一目均衡表の雲を使ったEA

EA
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一目均衡表の雲を使ったEA

テクニカル分析の中でもかなり難易度の高い一目均衡表はなかなか奥が深いのでその複雑なラインを眺めながらチャートの前で思考が止まってしまうことがあります。

え、お前だけだろ?って突っ込みが聞こえてきそうですね。

正しく解釈してEA化するのは自分のスキルではほぼ絶望的となっているのであと2日間くらいはチャートの前に立ち尽くしていることでしょう。

しかし、一目均衡表の一部の機能を利用してEAを作成することだったら一目均衡表に精通していない私でも比較的簡単に出来てしまいます。今回は一目均衡表の中でも人気の高い雲に着目したEAを作成してみました。

一目均衡表の雲は先行スパンAと先行スパンBに囲まれているエリアのことでチャート上ではまさしく雲のように表示されます。価格を飛行機に置き換えると2Dのフライトゲームに見えなくもありません(笑)

先行スパンAとは(当日の転換線+当日の基準線)/2を当日を入れて26日未来の位置に記録します。一方、先行スパンBは(当日を含む過去52日間の中の高値+同安値)/2を当日を入れて26日未来の位置に記録します。
逆に言うと現在の雲の位置は過去50日程度の価格データが反映されているということになります。

EAつくーるでEAを作成する場合、売買条件から一目均衡表を選択して先行スパンAと先行スパンBに対するロウソクの位置関係を入力するだけですむのでとても簡単です。

今回作成したEAのロジックは雲の上に価格があれば買って、雲の下に価格があれば売るという非常にシンプルなものにしました。決済はテイクプロフィット、ストップロス、トレーリングストップのみです。あ、建値ストップ(ブレークイーブン)も使っていました(笑)

一目均衡表EAのバックテスト結果

一目均衡表EA

一目均衡表EA

やはり、先行スパンだけのシンプルロジックだとかなりつらい結果になってしまいました。

EAつくーるの使い方にもそろそろ慣れてきたので、今後はもう一手間加えたEAも作れればいいなと思います。

今回一目均衡表の雲を使用したEAを作ってみて、一目均衡表には秘めたるポテンシャルがあることを感じました。

一目均衡表は転換線や基準線の向き、位置関係なども含めて判断するとかなり面白そうです。そして忘れちゃいけない秘密兵器の遅行スパン。使いこなすのは大変そうですけど地道に勉強していきたいですね。

全てのラインを使いこなしたEAが作れるようになったらMT4卒業できるかな。

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