RSIは売られ過ぎ、買われ過ぎを判断するインジケーター
トレードには逆張りトレードと順張りトレードがあります。順張りとはトレンドの方向にエントリーする手法で、トレード経験がない人でも何となくイメージできるのではないかと思います。
一方の逆張りはトレンドの逆方向にエントリーするというチャレンジャーぶりが魅力?のトレード手法です。
逆張りの判断基準には一般的にはオシレーターというインジケーターを使いますが、今回作成したMT4用の自動売買プログラム(以下EA)にはRSIというオシレーターを使っています。
RSIは買われ過ぎ、売られ過ぎを判断できるインジケーターです。
買われ過ぎと判断したら売り、売られ過ぎと判断したら買うという指標に使うにはもってこいなのです。
RSIが下部に引いたラインを越えたら買い、上部に引いたラインを越えたら売るということになります。
今回はRSIだけに頼ってしまい、特にフィルターを使っていないのでトレンドの発生しやすい通貨ペアでは厳しい結果が待っていそうです^^;
EAの作成にはプログラムなしでも簡単にEAが作成できるEAつくーるが便利です。
売買ルールは簡単でRSIが25を下回ったら買い、75を越えたら売るというシンプルなものです。手仕舞いにもRSIを使用しています。
RSI逆張りEAの売買ルール
買いエントリー
RSIが25ラインを下抜け
売りエントリー
RSIが75ラインを上抜け
買いクローズ
RSIが70以上
売りクローズ
RSIが30以下
SLとTPは両方とも100pipsで設定しています。なんとシンプルで漢らしいロジックなのでしょうか。
逆張りEAは他にもいろいろと作ってきましたが比較的ドル円は相性がいいようですが、ユーロドルはレンジフィルターを組み合わせないと機能しないことが多かったです。
シンプルな逆張りEAを作りたいときはドル円のほうが作りやすいような気がします。他の通貨での相性は検証していませんがもしかしたら大穴通貨ペアがあるかもしれません^^
曜日フィルターとタイムフィルターを搭載したので必要に応じて試してみると面白いロジックが組めるかもしれません。
RSIの計算方法
14日間の値上がり幅平均/(14日間の値上がり幅平均+14日間の値下がり幅平均)×100
計算方法を見るとわかるように一定期間の値動きの平均を百分率で表しているだけなので設定期間内での値幅以上に値動きがあると、0%付近や100%付近に張り付いてしまうことになります。この特性を利用してブレイクアウトに利用することも出来ますし、逆張りと組み合わせてハイブリッドなEAとしても活用できるかもしれません。RSIを利用したEAについてはもう少し研究していきたいですね。
コメント
お世話になります
RSIのEAダウンロードさせていただきました
何点か質問したい事があるのですが、よろしくお願いします