プログラミングが出来なくてもEAが作れるEAつくーる
プログラミングが苦手な人にとってとって強い味方になってくれるのが、売買条件を入力するだけで自動的にEA作成してくれるツールです。特に自由度が高く、高度なロジックを実装することが出来るEAつくーるは、数あるEA作成ツールの中でもおすすめ出来る存在です。
EAつくーるはWindowsパソコンでしか使えないのが難点ですが、そもそもMT4自体がWindows用のソフトなのであきらめもつきますね。
自動売買に関するポータルサイト的なfx-onには、このEAつくーるで作成したEAが、数多く出品されています。EAつくーるで作成したことを明記していない開発者もいることを考えると、かなりの数が出品されているのではないでしょうか。
ポンド円用のスイングトレードEA
今回はこの中でも成績のいいポンド円のスイングトレードEAを取り上げてみたいと思います。
iDrive_SimpleTrend_GBPJPYは、1時間足チャートで動くEAで基本的なロジックとしては、トレンド方向にのみエントリーする順張りとなっています。
テイクプロフィットをストップロスよりも小さくすることで、利を大きく伸ばしすリスクリワードレシオに優れたトレードを目指しているようです。
デフォルトのストップロスは80pips、テイクプロフィットは220pipsとなっています。
ブレークイーブンにより、60pips順行したらストップロスをエントリーポイントまで移動します。この機能により、レンジ相場での往復びんたをうまく回避できているようです。
iDrive_SimpleTrend_GBPJPYのバックテスト結果をチェック
バックテストを見るとスイングトレードEAにしては、ドローダウンも軽減されており、ブレークイーブンの効果はかなり期待できそうです。バックテスト期間は10年間ですが、細かい凹凸はありますが、ほぼ同じ角度で上昇しています。
フォワードテストもバックテスト同様に順調で比較的ドローダウンの少ないシステムと言ってもよさそうです。ブレイクイーブンが効いてるんでしょうね。
このシステムは最大保有ポジションが1ということなので、非常にリスクマネジメントのしやすいEAで、他のシステムとポートフォリオを組む時も計算しやすいというメリットを持っています。
タイムフィルターを使用していないという点とスプレッドに左右されにくいスウイングトレードという2点によりブローカー選びは他のEAに比べると楽かもしれないですね。
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