをいくつか紹介していきましょう。

Trader Kaibeさんの東京神話

まず最初に紹介しておきたいのはあの有名なTrader Kaibeさんの東京神話です。

名前からして東京市場での神がかり的なトレードが連想されますよね!

東京神話で注目しておきたいのは確度の高いトレードのためにゴトー日と金曜日を狙ってトレードすると言うことです。

商品説明に書いてあるゴトー日と金曜日の前夜に円高方向に乖離した状況になったらカイエントリーをするということなのでまさにそこに優位性があるのは間違いないのでしょう。

東京神話のロジック概要は公開されているのでEAを運用していてよくある「え?なんでこんなところでエントリーしやがるの??」という事態に陥ることもなさそうです(笑)

ゴトー日など、仲値トレードの優位性がある日にトレードを行います。
深夜のなるべく安値で買いポジションを仕込み、仲値付近の高値で決済する、
買いロジック。
仲値付近の高値で売りポジションを仕込み、なるべく安値になった所で決済する、
売りロジック。
2つのロジックで取引回数アップとパフォーマンスの平準化を図り、ロジックの
ロバスト性を担保します。
ワンポジション型なので、運用も容易です。2009年以降のバックテストで
勝率は約7割、プロフィットファクターは1.92と高い結果を示しています。

バックテスト結果を見ると綺麗な右肩上がりを描いています。

取引数1488回のうち売りポジションが965回、買いポジションが523回となっており売りポジションの方が多いという結果になっています。

仲直トレードといえば買うというイメージがあったのでショートが多いという結果にちょっと驚いています。やはりロジックを考えるときは固定観念は捨てていかなければいけませんね(^^;

気になるフォワードテスト結果もバックテスト同様右肩上がりを描いています。

東京神話 | GogoJungle

 

2月半ばから3月の前半にかけて調子を落としている時期がありますが、あの時の相場状況を考えると仕方がないのかなと思います。相場の急変時(コロナ、リーマンショックレベル)の対応に課題はあるものの平時にはバックテスト通り綺麗に稼げる秀逸なロジックと言えるのではないでしょうか。

ベアちゃん@東京シストレさんのBeatrice NK01

ベアちゃん@東京シストレさんのBeatrice NK01も仲値を意識したトレードとなっています。

このEAはベアちゃんさんガラケートレーダーさんのコラボ商品なのですが、FX草創期の頃からずっと仲値トレードをしているガラケートレーダーさんから頂いたデータをEAかしたというのが胸に突き刺さります。

あのがラケートレーダーさんが長い期間にわたって実際に行っていた仲値トレードを元にしているということで期待値のかなり高いEAです。

バックテスト結果を見るとこちらも綺麗な右肩上がりのカーブを描いています。

美しいですね〜

総取引数5105回のうち売りポジションが946回、買いポジションが4159回となっており、こちらのEAは圧倒的に買いポジションの数が多くなっています。東京神話とは対照的です。

仲値トレードを対象にした2つのEAですがロジックの違いを見ることが出来て面白いですね。

Beatrice NK01はフォワードテストも優秀です。

Beatrice NK01 | GogoJungle

 

直近の成績の落ち込みが確認できるものの昨年8月から安定した成績を残しておりコロナショック以降の相場ではそのポテンシャルをいかんなく発揮しています。

相場の癖を利用した戦略は賞味期間が長い

東京神話やBeatrice NK01のように相場の癖を利用した戦略は癖さえなくならなければ賞味期間が長いのではないかと思います。もちろん途中である程度のドローダウンは覚悟する必要はありますが、実需のバランスが崩れない限りはかなり有効な手法なのではないかと思います。

明らかに相場の癖が変わって来たなと感じた時に賞味期限が切れるわけですが、そうなるにはかなりの状況変化が伴うので事前に察知できるように日々のチェックを欠かさないようにしたいですね。

今後仲値EAは続々と登場してくると思います。今回の2つのEAがそれぞれ異なるアプローチで戦略を組み立てたように、独自の色を出してくることでしょう。

どれを選ぶか非常に迷うと思いますが、一つに絞らず複数の仲値トレードEAを組み合わせることもありなのではないかと思います。

確度の高い戦略、取引頻度の高い戦略などを組み合わせることでドローダウンを抑えながらも収益をアップさせることが出来れば最高です。

また一つのEAで複数の仲値トレードのロジックを搭載したマルチロジック仲値トレーダーEA(何じゃそりゃw)が登場する可能性もあります。

もし今後出てくるEAが似たようなカーブを描くものばかりなら諦めるかありませんが(笑)

というわけでここしばらくは仲値トレードを採用するEAの動向から目が離せませんよというお話でした。

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