さあ、今年も暑い季節がやってきました!
実は暑い季節はノートパソコンにとって厳しくパソコンに負荷をかけた作業をしている場合には注意が必要です。夏だけではなく、冬でも暖房のよく効いた部屋でMT4を使用している最中に熱暴走を起こすという話はたまに聞きますし、私も数回経験しています。
もちろん通常の値動きの時は問題はないのですが、米雇用統計などの値動きが激しい時にCPUに負荷のかかるインディケーターやEAを使用していると冷却用のファンがうなりはじめたりします。
MT4のインジケーターはティックが動くたびに計算するタイプのものが多いので値動きが激しくなるとCPUにかかる負担が大きくなるのです。
同様のことはEAにも言えるのでEAを複数可動させている場合はパソコンの冷却には人一倍気を使ったほうが良いでしょう。
熱暴走とはCPUなどの半導体部品がみずから出す熱が原因で暴走することです。暴走すると言ってもパソコンが突然走りだすわけではありません(笑)
PCが熱の影響を受け様々な誤作動を起こすことをいうのです。
誤作動の例としてよく聞くのはディスプレーが黒くなる、勝手に再起動する 電源が落ちる、、エラーを頻繁に起こすなどです。このような症状が出たとき、冷却ファンがすごい勢いで回っているにもかかわらずPCの上面がアチチの場合には熱暴走の可能性があります。
自動売買中にパソコンが誤作動を起こしたら…
考えるだけで恐ろしいですよね。
熱暴走の対策としてはとりあえず冷やしてみることが有効です。
USB扇風機をつける
冷却板をつける
冷却ゲルをつける
冷却パッドをつける
冷却ファンの周囲を清掃する
などがお手軽な方法だと思います。
冷却ゲル、冷却パッドは試したことがないので効果の程は定かではありません^^;
エレコムのサイトにいくと様々な冷却用品が販売されています。
私の場合はUSB扇風機を取り付けていますが十分に効果を感じています。家電量販店にいけば1000円以下で入手出来るので発生している熱がさほど高熱ではない場合はオススメです。自分のノートパソコンはキーボードの付近から熱を排出する構造になっているらしく、その付近に風を当てるとすぐに温度が下がります。
ノートPCの裏側に文庫本などを置いてお尻を持ち上げてあげるのもお手軽だと思います。ノートPCとデスクとの間に空間が出来て空気の流れがよくなります。
ちょっと面倒ですが冷却ファンの通風口を掃除してあげるのも効果があるかもしれません。古いPCの場合ホコリがかなり溜まっていることも多いようです。冷却ファンのお掃除までやれば完璧なのでしょうがメーカー保証が受けられなくなる可能性があるのでやめておいた方が無難かもしれません。
溜まってしまったホコリを取り除くのは難しいので通風孔にホコリが侵入しないようなフィルターを設置するのも効果的です。空気の流れの抵抗にならずホコリを取り除けるような絶妙なサイズのメッシュがあればそれを入り口にセットすればOKです。
オススメなのは換気扇のフィルターです。ホコリが溜まったらフィルターを掃除するか交換すればいいだけなので楽ちんです。
CPUが熱くなるということはそれだけ負荷がかかる作業をPCにさせているということなのでその辺りを見直してみることも必要になってきます。MT4ではティックごとに計算させるので重いインディケーターやEAなどを使っている時に、レートの動きが激しくなるとかなり負担がかかります。
必要のないチャートは閉じたり、チャート表示バーを減らしたりといった手間を惜しまない方がいいでしょう。また、極端に値動きが激しくなると思われる重要指標の発表前後はトレードしないということも有効です。ポジションを持った瞬間にパソコンが落ちてしまったらシャレになりませんから^^;
上記の対策を講じても熱暴走が頻繁に起きるような場合は迷わずメーカーに相談した方がいいかもしれません。
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