fx-onのシステムトレード売れ筋ランキングでトップの「緊急発動FX USDJPY」はトレード回数が少ないものの着実なフォワード実績を積み上げているEAです。
ロジックは簡単で1分足が設定したpips以上動いたら、動いた方向にエントリーするというものです。フォワードテスト結果は以下の通りです。
バックテスト結果を見ていただけるとわかるようにトレード回数がとても少なくないのが気になりますが、大きなドローダウンもなく着実に利益を伸ばしています。
気になるトレード回数は3年間で33回ほどです。1年あたり11回なので一月に一回トレードするかしないかというところですね。
これはあくまでの平均値なので実際はその年によってばらつきがあります。相場が一気に動くような状況になるのをじっと待ってチャンスは確実に掴むというのがこのEAが目指しているところなのでしょう。
このEAが6,000円というお買い得価格に設定されているのはトレード回数が少ないからなのでしょうか。こういうおそらく良心的な開発者さんなのでしょう。
この手のロジックのEAは希少だと思うので自分が開発者だったらもう少し高い価格を付けてしまうと思います(*^-^*)
この開発者さんの良心的なところは価格設定だけではありません。なんとロジックを公開してくれているんです。
緊急発動FX USDJPYのロジック
エントリー
1分足が、●●pips(パラメーターで設定可能。デフォルトは51)動いたら順張りエントリーします。特にフィルターは設けていません。スプレッド拡大が10pips以上はエントリーしません。
トレーリングストップ
●●pips以上の含み益が出たら、+5pipsにストップが移動。
決済
T/Pか、S/Lか、60分足でのRSI判断
これだけ情報を出してくれるとどんな動きをするEAなのかがわかるので、ユーザーにとっては使いやすいんじゃないかと思います。
またEAを自作できる人はこのロジックを参考に似たようなEAを作ることも可能になります。
さっそく「緊急発動FX USDJPY」の公開されているロジックから似たようなEAを作ってみましたが、やはり本家のパフォーマンスには敵わないようです。
開発期間を十分にとって試行錯誤の繰り返しから生み出されたEAなので中身まで真似するのは難しいのは当然ですよね。
このロジックが他の通貨にも通用するか検証すると面白そうですね。相関を考えてポートフォリオを組むなど夢が広がってきます(^◇^)
コメント