チャートの基本はロウソク足
トレード手法には様々なものがありますが、ロウソク足を使ったトレード手法って通っぽくてかっこいいですよね。「坂田五法のパターンと一目機能表を組み合わせてトレードしています」という人に街で出会ったらきっと一瞬で恋に落ちてしまうかもしれません(笑)
以前坂田五法と一目均衡表を組み合わせたEAを作成したときは、お互いの特徴を引き出しあってかなりパフォーマンスが良かった記憶があります。ロウソク足パターンはなんとなく敷居が高く踏み入りにくい世界かもしれませんが、食わず嫌いをなくして新しいものをどんどんと取り入れていく姿勢もトレードには必要かもしれないですよね。
ロウソク足の中でも最も早く覚えるのは陰線と陽線ではないでしょうか。チャートソフトによって異なりますが、MT4のデフォルトの状態ですと黒いロウソク足が陽線、白いロウソク足が陰線になっています。
陽線→始値<終値
陰線→始値>終値
始値よりも終値の方が価格が高くなっているロウソク足が陽線で、逆に始値よりも終値の方が価格が低くなっているロウソク足が陰線です。チャーを見ていると上昇相場では陽線が目立ち、下降相場では陰線の方が目立っていますね。
陽線と陰線をエントリーとして使ったロジック
今回はこの陽線と陰線をエントリーの手がかりとしたEAを作成しました。
ルールはとっても簡単です。
【買いエントリー】
1本前のロウソク足が陽線
【売りエントリー】
1本前のロウソク足が陰線
フィルターは使用せずロウソク足だけでダイレクトに判断しているので、洗練されたエントリーとは程遠いトレードをしています(笑)
テイクプロフィットによる利益目標は定めずにトレイリングストップで追いかけていき、出来るだけ利益を伸ばしていく作戦を取っています。
トレイリングストップにあいそうな通貨ペアはポンド円以外考えられません。仮想通貨もOKならビットコインも気になりますが、ちょっとボラが凄すぎて(笑)
さあ、バックテストだ
いつもは1時間足でバックテストをするのですが、さすがにポンド円1時間足でのテストにも飽きてきたので、2時間足を使ってみたいと思います。正直言って2時間足を使ってバックテストをするのは生れてはじめてです。MT5には2時間足以外にもMT4には用意されていないタイムフレームがあるので、これからは積極的に使っていきたいと思います。10分足のスキャルピングシステムとか面白そうですもんね。
【バックテスト結果】
陽線か陰線だったら必ずエントリーし、トレイリングストップで追いかけていくので、常にポジションをキープしている感じですね。スキャルピングEAのようなアグレッシブさとは違い保有ポジションが決済されたらすぐにポジションを持つというイメージです。
常にポジションを持っていないと寂しくて眠れないというポジポジ病にかかっている人にはこのロジックはお勧めかもしれません(笑)
下の「Download」をクリックするとEAファイルがダウンロードできます。
コメント