EAつくーるでトレンドフォーローEAを作ってみたい
最近すっかり楽しいおもちゃと化してしまっている「EAつくーる」を使ってトレンドフォローのEAを作ってみました。「EAつくーる」おかげなのでしょうか、最近MT4やMetaEditorを使う機会が増えてきました。
今回作成するロジックは非常にシンプルです。
トレンドの判定には期間200日の移動平均線(MA200)を使用します。価格がMA200より上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドでMAの傾きや価格との乖離などは一切考慮していません。
シンプルですが為替相場で大きなトレンドを捉えようとしたらこのくらいの期間の方が騙しが少なくていいと思います。レンジ相場での騙し?そんなものは知りません(笑)
トレンドの判定は期間200日というかなり長期の移動平均線を使用しましたが、エントリーはどうしたらいいいのか迷いますね。
トレンド方向さえ間違えていなければエントリーロジックは意外と適当でも大丈夫なのでフッ化う考えないようにしましょうかね。
一般的には上昇トレンドだったら押したところを、下降トレンドだったら戻ったところを拾うことが多いです。押し目買いや戻り売りを判断するのにはいろいろな方法があるのですが、今回はダイレクト感満載のロウソク足を使用しました。
インジケーターはどうしてもある程度の期間を計算に使用するのでレスポンスという面ではロウソク足には遠く及びません。
上昇トレンドを検知し陰線が完成したら買いエントリー、下降トレンドを検知し陽線が完成したら売りのエントリーというわけです。うーんシンプルすぎるぜっw
文章だと分かりにくいかもしれないのでまとめておきましょう。
【ロングエントリー】
条件1 MA200<価格
条件2 始値>終値
【ショートエントリー】
条件1 MA200>価格
条件2 始値<終値
エントリーのロジックは簡単にまとまってしまいましたね。しかし決済に関してはどうしたらよいのか非常に迷っています。
「EAつくーる」はテクニカル要件を満たした時に決済することも出来るのですが、今回はEAつくーるに標準装備されているトレーリングストップという素晴らしい機能を使用します。
標準装備のトレーリングストップには値幅や移動平均線、ATRなどいろいろあるのですが今回はATRを使用しました。ATRはボラティリティを表示してくれるインジケーターです。
ということはその時のvolatilityを計算してストップロスの数値を変えていくということですね。
相場の変化に適応しやすいトレーリングストップという解釈で良いでしょう。
あとはブレークイーブンとTP、SLをセットします。オプションにロウソク足1本に付き1回のみエントリーするというオプションもあったのでそちらも使いました。
かなり細かいところにまで手が届くかなり融通の効くソフトです(笑)
今回作成したトレンドフォローEAのバックテスト結果
このEA単体ではドーローダウンが大きいしトレード回数も少ないので実用性はありませんが、「EAつくーる」EAを作成する練習になるかもしれないのでEAつくーるで読み込めるファイルを置いておきます。
[wpdm_file id=5]
上の画像で赤い四角で囲ってある「ロード」ボタンをクリックして読み込んでください。設定が読み込まれますのでどんどん改良してみてください。いいものが出来たらぜひ教えていただけると嬉しいです。
EAつくーるWebがMT5に対応しています
アップデートでEAつくーるWeb版がMT4だけでなくMT5にも対応できるようになりました。
MT4用に作成したロジックでもMT5のEA(mq5ファイル)として出力することが出来ます。
mql4→mql5コンバーターで既存のEAを返還するよりはEAつくーるを使って新規にMT5のEAを作成した方が手っ取り早いかもしれませんね。
コメント
EAつくーるで読み込めるファイルを置いておきます。
とはどちらに置いておられるのでしょうか?