BOAnalyzerは公開中止となりました
この記事で紹介しているBOAnalyzerは公開中止となりました。
バイナリーオプションの戦略にはバックテストも重要
ハイローオーストラリアのデモ口座にチャレンジしているのですが勝率50%以上はキープできるものの惜しくも損益分岐点までは届かず(笑)
このままライブで勝負したら完膚なきまでに叩きのめされることは確実です。
いかに勝率を高めるのかという点を極限まで追い求めていく中で(←ウソ)やはりきちんとバックテストする必要があるのではないかと思い始めました。
FXと違ってバイナリーオプションは上か下かを当てるだけのゲームなので、テクニカル分析を使えば勝率60%超えなんて楽勝じゃね!と思っていたのですがそんなに甘くはありませんでした。
というわけでバイナリーオプションのバックテストツールを探している中で見つけたのがBOAnalyzerというツールです。実は前から知っていたんですがちょっと高かったからスルーしてました(笑)
前回の記事にも書きましたがこのBOAnalyzerというツールは非常に多機能で、勝敗の分析だけにとどまらずタイムフィルター機能やポートフォリオ機能なども搭載している優れものなのです。
BOAnalyzerをインストールする前に忘れてはいけないMicrosoft .NET Framework 4.0のインストール
BOAnalyzerを購入してすぐに起動したらエラーが出て立ち上がりませんでした。なんだよ、これ欠陥品じゃねーか!と悪態をつきつつマニュアルを見返してみたらMicrosoft .NET Framework 4.0をインストールしないと動かないときちんと書いてありました(^^;)
というわけでBOAnalyzerを購入したけど起動できないという方はサポートに連絡する前にMicrosoft .NET Framework 4.0がきちんとインストールされているかを確認した方がいいでしょう。
Microsoft .NET Framework 4 (Web インストーラー)
Microsoft .NET Framework 4 Full 日本語 Language Pack (x86/x64)
さらにMicrosoft SQL Server Compact 3.5 Service Pack 2 のインストールも必須になっているようなので合わせてインストールしておきましょう。
Microsoft SQL Server Compact 3.5 Service Pack 2
詳しいインストール方法はマニュアルに詳しく書かれているので安心です。BOAnalyzerをインストールする時の唯一の難しい所だと思うのですが、マニュアル通りに作業していけば問題ないはずです。
BOAnalyzer_EA.ex4というEAを使ってインジケーターをバックテストする
インジケーターをバックテストするために商品に同梱されているBOAnalyzer_EA.ex4というEAを使用します。このEAでインジケーターをバックテストすることでBOAnalyzerで読み込めるCSVファイルが生成されるのです。
BOAnalyzerでCSVファイルを読み込んで「解析開始」というボタンをクリックするとインジケーターを解析してくれます
ここまでの作業は非常に簡単なので手動でバックテストをしていた日々がアホくさく感じられるかもしれません(笑)
ボリンジャーバンドを使った逆張りインジケーターを使ってバックテストしてみた
BOAnalyzerを入手して嬉しくて嬉しくて堪らないのでさっそく簡単なインジケーターを作ってバックテストをしてみました。
バイナリーオプションは逆張りが効果的だと思うので順張りにも逆張りにも使える万能インジケーターであるボリンジャーバンドに登場してもらいました。
ロウアーラインにタッチしたら買い、アッパーラインにタッチしたら売りというシンプルなロジックです。
チャートに表示するとこんな感じになります。
レンジ相場では効果的な一方でトレンドが発生した状況ではちょっと辛いかなという印象ですね。
このインジケーターをBOAnalyzer_EA.ex4でバックテストして出力されたCSVファイルをBOAnalyzerに読み込み解析開始ボタンを押します。爆益になりそうでちょっとドキドキしちゃいますね。
こ、これは(笑)
勝率は53%あるのですが損益分岐点が54.05%なので見事なまでの右肩下がりです。しかも引き分けは負けと判断しているので勝率的には最低でも56%は欲しいところです(T_T)
このままでもハイローオーストラリアさんのいいカモです(笑)
時間帯別損益をチェックして得意な時間帯を見つけよう
ボリンジャーバンドの逆張り戦略はこのままではまったく使い物になりません。そこでBOAnalyzerに搭載されている超優れものな機能である「時間帯別損益」をチェックしてみることにしましょう。
この機能は各時間帯の損益をグラフで表示してくれる機能でテストした戦略が得意とする時間帯、苦手とする時間帯を簡単に見つけることが出来ます。
どうでしょう、ものすごくわかりやすいと思いませんか?
このグラフを見ると3時から5時にかけての時間帯を得意としているのが一目瞭然です。この時間帯のみトレードしたらどうなるか非常に気になりますよね。
BOAnalyzerに搭載されているタイムフィルター機能が素晴らしい
「時間帯別損益」のグラフによって今回テストしたインジケーターの得意とする時間帯が3時から5時であるということがわかりました。気になるのはこの時間帯にのみトレードした場合の結果なのですが、BOAnalyzerに搭載されているタイムフィルターを使うことでバックテストをすることが出来てしまうのです。
「タイムフィルター設定」で3時、4時、5時だけにチェックを入れて「解析開始」ボタンを押すとこの時間帯だけのバックテスト結果が表示されます。嬉しいことに勝率は56.9%にまで跳ね上がっていますね。
「資金の推移」タブに切り替えて損益グラフを見てみましょう。
ところどころにドローダウンはあるもののタイムイルターなしでバックテストした結果とは雲泥の差です。他の逆張り戦略もこの時間帯に有効な可能性もあるのでいろいろと試してみたくなりますね。
ヒストリカルデータはFXDDのものを使っているのでハイローオーストラリアのレートとは違うので実際に通用するのかどうかはわかりませんが、BOAnalyzerがトレード戦略を検討するうえで大きな手助けをしてくれるツールであることは間違いありません。未検証のシグナルインジケーターでトレードするよりは事前に過去データでの成績をチャックすることをお勧めします。
コメント