なんかすごそうな一目均衡表
一目均衡表はチャートに表示させるだけで勝てそうな気分にさせてくれるポテンシャルを持ったテクニカル分析で個人的にもかなりお世話になっています(笑)
FXを始めた当初は移動平均線、MACD、ストキャスティクス、RSI、ボリンジャーバンドあたりを組み合わせてトレード手法を考案していたのですが、勝てる戦略を見つけ出すことに非常に苦労しました。
そんな時に試しに使った一目均衡表でたまたま勝ってしまったので一目均衡表に対する評価は非常に高いものになりました。そうはいってもたまたま相場が良かったために買ったに過ぎないので、その後継続して勝つことは出来ませんでしたが第一印象の良さはって大切ですから(^^)
EAを作成するようになってからは一目均衡表を教科書通りの方法で使わずに、例えば雲をトレンドフィルターに使用したり、転換線と基準線のクロスを使用したりと原作者に怒られそうな使い方をしています(^^;)
一目均衡表はそのような使い方をしても非常に有効な懐の深いテクニカル分析なのです。
一目均衡表で気になるのは雲の存在
一目均衡表でなんと言っても人気があるのが雲の存在です。私は雲をトレンドフィルターとしてよく使っていますが、一番最初に作ったのは雲とロウソク足を使ったシンプルなトレード手法のEAです。
複雑怪奇なテクニカル分析である一目均衡表のEAもEAつくーるなら簡単に作成することが出来ます。というわけで今回もEAつくーるのお世話になっています。
ロジックは簡単でロウソク足が雲を上抜けしたらロング、下抜けしたらショートするというシンプルなものです。
ポジション1 (マジックナンバー:1)
売買条件1 : 2本前のローソク足終値 < 2本前の一目均衡表の先行スパンAの場合、買いエントリー
売買条件2 : 売買条件1に加えて1本前のローソク足終値 > 1本前の一目均衡表の先行スパンA
売買条件3 : 売買条件1に加えて1本前の一目均衡表の先行スパンA > 1本前の一目均衡表の先行スパンB
売買条件4 : 2本前のローソク足終値 > 2本前の一目均衡表の先行スパンAの場合、売りエントリー
売買条件5 : 売買条件4に加えて1本前のローソク足終値 < 1本前の一目均衡表の先行スパンA
売買条件6 : 売買条件4に加えて1本前の一目均衡表の先行スパンA < 1本前の一目均衡表の先行スパンB
ドル円1時間足でバックテストしてみるとデフォルトのパラメーターでもいい感じです。やはり日本発のインジケーターである一目均衡表はドル円と相性がいいですね。
今回作成したEAは以下のリンクからダウンロードできます。
コメント
今回のEA、興味深かったのでダウンロードしてみました。
デフォルトの設定が、TP300SL100⇒TP200SL100にて直近データーで試した所、トレーリングを使わない硬派な動きがなんだか良さげなんですけど、どうでしょうか。0.01ロットで実戦配備しようかなぁ・・・。
はじめまして。
もっと単純にロウソク足が雲を上抜けしたらロング、下抜けしたらショートするというEAは作成可能ですか?1本前のローソク足終値 > 1本前の一目均衡表の先行スパン
1本前のローソク足終値 < 1本前の一目均衡表の先行スパンのみです。単純に価格が上の先行スパンの上抜けでロング、価格が下の下抜けでショート。AやBの区別無しです。