一目均衡表の雲の状態をヒストグラム表示するトレンドフィルター的なインジケーター

裁量トレーダーの間で根強い人気のある一目均衡表ですが、ラインの数が多く煩雑なので使いこなすのにはかなりの修行が必要になります。

ライトなユーザーの中には一目均衡表の全てのラインを使うことを諦めて特定のラインだけに特化したトレード戦略をたてているひともいるようです。

一目均衡表には5本のラインがあるのですが、その中でも人気なのが先行スパンAと先行スパンBだと思います。この2本のラインに囲まれたエリアは雲と呼ばれトレンドを判断するのに役立ちます。そう言えばマーフィーさんのスパンモデルも雲に着目した戦略ですごい人気がありましたよね。

自作EAに一目均衡表の雲をトレンドフィルターとして使うときには以下の2つのパターンのうちのいずれかを採用しています。

1.価格が雲の上にある時→上昇トレンド

価格が雲の下にある時→下降トレンド

2.先行スパンAが先行スパンBの上にある時→上昇トレンド

先行スパンAが先行スパンBの下にある時→下降トレンド

1番目のパターンは見た目どおりで非常にわかりやすく、価格が雲にタッチした時のリトレイスメントを狙ったトレードを実践している人も多いはずです。

一方の2番めのパターンは雲のねじれによってトレンドの状態が反転するという考え方なのですが、MT4のデフォルト設定では雲がどちらにねじれていようが似たような色で表示されるのでちょっとわかりにくいですよね。

トレンドの方向をわかりやすくするためにはインジケーターの色を変更するのが効果的です。

青と赤で色分けされるのでトレンドの方向が見やすくなりましたね。これでも十分なのですがさらにシンプルにするためにヒストグラム表示するインジケーターを作成してみました。

先行スパンAが先行スパンBよりも上にあるときには青い表示、先行スパンAが先行スパンBよりも下にある時は赤い表示になります。先行スパンAと先行スパンBはたまに重なることがありますが、その時は灰色で表示されます。

チャートの見た目がかなりすっきりとしました。ロウソク足がハッキリと見えるので他のインジケーターと組み合わせやすいというのが一番のメリットでしょう。

一方で雲とロウソク足の位置関係までは反映されないので反発するポイントがわかりにくくなるというデメリットもあります。雲でエントリーのタイミングをはかっている人には不向きなインジケーターですね。

エントリーのタイミングで矢印の出るインジケーターと組み合わせて使うくらいしか出番が無いかもしれません(笑)

今回作成したインジケーターは下のリンクからダウンロードできます。

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