トレンドフォローという戦略は長い目で見ると勝ち組になれそうなのですが、始める時期が悪いとドローダウンに巻き込まれたりするので初心者向けではないかもしれません。そ点スキャルピングEAは勝率が高いし、負けてもトレード回数が多いのですぐに取り戻せるというイメージがあります。
機能しなくなると連敗が続くのでなんとなくもう賞味期限が切れたなというのがわかりやすいので、こまめにトレードをチェックしておればそんなに痛い目にあうことはないと思います。最もスキャルピングEAベースでマーチン的な味付けをしてあるEAでは相場の急変で口座残高が危うくなることもありますから要注意です。
こうしたスキャルピングEAも調子のいい時期は短いものでゴゴジャンのシステムトレードランキングで一世を風靡したBandCross3 EURUSDなどはいまだに調子を戻していないようです。同じく一世を風靡したEgoist USDJPYは完全復活とまではいきませんが、苦労しながらも少しずつ戻してきていますね。
スキャルピングEAは調子がいいとすぐに人気が出てランキングの上位に食い込んできます。やはりフォワードでの収益曲線が右肩上がりのEAには人は心を揺り動かされるようですね。
こんな中非常に好調な成績を残していながらも注目されていないEAもあります。
このEAはBandCross3 EURUSD同様にユーロドル用のスキャルピングEAなのですが、最大で4つのポジションを持つアグレッシブなEAとなっています。検証動画をチェックしてみると結構アグレッシブにトレードしていますね。
FXシステムトレード・EURUSD専用スキャルピングEA『Allegro』をバックテストで検証
ストップロスが70pips、テイクプロフィットが9pipsなので完全に利小損大の設定です。小さなテイクプロフィットで早めの利確、大きなストップロスで耐え忍ぶというトレードスタイルですね。
この設定は勝率が高くなりますが、負けた時の損失が大きいので連敗は出来るだけ避けたい手法です。同時に最大で4つのポジションを持つのですがドローダウンが小さいのは基本ロジックがしっかりとしているか優秀なフィルターを装備しているかのどちらかでしょう。
出来ればどんなロジックかこっそり教えてほしいくらいです(笑)
複数ポジションを持つEAですが、ナンピン、マーチンゲールなどの手法は採用していないので資金管理はやりやすいのではないかと思います。複数ポジションのEAとしては初心者から上級者まで幅広く使える珍しいタイプのEAですね。
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