EAつくーるで作成したEAがリリース
前回の記事で紹介したプログラミングの知識がなくてもEAが作れちゃうツール「EAつくーる」で作成した自動売買プログラム「 【EAつくーるで作成】 iDrive_SimpleTrend_GBPJPY」がリリースされていました。
EAつくーるはプログラミングの知識がなくてもMT4のEAが簡単に作成できるツールですが、実際にEAを販売することまで出来てしまうのはすごいですね。
優れたロジックを持っていながらプログラミング出来ないがためにEA化を躊躇していた人にとってEAつくーるは強力な味方になってくれます。
これから自動売買を始めようとしている人は市販のEA以外にも自作するという可能性があることも視野に入れておいた方がいいでしょう。
iDrive_SimpleTrend_GBPJPYの特徴
それでは話を「iDrive_SimpleTrend_GBPJPY」に戻しましょう。
このEAはポンド円のスイングトレードで短期運用よりも長期運用に向いているEAです。
初期設定は
ロット数 0.1
ストップロス 80pips
テイクプロフィット 220pips
となっています。
ストップロス80pipsなので10,000通貨単位でだいたい10,000円以下の損失に限定されるので心臓には比較的優しいEAなのではないかと思います。ブレイクイーブン(建値ストップ)が搭載されているのでレンジ相場では建値でクローズすることでドローダウンの低減を図っています。
テイクプロフィット(利益確定)は240pipsなのでトレンドを上手く捉えたときの利益が大きいのでブレイクイーブンによるドローダウン低減効果と相まって着実に利益を伸ばしていくロジックとなっています。
使用しているインディケーターはMACDでトレンドの方向を判定してからエントリーするようです。
スキャルピングEAに比べて勝率は良くないし、ある程度の連敗は覚悟しなくてはいけないのですが、MACDという優秀なトレンド系インジケーターを使用していることもあり長い目で見ると安全性は高いのかなという感じはします。
バックテストの収益曲線を見ると洗練されたEAというわけでもないのでこのEA単体で使用するよりも他のEAと相性を探りながらポートフォリオを組んでいくといいのかもしれません。
フォワードテスト結果は以下のとおりです。トレンドの強さが弱い期間には成績が伸び悩んでいますが、トレンドが発生したときには大きな利益を獲得しています。
約5年間で55万円もの利益を上げているのでロット小さ目で長い期間運用するのに向いているEAだと思います。
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