MT4でチャートを時間足ごとに見比べたい時、いちいち時間を合わせるのが面倒だった経験はありませんか? そんな時はインジケーター「ShiftChart」が便利です。このインジケーターを使うと、複数のチャートを簡単に同期させることができます。過去のトレードの検証や勉強会での議論など、チャート比較が必要な場面で大変役立ちます。日本時間の表示やパラメーター設定も可能で、自分の使いやすい形にカスタマイズできるのが魅力的です。トレード分析をよりスムーズに行いたい方におすすめのツールです。
1. ShiftChartの使い方と特徴
ShiftChartは、MT4のチャート上に垂直線を表示させ、その垂直線の位置を複数のチャートで同期させるインジケーターです。例えば、1時間足のチャートで垂直線の位置を変更すると、15分足のチャートもその位置に合わせて表示が変わります。これにより、異なる時間足のチャートを簡単に同期させることができます。
主な特徴は以下の通りです。
- 垂直線の位置を変更することで、複数のチャートを同期
- 1枚のチャート内でも時間足を切り替えた状態で位置を保持
- 垂直線横に日本時間を表示
- 夏時間を自動判定し、時差を反映
- グループ機能で色分けが可能
このインジケーターを使えば、ある時間帯の値動きをさまざまな時間足で確認しながら分析することができます。日本時間の表示もあるので、自分の取引時間と対応づけやすく、分析がしやすくなっています。
2. トレード分析での具体的な使い方
ShiftChartの主な使い方として、以下のようなトレード分析の場面が考えられます。
・過去のトレードの検証
あるトレードで損失が出た時、その時間帯の細かい値動きを確認したい場合に効果的。
・勉強会での議論
参加者それぞれのチャートを同期させ、同じ時間帯の値動きについて議論しやすくなる。
・複数の通貨ペアの比較
共通の時間帯で比較したい場合に描画位置をそろえられる。
・トレンドの変化点の特定
トレンドが変わったと思われる時間帯をさまざまな時間足で精査できる。
このように、過去の値動きを確認したいシーンでは大いに役立つツールといえます。インジケーター1つで簡単に使えるので、MT4ユーザーなら積極的に取り入れたいアイテムです。
3. 設定できる主なパラメーター
ShiftChartには、垂直線の位置や日時の表示形式など、細かく設定できるパラメーターが用意されています。
- 夏時間の自動判定(ロンドン/NY)
- 時差設定(冬時間/夏時間)
- 日本時間のフォーマット(曜日/秒表示等)
- 日本時間の表示位置(左/右/中央)
画面が見やすいようにこの辺りの設定を調整すれば、自分に合った使い方ができると思います。
4. まとめ
MT4のインジケーター「ShiftChart」は、複数のチャートを垂直線で同期させることができる便利なツールです。過去のトレード検証や勉強会での使用など、MT4を使った分析作業には欠かせないアイテムといえるでしょう。日本時間の表示機能もあるので、自分の取引時間帯を意識しながらチャート比較ができます。細かい設定も可能なので、自分の使い方に合わせてカスタマイズすることもできます。MT4ユーザーのチャート分析力がグンとアップすること間違いなしのツールです。ぜひ導入を検討してみてください。
MT4 チャート検証用インジケーター【ShiftChart】
コメント